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ロードライトガーネットの由来や特徴とは?

1648_ロードライト

ロードライトガーネットは、ガーネットの中で今、非常に注目されている石の一つです。アルマンダイト、パイロープとロードライトのジェムクオリティを比較すると、色みが紫がかっており透明度が高く鮮やかなことがわかります。ロードライトにも色が濃すぎて美しさに欠けるものも存在しますが、それはアクセサリークオリティと考えればよいでしょう。宝石は品質の幅が広いために、時にジェムクオリティ、ジュエリークオリティ、アクセサリークオリティの品質に分けて考えると容易に区別することが出来ます。
ロードライトガーネットは、2種類のガーネットの成分が混ざりあうことで生まれたガーネットの事ですが、ガーネットと大まかに言っても、様々な色や種類があり、ロードライトガーネットのような赤系の色から、緑色などもあります。今回はそんなロードライトガーネットの由来や特徴などを紹介していきたいと思います。

ロードライトガーネットの基本情報

英名 Rhodolite Garnet(ロードライトガーネット)
和名 薔薇石(ばらいし)、薔薇柘榴石(ばらざくろいし)
分類 珪酸塩鉱物
結晶系 等軸晶系
化学組成 (Fe,Mg)3Al2(SiO4)3
モース硬度 7 – 7.5
比重 3.70 – 3.95
屈折率 1.74 – 1.78
光沢 ガラス光沢

ロードライトガーネットの歴史

ロードライトガーネットは、当初1882年にアメリカのノースカロライナ州で採掘されましたが、1902年には枯渇してしまいます。しかし、1960年代にタンザニアのウンバ渓谷でロードライトガーネットが見つかったのを皮切りに、スリランカやインド等でも鉱床が発見され、現在でも採掘が行われています。

ロードライトガーネットの名前の由来

ギリシャ語でバラを意味する「ロード(rhodo)」、鉱物を意味する「ライト(lite)」が合わさりロードライトガーネットと呼ばれるようになりました。ちなみに、和名では「薔薇石(ばらいし)」や「薔薇柘榴石(ばらざくろいし)」などと呼ばれています。

特徴

ロードライトガーネットはケイ酸塩鉱物で、「パイロープ」、「アルマンディン」という赤色系の2種類のガーネットの中間の成分をもったストーンで、紫色を帯びたワインレッドカラーが特徴です。同じ赤色系のガーネットでも、褐色ぎみの赤色のパイロープとも、濃い赤色のアルマンディンとも違う、紫色を帯びたくすみのない赤色が特徴のひとつです。なお、近年、紫色のロードライトガーネットも発見され、一部で流通しています。

紫色のロードライトガーネット

強く美しい発色で紫色のガーネットが近年、宝石トレンドの発祥地とも言われる、世界的にも有名なツーソンミネラルショーに出品され話題となりました。この紫色のガーネットは、2016年にアメリカのモザンビークで最初に発見され、アメジストによく似た色合いが特徴のガーネットです。当初はパープルガーネットやロイヤルパープルガーネットとも呼ばれていましたが、最近ではクレープガーネットという名称で落ち着きました。

一見すると、こちらのグレープガーネットは、ロードライトガーネットとは全くの別物と思われるかもしれませんが、GIA研究所が分析したところ、化学組成や屈折率、比重などの検査により、ロードライトガーネットに区分される宝石であることが判明しました。なお、まだまだ少数ではありますが、最近になり日本でも少しずつ流通が始まっています。

ロードライトガーネットの鉱物としての特徴

先程までロードライトガーネットの石としての特徴について紹介しましたが、ここではロードライトガーネットの鉱物としての特徴についてもご紹介したいと思います。実は、ロードライトガーネットに限らず、ガーネットは他の石と比較しても複数の種類が混ざり合いやすい鉱物とも言われております。そして、これらの複数の種類が混ざり合った中間体にあたる鉱物を専門用語では固溶体と呼ばれています。つまり、ロードライトガーネットはアルマンディンとパイロープの固溶体という事になります。多くは同じグループ内、つまりアルミニウムガーネット同士であったり、カルシウムガーネット同士で混ざり合う事がほとんどですが、稀にアルミニウムガーネットとカルシウムガーネットの固溶体も見られます。その中でも、最も産出量が多く有名なものがロードライトガーネットなのです。他にはマラヤガーネット、マリガーネット、カラーチェンジガーネットなどもあります。

固溶体の分類

では、固溶体である鉱物をどう分類するかというと、成分分析の結果から判断します。固溶体に限らず、自然界で生まれる鉱物の成分比率はそれぞれの石によって異なり、まったく同じ成分比率の物はほとんど存在しないと言えます。固溶体である鉱物はその成分比率によってどの種類に属するかが決まり、ロードライトガーネットと判断されるものは、比率がロードライトガーネットの条件に合ったものであり、中には、比率が合致せずロードライトガーネットとして認められない事もあります。そういったものはロードライトガーネットではなく、パイロープ/アルマンダインガーネットなどと鑑別書には記載されるそうで、一概にガーネットとは言っても、非常に奥の深い世界です。

ロードライトガーネットの石言葉と効果

宝石には石言葉と呼ばれる、それぞれの石が持つ意味があると言われており、このロードライトガーネットにも当然石言葉が存在致します。ここではロードライトガーネットの石言葉と、効果も併せて紹介したいと思います。

石言葉

●勝利

●不変の愛

●友愛

非常にポジティブな意味を持つロードライトガーネットは、とても力強く優しさに溢れるパワーを秘めており、身に着けた方へ勇気を与えてくれるようです。

効果

通常のガーネットは行動力やエネルギーを高めるというような効果があるのに対し、ロードライトガーネットは心や精神性を強化し、成長する為の力を発揮してくれると考えられてきました。内なる強さを引き出すとも言われており、今までの経験を無駄にせず、成果を出したいときや達成したいことがある場合など、困難なことに立ち向かう勇気を持ちたい人に特におすすめです。

恋愛においても一途えあればあるほど、その想いを応援してくれるので、好きな人と距離を感じて不安になるのではなく、より絆を深められるよう見守る役目を果たしてくれるとのことです。非常にポジティブで、精神面も支えてくれるロードライトガーネットは、必ず達成したいという明確な意思を持つ人は、一度手にしてみる価値があるかもしれません。

ロードライトガーネットの取り扱い

様々な面からロードライトガーネットについてご紹介いたしましたが、ここからはロードライトガーネットの取り扱いについて解説していきたいと思います。まずは、日常のお手入れですが、身につけた後はなるべくすぐに柔らかい布等で優しく拭いてあげるのがおすすめです。もし、拭いても皮脂や汗などが残ってしまい、汚れが取れない場合には、中性洗剤を極力薄めたものにつけながら、先の柔らかいブラシなどでやさしく丁寧に擦り洗いすることも可能です。ロードライトガーネットは硬度がありますので、この方法でも傷つくことはほとんどありません。

ただし、洗浄後に洗剤がしっかり落としきれておらず、表面に残ってしまった場合は、曇り等の原因となってしまいますので、放置せずに、擦り洗いをした後はすぐに流水でしっかり洗剤を落とすようにしてください。なお、固定が緩くなっていた場合、石が取れてしまうこともあります。ですので、洗う際やすすぐ際には、万が一取れてしまっても排水口などに流れてしまわないように十分注意してください。洗浄後は、乾いたタオルなどでしっかり水気を取り、直射日光の当たらない場所で、保管することをおすすめいたします。

ロードライトガーネットの価値

ロードライトガーネットは、ガーネットの中でも非常に人気があり、流通量も多い宝石です。産出量も多いため、茶系のアルマンディンガーネットと同様に比較的安価で入手できることから、シルバーアクセサリーの飾り石や、パワーストーンなどとしても流通しております。一方で、他の宝石では見られない発色と輝きや、バランスの取れた美しさから、様々な宝石のジュエリー素材としても大変重宝されており、高品質で大きさのあるものは高値が付き、ジュエリーとしても人気があります。

まとめ

本記事ではロードライトガーネットについてご紹介いたしました。他の赤色系のガーネットに比べて、紫色と赤色が混ざった色合いが特徴のロードライトガーネット。見た目の美しさはさることながら、流通量も多いことから比較的安価に入手できるロードライトガーネットを、皆様も一つくらいは身に着けてもいいかもしれません。

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