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金を彩る様々なカラーゴールドたち

1699_レッド ゴールド

金を使用したアクセサリー、ジュエリーはいつの時代も私たちを虜にしてきました。金を使ったアクセサリーは一つの基準として純度があることは多くの方がご存じかと思います。K24、K18と表記されるものです。金は非常に柔らかく加工しやすいという性質がありますが、それはアクセサリー、ジュエリーとしては”キズが付きやすい”という一つの欠点にもなります。それを防ぐために割金と呼ばれる他の金属を混ぜて耐久性を高めるというのがゴールドジュエリーとしては定番になっています。そんな純度の他にも、色で選ぶ楽しみ方もたいへん人気です。ピンクやイエローなどたくさん種類があり、希少性もそれぞれ異なります。
イエローやピンクゴールドなどは、割とたくさんのジュエリーとして使われているため馴染み深い色ではありますが、中には一見するとゴールドとは思えない色のカラーゴールドもあります。TPOで変えるのがマナーのファッションのように、その日のお出かけ先や気分に合わせて選べるのが魅力の一つです。

カラーゴールドの特徴

カラーゴールドの特徴についてお話いたします。金自体の色がたくさんあるわけではありません。金と言えば、で多い浮かぶように、金自体には一つの色しかありません。カラーゴールドとはつまり、金にそれ以外の金属を混ぜ合わせることによって、基本の金以外の色味を出したもののことを言います。例えばK18といえば、75%は金、残りの25%はそれ以外の金属という意味ですが、その25%の割金を変えることでピンクやレッド、グリーンなど様々な色を演出しているわけです。

カラーゴールドの定義と種類

一般社団法人 日本ジュエリー協会では「ジュエリー及び貴金属製品の素材等の表示規定2017(平成29)年度改訂版」において、カラーゴールドを「地金本体が色相を持つ金合金」と定義しています。メッキやコーティングなどで表面だけが色付けされたゴールドは、定義上カラーゴールドとは呼べません。

また、同規定では、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、レッドゴールド、グリーンゴールド、グレーゴールドの6種のみ、色の基準値や色名、色調を表す記号の表記方法を定義しています。他の色調の金合金は「その他のカラーゴールド」に分類され、細かい定義が無いことから、色の基準値や表記方法は各ブランドによって異なります。

様々な彩のカラーゴールドたち

【定番色】

・ピンクゴールド:PGと表記される。肌馴染みのいい色で、カラーゴールドの中でも長い間、人気となっているカラー
・イエローゴールド:YGと表記される。黄色というより金色に近いお色
・ホワイトゴールド:WGと表記される。少し金色が残ったものはシャンパンゴールドと呼ばれることも

 

【希少色】
・グリーンゴールド:GGと表記される。ライムゴールドや青金と呼ばれることも。使うにつれ独特の風合いが生まれる
・ブラックゴールド:BGと表記される。重厚感のあるお色で高級感漂う

女性を虜にする?日本人とも馴染みが深いレッドゴールド

定番カラーのホワイト、イエローなどよりも、最近、人気が高まっているのがレッドゴールドです。ピンクゴールドよりも濃く、上品な高貴なお色なので、昔から欧米では宝飾品等に使われていました。レッドゴールドは金に銅を割金として混ぜたものなので、金と比べると腐食やくすみは発生しやすいというデメリットもあります。
しかし、銅の特性を活かし、純金に比べると非常に丈夫で硬く、キズが付きにくいという強味もあります。
素材の特性として、日常使いしやすいというのも女性に人気がある理由の一つです。

自分に似合うゴールドカラーは?

ファッションなど、自分に似合う色を選んでいる際、「日本人には●●が似合う」といった話を聞いたことはありませんか?カラーゴールドでいえば「イエローベースが多い日本人にはイエローゴールドが似合う」や、「日本人でも色白の方にはホワイトゴールドが似合う」といった意見もあり、どれが正しいのか悩んだ人も少なくないと思います。
結論としては、日本人なら誰でも似合うゴールドの色というのはありません。なぜなら似合う色、似合わない色というのは、肌の色だけでなく年齢や顔立ち、ファッションのテイストなど、さまざまな要素が関係するからです。
パーソナルカラー診断といったものもありますので、気になる方はぜひ一度、ご自身に似合う最適なお色を調べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

金といえば黄金色のイメージが先行しますが、カラフルなカラーゴールドの存在も欠かせません。金本来が持つ豪華な風合いはそのままに、身に付ける人の雰囲気をさらに引き出してくれます。様々な色味が楽しめるカラーゴールドには個性をアピールできる魅力が数多くあります。是非とっておきのカラーゴールドを手に取り、自分らしくジュエリーを楽しんでください。

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