目次
カラーゴールドとは?
カラーゴールドは、純金状態では柔らかすぎるという金の特性を補完するため、銀や銅などの他の金属を混ぜ合わせることによって出来る金合金で、混ぜ合わせる金属やその配合比率によって様々な色合いや硬度を造り出すことができます。
様々な場面に合わせて色味を変えて楽しめる
カラーゴールドは基本となる黄金色以外にも銀白色やピンクなど様々な色合いのカラーバリエーションが楽しめるため、盛大なパーティには華やかな色合い、厳かな式典には落ち着いた色合いのカラーゴールドを選ぶなど、TPOに合わせた様々な色味を楽しむことができます。
硬度が高いので頑丈
純度100%の金は爪でひっかいただけでキズがつくほど柔らかいため、キズや変形に気を付けて使用する必要があります。一方、カラーゴールドは硬い金属を混ぜることで硬度が上がり、頑丈になります。そのため、普段使いのジュエリーにはカラーゴールドの硬度の方が適しています。
ジュエリーなどによく用いられる代表的なカラーゴールド3選
カラーゴールドには様々な種類がありますが、ジュエリーなどで多く使われているのは「イエローゴールド」「ピンクゴールド」「ホワイトゴールド」の3種です。代表的なカラーゴールドが持つ魅力をご紹介します。
イエローゴールドの特徴と魅力
純金のもつ黄金色の輝きを保ったまま、硬度を上げるために銀と銅を混ぜ合わせて金合金にしたカラーゴールドをイエローゴールドといいます。銀と銅の成分比率によって色味が若干異なりますが、どれも美しい黄金色をしており、その輝きからさまざまなアクセサリーで活用できる金合金です。ハイブランドでも多く取り扱われており、高級感のあるアクセサリーや華やかな輝きから結婚指輪などにも選ばれる事も多いカラーゴールドになります。
ピンクゴールドの特徴と魅力
ピンクゴールドはカラーゴールドとよばれている金合金の一種であり、純金に銅・銀・パラジウムを混ぜて生成したものです。ピンクゴールドの場合は銅の配合比率がかなり高いため、ピンク色の金になり、女性に人気の高いカラーゴールドとなっています。また、銅は金属の中でも硬度が高い金属のため、ピンクゴールドもその性質を受け継ぎ、他のカラーゴールドに比べてもトップクラスに硬度が高くなっています。一方で、金の純度が低くなるとその硬さが災いし、リングのサイズ直しなどがしにくくなるなどの問題も発生しやすく、銅のイオン化傾向が高いため、他のカラーゴールドよりも金属アレルギーを起こしやすい金といわれています。
ホワイトゴールドの特徴と魅力
ホワイトゴールドは美しい銀白色の輝きをもつため、老若男女問わず違和感なく利用することができ、デザインがシンプルなものであれば、冠婚葬祭などでも使う事のできる万能さがあります。また、ホワイトゴールドは金合金になるため、純金や純プラチナ、シルバーと比べても硬い金属となるため、普段使いにも最適です。また、カラーゴールドの中でも特に変色や錆びに強く、優れた耐腐食性から輝きが失われにくい事も人気の秘密です。
まとめ
金といえば黄金色のイメージが先行しますが、様々な色合いのカラーゴールドも大変魅力的です。金本来が持つ豪華な風合いに加えて、様々な色合いによって身に付ける人の雰囲気をさらに引き出してくれます。今回紹介した2種類以外にもレッドゴールド・パープルゴールドなどの種類や、同じカラーゴールドでも配合率によって色合いが変わります。是非自分に合うカラーゴールドを手に取り、ジュエリーを着飾っておしゃれを楽しんでください。