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ホワイトゴールドの魅力
様々な場面で使える
ホワイトゴールドは美しい銀白色の輝きをもつため、老若男女問わず違和感なく利用することができ、デザインがシンプルなものであれば、冠婚葬祭などでも使う事のできる万能さがあります。また、ホワイトゴールドは金合金になるため、純金や純プラチナ、シルバーと比べても硬い金属となるため、普段使いにも最適です。
ダイヤモンドやカラーストーンとの相性が良い
ホワイトゴールドはダイヤモンドと同系色の輝きを放つため、地金部分とダイヤ部分の一体感が生まれ、小さなダイヤモンドでも大きく輝いているように見える効果があります。また、ホワイトゴールドは色石の色調を邪魔しないため、アメジストやペリドット、アクアマリンなど様々な色のカラーストーンと相性がよく、色石本来の色味を楽しむことができることも大きな魅力といえます。
変色や錆に強い
金はもともと非常に安定性の高い金属で、通常の酸や塩基で酸化反応を起こすことはありません。ホワイトゴールドをはじめとしたカラーゴールドも金の優れた耐腐食性の恩恵を受けて、通常の金属よりも変色や錆びに強い性質をもっています。さらに、ホワイトゴールドの場合はロジウムでメッキ処理をしているものが多く、通常の金合金よりも変色や錆びに強くなっています。
ホワイトゴールドとプラチナの違い
同系統の色合いやプラチナの和名（白金）を直訳するとホワイトゴールドになってしまう事から混同される事もあるこの2種類の金属ですが、まったく別の金属になります。
色味
色味は共に美しい白銀色の輝きを放ち、光沢感はプラチナは落ち着いた輝きを、ホワイトゴールドは強く輝く場合が多いです。また、ホワイトゴールドはロジウムメッキをしている場合が多く、ロジウムメッキのないもの、もしくはメッキが剥がれた部分に関しては銀白色に薄い黄色が混ざる色合いになります。
強度
純金や純プラチナは柔らかい金属になるため、強度や硬度に関しては割金の種類や量によって変わります。ジュエリーで一般的に用いられている純度で考えますとホワイトゴールドの方が割金の割合が多くなるため、ホワイトゴールドの方が硬度や強度が高くなります。
耐腐食性や変色の有無
両方とも耐腐食性や変色に対してはかなり強く、共に安心して使える貴金属といえます。強いていうならば、長年使った際にメッキの剥がれや純度の差でホワイトゴールドの方が変色しやすいといわれています。
ホワイトゴールドとプラチナが似ている理由
現在でこそホワイトゴールドとプラチナはどちらも同じように高価な白色系の貴金属として愛されていますが、実際にこの2種の金属は似ていますよね。これにはしっかりとした理由があります。それは元々ホワイトゴールドはプラチナの代用品として開発された経緯があるためです。
プラチナは現在でも採掘できる地域が限定的な希少な金属です。1900年代はじめは第一次世界大戦やロシア革命の影響により、プラチナの供給が大幅に減少しました。ジュエリー業界や時計業界はなんとかプラチナの代替品をつくる必要があり、その際に注目したのが硬度と安定性を兼ね備えた金合金でした。その流れでパラジウム系ホワイトゴールドが開発されることになりました。日本国内では昭和50年代までホワイトゴールドはプラチナの代替材と認識されていました。しかしその後、カラーゴールドが大流行し、ニッケル系ホワイトゴールドも加わり、白色の金としてプラチナと共に白色系の貴金属として認知されました。
ホワイトゴールドの価値
以前はプラチナよりもリーズナブルな白色系の貴金属としても人気でしたが、昨今の金相場の急騰からリーズナブルなものではなくなってしまっています。純金の2023年3月現在の相場は9,000円/1gを超えており、ジュエリーに使われるホワイトゴールドとして一般的なK18でも7,000円/1gを超える価格で取引されています。このような現状から、プラチナよりも高価な貴金属となっています。
ホワイトゴールドを高く売却するためにはどうしたらいいのか
メンテナンス
有名ブランドアクセサリーの素材にされる事も多いホワイトゴールドは、きれいな状態で使用されていたものを売却する場合、ホワイトゴールドの貴金属としての価値だけでなく、デザイン性なども加味された金額として買取が期待されます。そのため、変色や色褪せを防ぐために使用後に酸化の原因となる皮脂汚れや化粧品などをジュエリー専用クロスや眼鏡拭き、セーム革などの柔らかい布でしっかり拭き取りましょう。この際、ティッシュや目の粗い布で拭くと、細かな傷が増える原因になるため、使用は避けてください。また、ホワイトゴールドはロジウムメッキで加工されている場合が多いため、磨き布などを使用するのは厳禁です。
優良店で売却する
優良店と一言でいってもわかりにくいと思います。簡単な目安としてまず指針となるのは、貴金属としてだけでなく、デザイン性や宝石についても評価してくれる所で売却することが重要です。「買取大吉」は現在、貴金属の買取を強化しており、経験豊富な鑑定士が多数在籍しているため、貴金属だけでなく、ブランドや宝石の買取にも対応することができます。
まとめ
今回はカラーゴールドでもトップクラスの人気を誇るホワイトゴールドについてご紹介しました。ホワイトゴールドは上述した通り、場面や宝石を選ばずに様々な輝きを見せるカラーゴールドです。みなさんも是非、自分に合う組み合わせやデザインを探してみてはいかがでしょうか。
