お電話 でのお申込み・ご相談は 0120-15-1234 電話受付:
24時間
メール
24時間OK! メールでお問い合わせ

選べる3つの買取方法

ボタン 店舗買取

ご成約で即現金化!
お得な来店特典もあります!

ボタン 出張買取

ご自宅に査定員がお伺いする、
外出不要の買取サービス!

ボタン 催事買取

各地域の催事会場で行われる、
期間限定の買取イベント!

Instagram Facebook Twitter Youtube
買取大吉 買取品目 金・貴金属 金・貴金属の記事一覧 使い勝手のいいK10のホワイトゴールド(WG) 

使い勝手のいいK10のホワイトゴールド(WG) 

1371_ k10 wg

ゴールドジュエリーには様々な金含有量の製品が存在します。純金はK24と表され、そのほかの金属と混ぜ合わされた場合には、K18やK10など多様な金含有量の金合金が作られます。K10は一般的には金含有量が低い、安価な金合金という認識がありますが、実は10K WG(ホワイトゴールド)はこういった金合金の特性を巧みに使った、絶妙な素材なのかもしれません。その理由を解説していきます!

K10とはどういうことか

そもそもK10とはゴールドにおいて、どういうものなのでしょうか。K10とはすなわち10Karat(カラット)の意味です。カラットとは金の比重・含有量を表わす単位で、24分率で表されます。つまりK24は金含有量100%=純金、K18なら金含有量75%、K10なら金含有量41.7%ということになります。

なぜ金はこのように様々な含有量の合金にされるのかというと、金は金属としては非常に柔らかいもので、純金のままだとジュエリーに加工するには柔らかすぎるのです。そのため他の金属を混ぜて、加工しやすい“金合金”にして、ゴールドジュエリーを製作します。

金合金のメリットとして、黄金色だけではない様々な色を表現できたり、高価な金でも含有率を下げることで価格を抑えることができたり、用途に合わせた強度を持たせることができる点などが挙げられます。K18は金の高い純度と、加工のしやすさを併せ持ったいわば“金の黄金比”で、ゴールドジュエリーとして非常にポピュラーです。K14も強度のあるゴールドジュエリーをつくることができるため、結婚指輪やエンゲージリングによく用いられます。

金合金の構成は下記のようなものが一般的です。

・イエローゴールド(YG):金+銀+銅(+亜鉛)

・ピンクゴールド(PG):金+銅+銀

・ホワイトゴールド(WG):金+銀(+パラジウム+亜鉛)

ホワイトゴールドの合金にニッケルが使われることがありますが、フランスなどヨーロッパの国々やオーストラリアなどでは、ニッケルは金属アレルギーを引き起こすため、金合金に使用することが禁じられている場合もあります。

また、ホワイトゴールドのジュエリーには輝きを与えるためのロジウム加工を行うことが多いです。しかし、ロジウムメッキは数年で剥がれ落ちるため、再度メッキを施す必要がありますが、施工業者も多く、価格も手ごろで5000円前後から加工してくれる業者もあります。

K10ホワイトゴールド(WG)のメリット

コストパフォーマンス

K10 WGの長所は何といっても、そのコストパフォーマンスの良さです。同じ白系貴金属のプラチナやパラジウムよりも手軽な価格で、金の美しさを楽しめます。しかし、低価格なK10は安価な金属を割り金に使用している可能性が高いので、その場合は金属アレルギーリスクに注意が必要です。

金と銀のいいとこ取り

WGの場合、K10特有の金含有量の低さによる黄金味の乏しさ、美的観点にあまり影響を及ぼさないというところが、K10ゴールドの中でも強みとなるカラーゴールドです。しかも割り金が銀の場合、金の上品な温かみと銀の洗練された白さを併せ持った色合いで、独特なニュアンスを帯びます。

こだわりを持ったジュエラーは、そんな独特なK10WGの風合いを“味”として表現する場合もあり、そういう作品にはあえてロジウム加工を施しません。銀も金と同様金属アレルギーを起こしにくいと言われる金属ですので、金と銀の合金の場合は、金属アレルギーの可能性も低いです。

高い耐久性

K18やK14に比べて、合金の占める割合が高いため、耐久性が高く傷がつきにくく、衝撃に対しても強くなります。そのため、日常的に着用するアクセサリーの素材にK10を選べば、末永く愛用できることでしょう。

上品なデザインが多い

比較的金含有量が低いとはいえ、ゴールドジュエリーなので有名ブランドが手掛けたものなど、デザインにおいても選択の幅があります。

K10ホワイトゴールド(WG)のデメリット

金属アレルギーを起こす可能性がある

合金の割合が高いので、割り金によっては金属アレルギーを起こす可能性が高い場合があります。とくに先述したようにニッケルは、金属アレルギーを起こす金属として知られているので、アレルギーが心配な方はアレルギーフリーであるかや、合金の組成を確認したほうがいいでしょう。逆に割り金が銀やパラジウムであれば、金属アレルギーを起こす可能性は低いので、必ずしも金含有量が低い=アレルギーを起こす可能性が高いというわけではありません。

ロジウム加工をしている場合は、将来再メッキする必要が出てくる

先述したように、WGのジュエリーには輝きを与えるためにロジウム加工を施している場合が多いです。ロジウム加工は耐摩耗性に優れたメッキではありますが、数年も使用すればコーティングが剥がれてきてしまいます。その場合、再度メッキ加工をする必要があるため手間や費用が発生します。しかしロジウム加工は、金含有量の高さや低さに関わらず、K18WGやプラチナなどのジュエリーにも施されるものなので、これもK10特有のデメリットというわけではありません。

金含有量が低い=価値が低いというレッテルを貼られる

金含有量が低いと低価格で購入できるというメリットがあり、裏を返せば金含有量が高いゴールドよりも安物感があるということでもあります。しかし、K10の“ホワイトゴールド”というところがミソで、金含有量の低さはK10においてあまり素材の表情に影響を与えません。K10でも割り金がシルバーやパラジウムなどの貴金属の場合、その輝きは上質で逆に言えば“貴金属のサラブレッド”とも言えるかもしれません。それにジュエリーが美しく見えるかどうかは、それを着ける人の感性にもかかっています。

まとめ

K10ホワイトゴールドは、金合金の性質をうまく利用した、絶妙なジュエリー素材であるといえます。金合金は割り金の割合が大きいほど耐久性が増しますが、金本来の絢爛な黄金色は色褪せてしまいます。しかし、WGであればその問題は問題ではなくなり、割り金の銀やパラジウムの個性もその美しさに寄与するのです。

金・貴金属に関連するその他のコラム記事

お役立ちコラム人気記事

タグ一覧

カテゴリー一覧

買取品目のコラム
ブランドのコラム

買取品目

TOPへ