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ガーネット-Garnet

1160_ガーネット 価値

深紅の輝きがあるガーネットは多くの販売店で取り扱われている宝石です。比較的安価なアクセサリーにも使われていますが、実際には市場価値の高いケースも少なくありません。このコラムではガーネットの特徴や魅力、価格などについて紹介します。

ガーネットってどんな宝石?

深みあるワインレッドがガーネットのイメージカラーですが、実はカラーバリエーションがとても豊富なジュエリーのひとつです。ローズレッド、グリーン、オレンジ、イエローなど、どれも色彩がはっきりとしているのが特徴で、鮮やかで美しく魅力的です。また、古くから厄除けのお守りとして使われていたり、大切な人への信頼と愛情を伝える贈り物としても人気があります。ガーネットは伝承が多く、神秘的でロマンティックな宝石なんです。

 

●ガーネットといえばやっぱり赤?

ガーネットといえばワインレッド。世界中で最も多く産出され古くから知られている「アルマンディンガーネット」の色が赤なので、そのイメージが定着したようです。本当は多くのカラーバリエーションがある宝石なんです。

 

●グリーンガーネットって?

エメラルドに似た美しい緑色のガーネットのことを指します。「グロッシュラーガーネット」に多く、特に透明感が高いものは「ツァボライト」と呼ばれています。また最も希少な「デマントイド」はライトグリーンの色彩が特に美しいですよ。

 

●ロードライトガーネットって?

1880年代に発見されたローズレッドの美しいガーネットのことです。ワインレッドの「アルマンディン」と、ルビーのような鮮やかな赤色の「パイロープ」の中間に位置するガーネットで、紫がかった柔らかな赤色が人気の宝石です。

 

●パワーストーンとしてのガーネット

ガーネットは災いを退けると古くから伝えられていて、今でも魔除けの石として高い人気があります。また努力を成功へ結びつけるとされるパワーストーンでもあるんですよ。何か目標があるときに、身につけてみてはいかがでしょう?

 

●ガーネットの効果、象徴って?

ガーネットは古来から、あらゆる災いをはね除けるとされ、かつて十字軍に参加した兵士は身を守る護符として身につけたといわれています。強力なお守りであると同時に、努力と勝利を象徴するパワーストーンです。ダイエットや美容など、地道な努力を重ねて結果を出したいときにもおすすめですよ。またガーネットは真実と友愛を表すことから、大切な人や愛する人への贈り物としても古くから人気がある宝石です。

 

●ガーネットの歴史

ガーネットは、あの有名なノアの箱舟の伝説にも登場するんですよ。荒れ狂う大雨の中、箱舟の中を火のように明るく照らし続けた光のもとが、ガーネットだったと伝えられています。旧約聖書にも記されるとおり、ずっと昔からガーネットは困難な状況に光をもたらすお守りとして、人々に信じられていたんですね。

 

●おすすめの身に付け方は?

ガーネットの深みがあるワインレッドの色彩は、シックな装いにピッタリです。本来、赤系の宝石はアグレッシブなイメージですが、ガーネットなら落ち着きのあるエレガントなコーディネートにも合いますよ。グリーンやオレンジのガーネットは透明感があって鮮やかに輝くので、ピアスやペンダントなどのアクセサリーで、装いにカラフルなアクセントをつけるのがおすすめです。

ガーネットは1月の誕生石で幸せを呼ぶ石

ガーネットは自然な状態でもきれいに結晶する特徴があり、はじめからカットされたように美しいので、最初の月である1月の誕生石に選ばれたといわれています。またヨーロッパでは、親しい友人との別れの際に、再会の約束としてガーネットを贈り合っていたそうです。ガーネットはロマンティックな伝承が多く、古くから人々に愛されてきた宝石なんですよ。

宝石言葉から魅力や宝石にまつわる伝説を知る

宝石言葉は友愛や忠誠、真実です。歴史からひもとくガーネットの活躍ガーネットと人間との歴史は古く、数々の文献の中にガーネットの姿を見ることができます。古代エジプトでは、ファラオのネックレスにガーネットが使われていたといわれています。また、古代ギリシャでは病気の治癒や魔除けの効果があると信じられ、血のような赤い色から、出血や炎症を治す効果があるとされていました。

11世紀頃のヨーロッパでは、ガーネットには強力な守護の力があると信じられ、十字軍遠征においては兵士たちが旅の危険から身を守るための護符としてガーネットを身につけていたといわれています。旧約聖書の『創世記』に出てくる、あの有名な『ノアの方舟(はこぶね)』にもガーネットは登場します。ノアの方舟とは、地上に増えた人々が堕落していくさまを嘆いた神が、地上の歴史をやり直すために地上の全てを押し流す大洪水を予言したという伝説です。

神は、全ての命が失われてしまうことを憐れみ、選ばれた生き物だけは洪水から生き延びることができるよう、「ノア」という人間に方舟を造らせました。ノアとその家族、そして全ての動物のつがいを方舟に乗せ、船は40日間の大洪水の中をやりすごしたのです。その際、厚い雲に覆われて太陽の光も差さない暗闇の中を照らしたのが、赤いガーネットでした。このように、ガーネットは古くから、多くの人々にその不思議な力を信じられ、大切に扱われてきたのです。

ガーネットの色と魅力

ガーネットは40色以上の色があると言われている宝石です。ガーネットは、ひとつの宝石名ではなく、似た化学成分を持つ鉱物のグループ名として存在しています。アルミニウムが含まれるパイラルスパイト系と、カルシウムが含まれるウグランダイト系の2種があり、さらにパイラルスパイト系3種(アルマンディンガーネット、パイロープガーネット、スペッサタイト)、ウグランダイト系3種(デマントイドガーネット、アンドラダイト、ウバローバイト)に分かれます。

この6種のうちの2種が混ざり合うことで特徴のあるガーネットが生まれたり、色によって別名が作られたりすることがあるため、コマーシャルネームも含めてガーネットには多くの名称があります。カラーも豊富で、青以外のほとんど全ての色を有しています。また、2条以上の光の筋が見られるスター効果のあるものや、バイカラーのもの、光源によって色が異なって見えるアレキサンドライト効果のあるものもあります。

ガーネットの種類

●パイラルスパイト系

・アルマンディンガーネット

ガーネットの代名詞としても知られ、まれにスター効果のある石も見られ、色はワインレッド色。

 

・パイロープガーネット

ヨーロッパの一国である帝国の繁栄の礎としても貢献した、ルビーにも匹敵する美しい赤い色を誇るパイロープガーネット。

 

・スペッサタイト

ビビットな明るいオレンジが特徴のマンダリンガーネットや、チェリーレッドのカシミリンなどが高く評価されているスペッサタイト。

 

・カラーチェンジガーネット

2つの光源の元で、アレキサンドライトに肩を並べるほどのはっきりとしたカラーチェンジ効果が見られるカラーチェンジガーネット。

 

・ロードライトガーネット

アルマンディンガーネットとパイロープガーネットの成分が混ざり合うことで生まれたロードライトガーネット。

 

・マラヤガーネット

パイロープとスペッサタイトの成分が混ざり合うことで生まれたマラヤガーネット。

 

●ウグランダイト系

・グロッシュラーガーネット(グロッシュラーライトガーネット)

色によって、グリーンガーネット(ツァボライト)やミントガーネット、無色透明のリューコガーネットやオレンジ色のヘソナイト等の別名を持つグロッシュラーガーネット。

 

・グリーンガーネット(ツァボライト

バナジウムとクロムによって、緑色に発色するグリーンガーネット(ツァボライト)、ミントガーネット(ライムガーネット、ミントグリーンガーネット)、濃い緑色のグリーンガーネットとは異なり、パステル調や蛍光色を思わせる、青や黄の含まれた緑色をしたミントガーネット。

 

・ヘソナイト

マンガンや鉄によってオレンジやオレンジブラウンに発色する、ヘソナイトガーネット。

 

・マリガーネット

アンドラダイトとグロッシュラーの成分が混ざり合うことで生まれたマリガーネット。

 

・アンドラダイト

カルシウムと鉄が主成分で、ガーネットの中でも最も価値の高い緑色のデマントイドガーネットや、遊色効果のあるレインボーガーネットも同種の、アンドラダイト。

 

・デマントイドガーネット

緑色のアンドラダイトで、ガーネットの中で最も価値が高く、透明度もあり美しいデマントイドガーネット。

ガーネットの産出国

ナイジェリア:インセン/イバダン

・タンザニア:メレラニ/ロリオンド

・ケニア:ツァボ

・チェコ:ボヘミア/テプリツェ/プラハ/カルロビ・バリ

・マダガスカル:トリアラ(トリアリィ)

・スリランカ:ラトナプラ/モネラガラ

・アメリカ:カリフォルニア/アリゾナ/ネバダ/マサチューセッツ/ノースカロライナ/ジョージア/ニューハンプシャー/アメリア郡/サンディエゴ郡/ラモナ(ラモーナ)/ペンシルベニア州/ニューメキシコ州

・イタリア:ピエモンテ/マレンコ/ヴァルマレンコ/マルティニアナ・ポー

・カナダ:ケベック

・ナミビア:エロンゴ

・イラン:ケルマーン

・ミャンマー:モゴック/ヤメシン

・ロシア:ナザムスキー/ウラル(ウラール)

・アフガニスタン:カンティウォウ/ムンジャガイ

・ウクライナ:ドニプロペトロフスク

・ノルウェー:ドラメン/ボーデ(ボードー)

・メキシコ:ソノラ

・日本:奈良県吉野郡天川村、福島県塙東白川郡塙(はなわ)町、福島県石川郡、愛媛県四国中央市、長野県、新潟県糸魚川市

・オーストリア:ツィラー/エッツタール

・インド:ラージャスターン

・南アフリカ共和国:ケープ

・中国:福建省(ふっけんしょう)

・パキスタン:アザド・カシミール

・ブラジル:ミナスジェライス州/セアラー州アラスアヒ

・マダガスカル:全域

・ジンバブエ:全域

・マリ共和国:全域

・クイーンモードランド(ドローニングモードランド):全域

・パキスタン:全域

・ドイツ:全域

・韓国:全域

・トルコ:全域

・ザイール:全域

・スイス:全域

 

●実は日本も産出国のひとつ

レインボーガーネットと呼ばれる石は、光に照らすと7色の違った輝きに見える珍しい種類です。茶褐色をしている地味な外見をしていますが、色合いが変化する不思議で重厚感のある見た目が世界中のマニアを虜にしていると言われています。レインボーガーネットはメキシコが産地として知られていましたが、もともとの産出量が少ないため、採掘権をめぐる問題によって採石が停止している状態です。

一方で日本では、2004年に奈良県で発見されて話題を呼びました。レインボーガーネットの和名は灰鉄ザクロ石で、南アフリカが主要産地のアンドラダイトガーネットに属する種類です。奈良県の天川村にある鉱山や行者還岳で見られる鉱石ですが、発見と同時に鉱石マニアによる採石が相次いだため、メキシコと同様に採掘は見送られています。以前に産出した鉱石やルース、ジュエリーは数が少ないながら販売されているケースもありますが、産出量がもともと少なかったため希少な宝石です。

ガーネットのお手入れと保管方法

●取り扱いがしやすい宝石

ガーネットの傷つきにくさを示す硬度は6.5~7.5と、とても丈夫な石です。水には非常に強い石なので、水洗いが可能です。皮脂汚れなどが気になる際は、中性洗剤を垂らしたぬるま湯でもみ洗いをします。汚れが落ちたら、洗剤が残らないように水でしっかりとすすぎます。すすいだ後は、乾いた布で水気をよく拭き取ります。

アルコールティッシュで軽く拭くことでも汚れを落とすことができます。ガーネットのアクセサリーを身につけた後は、乾いた布で空拭きをすると、ガーネットの美しさを長い間楽しむことができます。またガーネットの種類によっては、内包される成分によって、光や熱に当て続けると退色してしまうものもあります。そのため、保管する際は蓋付きの箱に入れるなどして、直射日光が当たらないようにして保管するとよいでしょう。

ガーネットと相性のいい天然石

パワーストーンとしての効果を期待する場合、他の天然石と組み合わせることで、ガーネットの効力をより高めることができる場合があります。ここでは、相性のよい組み合わせの一例をご紹介いたします。

 

ルビー
恋愛運と目標達成運をお互いに高める組み合わせです。それ以外の運気も高めたい場合は、クリスタルを加えるとより効果的です。

 

・アメジスト
恋愛の運気が高い組み合わせです。縁結びや恋愛成就を含めて効果があるので、恋のお守りにぴったりでしょう。

 

・スモーキークォーツ
目標達成の運気が高い組み合わせです。受験勉強のお守りや、就職活動でよい結果を出したい時などによいでしょう。

 

・シトリン
金運を高めることができる組み合わせです。収入アップやお金が貯まるためのお守りなど、お金に関する願いにふさわしいです。

ガーネットは種類によって市場での評価が異なる宝石

多くの種類があるガーネットは、産地や色味のほか、透明度や輝きなどによっても価値が異なります。同じガーネットでも手ごろな価格で取引される種類の市場価値はそれほど高くはありません。

 

・ガーネットの値段と価格相場

・ガーネットの査定・鑑定のポイント

 

ガーネットの美しさを評価する項目には色の濃淡や透明度、模様のコントラストなどがありますが、とくに重要なのは色の種類です。ガーネットには深い赤色だけでなく、オレンジや黄色などさまざまなカラーバリエーションが存在します。

 

●ガーネットのカラー

ガーネットと聞くと深い赤色の宝石をイメージする方がほとんどかもしれませんが、カラーは緑色系のほうが高く評価されやすい傾向にあります。希少性の高いカラーは買取価格が大幅アップ!なかでも、美しいグリーンの色合いをしているデマントイドガーネットは、ガーネットの王様と呼ばれるほど評価が高く、市場相場も高額です。そのほか紫色のロードライトガーネットやオレンジ色のマンダリンガーネット、エメラルドのような緑色のグリーンガーネット(ツァボライト)希少性が高いため、高額査定が期待できるでしょう。

 

●ガーネットの透明度や色の濃淡について

ほかの宝石同様に透明度が優れているほうが高く評価されます。色の濃淡については、民族や個人によって好みに違いがあるため「濃いほうがいい」「淡いほうがいい」といった明確な基準はありません。単純な色の濃淡よりも、色の濃淡によって浮かび上がるモザイク模様のコントラストの美しさが、ガーネットの評価を左右します。

 

●赤のガーネットはあまり評価されない?

流通量の多い赤系のガーネットは安い、値が付かないかもしれない…と心配する人もいるかもしれませんが、赤系のガーネットは品質が高いものが多く、サイズが大きければ査定額にも期待できます。色の濃淡は個人・人種によって好みが異なるので、どの明度のガーネットでも一定の需要が見込めます。赤系であってもカラット数が大きい・傷がない・透明度が高いなどの条件が揃っていれば、高額買取につながる可能性が高いのです。

 

●ガーネットのカラーチェンジ

カラーチェンジとは、光の波長によって別の色に変化する性質のこと。カラーチェンジする宝石として代表的なのはアレキサンドライトですが、ガーネットにもカラーチェンジ効果がみられるものがあります。アレキサンドライトほど鮮明に色が変わるわけではないものの、日光などの自然光にあてると青緑色に輝き、白熱灯の下では紫赤に変化します。その美しさと希少性の高さから、通常のガーネットに比べると高額で取引されています。

 

●ガーネットのスター効果

スター効果とは宝石に見られる光の現象の1つで、アステリズム効果や星彩効果とも呼ばれます。2~4本の光の筋が走り、まるで星のように見えることからその名が付けられました。ルビーをはじめ、サファイアやローズクォーツなどでスター効果が現れることがあり、通常のガーネットよりも高い値段がつけられます。

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