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グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)について

1173_グロッシュラー

ガーネットは別名ザクロ石とも呼ばれており、赤い宝石の印象を持っている方が多いかもしれせんが、様々な色を持っている宝石なのです。その中でも、今回ご案内させていただくグロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)とはカルシウムとアルミニウムを含んだ緑色のガーネットで、宝飾品にも利用されることが多くあります。

特徴

グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)の主な産地には、スリランカ、タンザニア、カナダ、メキシコ、ロシア、ケニアなどがあります。その他、アメリカ、南アフリカ、パキスタン、アフガニスタン、イタリア、スイスなどからも取れております。取れる範囲はとても広いと言われておりますが、宝石品質のものは数少ないと言われております。色によっても産地が異なり、例えば、グリーンのツァボライト(Tsavorite)は主にタンザニアとケニアから取れるといわれています。また、グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)は、隕石の中から見つかるなんていうケースもあるそうです。

グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)とは黄土色から薄いみどり色の色味を持ったケイ酸塩鉱物(二酸化ケイ素と金属酸化物の塩より成る鉱物の総称で,造岩鉱物の大部分はケイ酸塩鉱物である。ケイ酸塩は,基本的には(SiO4)4-の大きな陰イオンと金属の小さな陽イオンからなる)の一種で、アルミニウムとカルシウムを含むウグランダイトに属し、炭酸塩岩などの石灰石とマグマが接触した付近に発生するスカルン鉱物のことです。

グロッシュラーの名称はその見た目とよく似ている淡い緑色の実がなる西洋スグリからの由来でございまして、取れるガーネットのほとんどは不透明だったり半透明だったりするため、宝石に使うことができるものをなかなか見つけることができません。しかし、透明度が高いガーネットは宝石としては大変価値があり、特にタンザニアやケニアで取れるバナジウムやクロムの影響を受けて、深い緑色と赤い透明度が見られるツァボライト(Tsavorite)と呼ばれるものや、非常に透明度が高く、薄いみどり色をしたメレラニ・ミント・ガーネット(Mint Garnet)と呼ばれている石もとても人気で需要のある宝石なのです。

また、不透明であったり半透明であったりする物が数少なくないのがグロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)であるため、宝石に適している透明度が高い原石が取ることができる地域はとても限られており、それぞれの産地によってそれぞれ特徴が異なっている物も数少なくありません。

その中でも代表的なものがケニアのツァボ地域であり、そこで取れるツァボライト(Tsavorite)はグロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)の中でもとても人気と需要が高い宝石です。その隣国であるタンザニアのメレラニ丘陵ではタンザナイトと同じ地域から発見された物はメレラニ・ミント・ガーネット(Mint Garnet)といった別名でも呼ばれることがあり、希少性の高さも相まって人気や需要があります。スリランカはヘソナイトガーネット(Hessonite Garnet)の代表的な産地でもあり、砂利の中からも発見できてしまうほどの一般的な鉱物なのです。加えてアフリカのマリという地域では、グロッシュラーと鉄を含むアンドラダイトが混合したとても珍しいマリガーネット(Mari Garnet)が取れることもあります。

なお、意外なことに、グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)にはシナモン・ストーンとも呼ばれている、緑色だけではなく、金色に近いオレンジ色や赤色や褐色をしているヘソナイト(Hessonite Garnet)も含まれています。ちなみに、同じ緑色のガーネットであるデマントイドはグロッシュラー同様にクロムの影響を受けて緑色をしておりますが、アルミニウムや鉄を含んでいるアンドラダイトに属しているため、全く別の種類の宝石の扱いになります。グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)はモース硬度という鉱物の硬さを表している数値が6.5から7.5と硬めの石なので、宝石としてはとても利用しやすいですが、ダイヤモンドやサファイアよりも強度としては低いものになります。

※硬さの尺度として、1から10までの10段階に分けてそれぞれの段階に対応する標準の鉱物が設定されています。硬さの基準は「鉱物同士でひっかいたときに傷が付くか」であり、傷ついた方がモース硬度は低いとされます。「たたいて壊れるかどうか」の堅牢さではありません。例えばモース硬度が最高の10段階目のダイヤモンドであっても衝撃には弱く、落としたり、ハンマーなどである一定の方向から叩いたりすると簡単に割れてしまいます。モース硬度は、一番硬いものが「10」、一番軟らかいものが「1」。ちなみに爪のモース硬度は約2.5なので、爪で引っ掻いて削れる鉱物はモース硬度2.5以下と判断することができます。

グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)とはさまざまなカラーがある宝石であると同時に、サファイアと肩を並べるダイヤモンドに次に高い屈折率を持っていることから、石の美しさといったことにも魅力があると言われております。ツァボライト(Tsavorite)は特にはっきり目立つもので、エメラルドに似ている宝石でありながら、エメラルドよりもツヤのある輝きや綺麗さを持ち合わせており、インクルージョン(宝石の結晶体になる成長途中や成長が終わった後に取りこんだ固体や液体や気体の内包物です)も少ないことから透明で、小さくとも強い存在感を放ちます。

希少性の面で見ると、大きな原石がなかなか取れないメレラニ・ミント・ガーネット(Mint Garnet)の価値や需要はとても高く、その美しさも相まって非常に魅力的であると言われている宝石です。ヘソナイト(Hessonite Garnet)のような褐色の石であってもガーネットと同じく高い屈折率を持っていることから、他の宝石では見られないきらめきがあり、マニアックで珍しい宝石を探している方々にはとても魅力的な存在です。

グロッシュラーガーネットの宝石言葉・意味

宝石言葉とは、お花に花言葉があるように、宝石にもその石が持つ宝石言葉というものがあります。グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)の宝石言葉は「富と権力」「決断力」「実行力」となっており、なにか目標がある人や物事の成功を目指す人に適している宝石と言われております。また、グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)は聖書にも登場する石で、持ち主に強力な魔除けの守護力を与えると言われる古い宝石です。

さらに、グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)とは和名で灰礬柘榴石(はいばんざくろいし)とも呼ばれることがあり、1月9日、5月29日の誕生石とされておりますのでプレゼント等にも選ばれることがあります。

お手入れの仕方

お手入れの仕方としては、乾いた柔らかい布で拭いてから保管することが大切です。それだけでは取れにくい皮脂汚れや汗等が気になってしまう場合には、水やぬるま湯での洗浄をおすすめします。さらにひどく汚れてしまっている場合には、キッチン用の中性洗剤を水で薄めたものの中に石を入れて、柔らかい歯ブラシなどでこすり洗いすると綺麗になることが多いです。これらの方法で洗った後は、必ず乾いた布で水分を拭き取ってから保管することが大切です。保管場所は冷暗所などの過度な湿度にならない場所が最適です。

注意していただきたいこととしては、グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)は硬度が高くないため超音波洗浄やスチーム洗浄は絶対にしてはいけません。宝石屋さんなどの専門店でクリーニングする場合も必ず確認をするようにしてください。

市場価値が高いグロッシュラーガーネット

ジュエリーなどに加工されているグロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)は、基本的に透明度が高い物となっております。7.5前後のモース硬度で、アクセサリーとしての耐久性が高いことから、リングやブローチなどにも加工を可能にしております。中でも、ツァボライト(Tsavorite)は美しさと希少性からブランドジュエリーなどにも利用されることがあり、ダイヤモンドなどの他の石と組み合わせたジュエリーにも多く利用されております。

また、紫外線に反応してピンク色に輝くミントカラーやライムカラーの石も価値があります。それに対して、取れる数が多いヘソナイト(Hessonite Garnet)は安価で、大きなカボションカット(宝石のカット法の一つで、石を丸い山形に整えて研磨し、光の反射ではなく石そのものの光沢や文様を生かすカットの方法である。「カボション」は中世フランス語で「頭」を意味する)を用いられた個性的なアクセサリーにも利用されております。このような場合はデザインの面での付加価値が付くことも多々あります。

ここで、ガーネットの中でも最も高い評価を受ける「デマントイドガーネット(Demantoid garnet)」についてもご紹介いたします。グループの分類の中ではアンドラダイトに属しする黄緑~緑色をした鮮やかな石です。トルマリンに例えていうなら「パライバトルマリン」に位置づけられるのがデマントイドガーネット(Demantoid garnet)です。ロシアのウラル地方で取れておりましたが、取れる量が非常に少なく、なかなか市場に出回ることが無かったためかなりの希少価値が付いていると言われています。その後、新しい鉱山が発見されたことにより知名度ともに人気も上がっているのです。その人気の理由はなんといっても分散率です。

ダイヤモンドを凌ぐ程の高い分散率を持つためカットによりダイヤモンドのようなファイアが現れることがあります。その為、ドイツ語で“ダイヤモンドのような”を意味する『デマントイド』という名前が付けられているのです。更にこのデマントイドガーネット(Demantoid garnet)にはいくつか変わった特徴があります。それは「ホーステールインクルージョン」という内包物が入っている方が好まれ、高い値で取引されます。それは最高品質といわれるウラル地方で取れたものだけに見られる特徴であるためです。

その名の通り、馬の毛のように細長い繊維状のものが美しく入っており、入っていれば入っているほど良いとされています。2~3ct以上の物は、もう取れなくなったのではないかとも言われているため、かなりの高額で取引されることが多いです。

市場価値が低いグロッシュラーガーネット

グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)は世界中で取れている鉱物ですが、宝石になることができる透明度の高いものは決して多くありません。不透明な石は基本的にジュエリーに加工されることはほとんどなく、ハンドメイド素材のビーズに加工されたり、鉱物標本にされて販売されたりすることが多いです。しかし、市場価値が低いと言われていても決して安いということではなく、例えば鉱物標本であっても手のひらサイズで5千円から1万円前後、緑色が鮮やかで見た目の良い物は決して安いとは言えないお値段で販売されております。

また、ビーズに加工されている物も、販売される際にはグリーンガーネットと呼ばれることが多く、質によっては1粒で千円程度するものもあり、クォーツ(二酸化ケイ素が結晶化してできる石のなかで、とくに自形結晶構造をもち無色透明なものを水晶(英名、クリスタル)と呼びます)などと比べてしまうと高価な素材であることがわかります。

ただし、スリランカ産で褐色が特徴のヘソナイト(Hessonite Garnet)と呼ばれているものは例外で、ヘソナイト(Hessonite Garnet)にしか見られない糖蜜状のインクルージョン(宝石の結晶体になる成長途中や成長が終わった後に取りこんだ固体や液体や気体の内包物です)がはっきりとしている物があります。それが良く見えるものはカボションカット(宝石のカット法の一つで、石を丸い山形に整えて研磨し、光の反射ではなく石そのものの光沢や文様を生かすカットの方法である。「カボション」は中世フランス語で「頭」を意味する)で加工され、宝石として使われることがあります。

お買取りついて

グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)はカラーや産地が様々であるため、そのような特徴が価格に直結してきます。グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)の中でも人気が高いく需要があるケニア産のツァボライト(Tsavorite)で、色の濃い物であればルース(「裸石」のことで、石だけのこと。指輪、ネックレスに留められていない宝石のことを言います)の状態で1カラットが20万円を超えてしまうことも少なくありません。取れる量が少ないことから価値が高いのはリューコガーネット(Leuco Garnet)とメレラニ・ミント・ガーネット(mint garnet)であり、完全に無色で透明なリューコガーネット(Leuco Garnet)は1カラットが50万円に届いてしまうとも言われておりますが、若干の色を含んでしまうとそれよりも安価となります。

スリランカ産のヘソナイト(Hessonite Garnet)は比較的大きい物が出回っており、1カラットで1万円程度の物があります。やはり重要なのは透明度の高い物であることと、赤色が美しくあることが高額になる傾向にあります。しかし、特徴的である糖蜜状のインクルージョン(宝石の結晶体になる成長途中や成長が終わった後に取りこんだ固体や液体や気体の内包物です)を含んでいる物はカボションカットで10カラットが5万円程度の物もあり、ルース(「裸石」のことで、石だけのこと。指輪、ネックレスに留められていない宝石のことを言います)からジュエリーを選ぶこともできます。グロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)はとても種類が豊富な物なので、鑑定書などがある場合には必ず一緒に保管をするようにしましょう。

最後に、ダイヤや他の宝石と同じく、色、透明度、大きさ、輝きによって価値が大きく変わってきます。その中でも、同じクオリティの宝石の場合、大きな粒の石をなかなか採石できないことから、3カラット以上のものは特に大幅な価格的価値があることを見込めます。

また、グリーンガーネット(ツァボライト(Tsavorite)、ミントガーネット(Mint Garnet)、ヘソナイト(Hessonite Garnet)、リューコガーネット(Leuco Garnet)とグロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)とは別名が付いているものに関しても、他のグロッシュラーガーネット(GrossularGarnet)に比べて、希少であることと、それぞれの人気や需要によって高値で取引されることが多いです。現在、ジュエリーや宝石の買い取り価格が上昇しております。「買取大吉」では査定料を無料で行っております。ぜひ思い当たる宝石をお持ちでしたらお気軽にご来店くださいませ。

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