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ミントガーネット(ライムガーネット・ミントグリーンガーネット・グロッシュラーガーネット)

1171_ガーネット 緑

ミントガーネットはグリーンガーネットの中でも特に淡く爽やかな緑色が特徴の宝石でジュエリーでの人気も高いです。発見されてからの歴史は浅く、大きな原石の少ない珍しい宝石でもあり、カラーチェンジ効果も注目されます。

宝石言葉・意味

●宝石言葉

不偏の愛、実りの象徴

 

●意味

愛に満ち、仕事やプライベートでも実りがある(成功する)

 

●産出国・産地

・タンザニア:メレラニ(Merelani)

・ケニア:全域

・ブラジル:全域

・マダガスカル:全域

 

●特徴・特性

ミントガーネットはケイ酸塩鉱物で、カルシウムが含まれるウグランダイト(Ugrandite)グループに属する石です。

 

その、ウグランダイトグループのグロッシュラーガーネット(grossular Garnet/灰礬柘榴石)の中でも、ミントカラーに発色するものを、コマーシャルネームとして、ミントガーネットと呼んでいます。正式な宝石名ではないため、鑑別書には、グロッシュラーガーネットと記載されます。

グロッシュラーガーネットは、さまざまな色のある魅力的な宝石で、色の違いによってグリーンガーネット(ツァボライト)やミントガーネット、オレンジ色のヘソナイト、無色透明のリューコガーネット等と名付けられて流通しています。また、翡翠(ひすい)のような外見を持つものもあり、ハイドログロッシュラーガーネットと呼ばれています。グロッシュラーガーネットの名称の由来や価値、その特徴や石にまつわる言葉の意味などを、詳しくご紹介します。

ミントガーネットの名称の由来と歴史

ミントガーネットは、ライムガーネット、ミントグリーンガーネット等と呼ばれることもあり、文字どおりその色合いが名前の由来となっています。発見されたのは1998年と新しい宝石で、タンザニアのメレラニで採石されたのが始まりです。現在でも、この地域で採石されるミントガーネットの品質が高いことから、地域の名前を取って、メレラニ・ミントガーネットと呼ぶこともあります。

 

●ミントガーネットの色

石の色は、黄緑色に近いライム色から、黄緑に青が入ったミント色、緑に近い色など様々です。なお、同じ緑色のグロッシュラーガーネットであるツァボライト(グリーンガーネット)は、濃い緑色系であるのに対して、ミントガーネットは、パステルや蛍光色を思わせる明るい色合いのものを指し、日本では、完全に別の宝石名として認知されています。ただし、ラウンドビーズになるなど、リーズナブルな価格帯のガーネットの中には、どちらとも認識しにくい緑色系のグロッシュラーガーネットがあることも事実です。また、海外では、ミントガーネットもツァボライトの色合いのひとつと考えているところもあり、ツァボライトミントガーネットなどと表記されることもあります。

 

●紫外線で発光するミントガーネット

ミントガーネットの全てがというわけではありませんが、ミントガーネットには蛍光性のあるものがあります。紫外線を当てることで、蛍光ピンクや蛍光オレンジなどの色が現れるのです。これは、クロムが発色要因となって見られる現象で、海外の業者の中には、この蛍光性が見られるもののみを“ミントガーネット”として仕分けしているところもあるくらい、多くのミントガーネットが蛍光性を有しています。

しかし、日本ではその線引きは曖昧で、蛍光性よりも見た目のカラーが重視されています。そのため、この現象が見られるミントガーネットは「UVタイプ」等、蛍光性が見られることを明記して販売することのほうが多いのです。最近では、UVタイプのミントガーネットの産出量が減ってきているという報告もあります。蛍光性も楽しめる良質な石を求めるなら、早めに迎え入れたほうが良いでしょう。

 

●ミントガーネットとトリートメント

流通している宝石の多くが、トリートメントという宝石を美しく見せるための処理をしています。例えば、パライバトルマリンやコランダム(ルビー・サファイア)等はそのほとんどが熱を加えて色を引き出しています。

ミントガーネットも自然界ではあまり見られない美しい色をしているため、何らかの処理がされているのではないかと思われがちなのですが、基本、ガーネットはこうした処理をされずに流通しており、ミントガーネットも例外ではありません。トリートメントが宝石の価値を落とすわけではありませんが、ミントガーネットは自然の色合いを楽しめる数少ない宝石のひとつと言えます。

 

●ミントガーネットのお手入れ

ミントガーネットは、ガーネットの中でも比較的硬度が高く、日常使いに適したガーネットです。お手入れ方法も、柔らかい布で拭く、水やぬるま湯で洗う、中性洗剤を溶かした水で洗浄するなどの方法が可能です。

ただし、ジュエリーとして台座などにセッティングされている場合には、流水での洗浄中に、石が取れてしまうこともあり得ます。万が一を考えて、必ず、石を失わない対策をしてからのお手入れを推奨します。また、水などで洗った後は、必ず乾いた柔らかい布などで水分を拭き取り、乾かしてから保管するようにしましょう。保管する場所は冷暗所が最適で、他の宝石等とは重なりあうことのないように置きます。

ミントガーネット(ライムガーネット/ミントグリーンガーネット/グロッシュラーガーネット)の色と魅力

ミントガーネットは、赤系のガーネットよりも高評価になることの多いガーネットです。同じミントカラーの中でも、鮮やかなミントグリーンのものが人気で、高く評価されています。次に、ライムグリーンのものが人気です。また、淡い色合いでもクリアな色のものは一定の評価がされます。しかし、くすんだ色味になるほど評価は低くなります。なお、最近、蛍光色のような青みがかったとても美しいミントカラーのものが産出されており、これは希少性も高いことから「ネオンミントガーネット」と呼ばれ、大変高値で取り引きされています。

ミントガーネット(ライムガーネット/ミントグリーンガーネット/グロッシュラーガーネット)のお手入れと保管方法

日頃のお手入れでは、使用後に乾いた柔らかい布で拭いてから保管します。それだけでは取れにくい皮脂汚れや汗等が気になる場合には、水やぬるま湯での洗浄も可能です。また、キッチン用の中性洗剤を水等で薄めたものの中に石を入れて、柔らかい穂先のブラシ等でこすり洗いすることもできます。洗剤等が残らないようにしっかり洗った後は、必ず乾いた布で水分を拭き取ってから保管するようにしましょう。保管場所は過度な湿度にならない冷暗所が最適です。

モース硬度は7.25から7.5ですが、ダイヤモンドやサファイアよりは強度が落ちるため、超音波洗浄を希望する場合は宝石店に相談してください。保管するときは石を傷つけたり他のジュエリーを傷めたりしないように、他のジュエリーと接触しない個別のケースか、他のジュエリーと安全な距離が確保できるジュエリーボックスを使用します。長期間使わない場合には収納前に十分なお手入れをし、爪の歪みなどがあれば早めに修理に出しましょう。

ミントガーネット(ライムガーネット/ミントグリーンガーネットグロッシュラーガーネット)の市場価値

ミントガーネット又はライムガーネットと呼ばれるガーネットはグロッシュラーガーネットに属する宝石で、ミントカラーもしくはライムカラーの色域を持つ宝石です。ガーネットにおいて有名なグリーンガーネット(ツァボライト)がありますが、ミントガーネットはそのグリーンガーネットと若干成分が異なる宝石となります。主にバナジウムの含有量、クロムの含有量の差によって宝石種が分けられます。この様な成分による発色の違いは多くの宝石で見られ、クロムによる深いグリーンカラーを持つエメラルド、バナジウムによる淡いグリーンのミントベリルと言った様に成分的に共通項目が御座います。

なお、他のガーネット種に見られる様に大きなルースは比較的取れにくく、1CT前後のルースが大半を占めます。その為、大粒のルースは大変貴重です。また、近年においては紫外線によって強く、蛍光発色するタイプのUVタイプライムガーネットが登場し、大きく市場を沸かせました。これは鉄、クロム等が起因と言われていますが、この様な気まぐれを生み出した自然に驚きを隠せません。

また、市場流通しているUVタイプのライムガーネットは減少傾向にあります。
一言にグリーンのガーネットと言えども多数の種類があり、カット、そしてグレードもございますので、是非ともお気に召したカラーのガーネットを手に入れて頂きたいと思います。また、紫外線蛍光発色を御覧いただけるUVタイプライムガーネットの希少性を是非ともお手元でご覧頂きたいと思います。

ミントガーネット(ライムガーネット/ミントグリーンガーネットグロッシュラーガーネット)の値段と価格相場

グリーンガーネットの価値基準は、色(カラー)、透明度(クラリティ)、重さ(カラット)、研磨(カット)を総合的に見ますが、中でもカラーが重要です。評価の高い色は、暗すぎず明るすぎない濃い緑色です。イメージとしては、最高品質のエメラルドに似た色合いになります。透明度に関しては、インクルージョンの少ない石ということもあり、目立つ場合にはマイナスが大きくなる傾向にあります。

ただし、通常の宝石は、インクルージョンの有る無しが研磨したときのブリリアンス(輝き)に顕著に現れるのですが、屈折率が1.74と高いこともあり、多少のインクルージョンならばブリリアンスの良さが勝るというメリットもあります。なお、重さに関しては、産出される石のほとんどが研磨後で1ct(カラット)未満になるため、1ct以上あると大粒と呼ばれ、1ct増すごとに評価も大きく変わります。

グリーンガーネットの発見と鉱山所有

日本ではあまり知られていませんが、グリーンガーネットは1961年、有名な地質学者キャンベルブリッジ(Campbell Bridges)が、まだイギリスの原子力公社(UKAEA)で働いていた時にジンバブエで発見したのが初めです。この時の発見は、小さな明るい緑色の結晶を含んだ露頭(ろとう:鉱脈の一部が表面に露出している場所)でした。その後、1967年にタンザニア北部で2回目の発見をしたのですが、鉱山の権利をタンザニア政府は認めることなく、国有化されてしまいます。

しかし、諦めることなくタンザニアと地続きのケニアに移住し地質調査を続けた結果、1970年終わりにケニアの南東部にあるツァボ東国立公園にまたがる丘陵地で、新たなグリーンガーネットを発見したのです。今度は無事に採掘の許可を得ることに成功、この土地からは最高品質のグリーンガーネットが産出されるようになりました。しかし、この時はまだ、採石関係者以外はほとんど知られていない宝石でした。

ティファニー&カンパニー社のプロモーション

1973年の終わり頃、当初から強い関心を寄せていたティファニー&カンパニー社の社長が、「この宝石に名前を付けるべき時が来た」と言い、ツァボライトと名付けますと、翌年の9月と10月に社を挙げてプロモーションを行いました。このキャンペーンは成功し、ツァボライトの美しさを世界が知ることになったのです。

グリーンガーネットの現在

ティファニー&カンパニー社のプロモーションにより、需要が高まったグリーンガーネット。多い時期には産出国の50か所以上で採石が行われていましたが、現在経営が成り立っているのは数少ない小さな鉱山だけです。その理由には、採石にかかる費用と販売価格が見合っていないという指摘があります。消費者から見れば決して安価過ぎるわけではないのですが、地質学的知識が必要で採石が難しいにも関わらず、エメラルドなどに比べてまだまだ価格帯がリーズナブルなのです。今後は、グリーンガーネットの美しさに見合った価値に移行していくことも考えられます。動向を見守りたい宝石のひとつです。

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