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金の史上最低額で取引されていたのはいつ頃?社会情勢と金相場の関係をご紹介します

073_ゴールド ドル

金の相場が未曾有の高騰を見せていますが、30年程前は現在では考えられないような価格で取引されていたことはご存じでしょうか。今回は金の史上最安値と金相場に大きな影響を与えた出来事についてご紹介します。

日本での過去最低金価格は

2023年現在、金の1gあたりの買取相場は9,000円にも届きそうな勢いで高騰が続いていますが、過去最も安かった時はどの程度だったのでしょうか。

日本で最も金取引価格の最低値を記録したのは1998年、今の10分の1以下の価格で取引されていました。金は各国の情勢、特にアメリカの情勢が不安定になると金の価格は上昇します。これはドルは世界経済における基軸通貨ですので、ドルの先行き不安の場合は世界経済の貨幣価値の危機につながる可能性もあるため、人々は貨幣価値の影響が少ないとされる金投資に資金が集まり、金の価格が上昇するのです。1980年には1gあたり6,945円という高価格で取引されていた金相場ですが、アメリカとソ連の緊張緩和を機に価格が暴落し、4ヶ月という短期間で3,000円以上の下落を記録しました。その後20年間もの間金の下落トレンドは継続し、1998年には1gあたり865円という史上最低値を記録しました。アメリカドルがどれほど金の価格に影響を与えているのかがよくわかりますね。

日本の金相場に影響を与える要因

円安・円高

上述したドルの価値と同様に日本国内において金相場に大きな影響をもたらすのが円安・円高です。金は世界的に米ドルで取引されており、日本へと輸入するためにドル円為替相場が影響してきます。そのため、そのほかの多くの輸入品と同様に、金は円安になればなるほど価格が高騰します。

1ドル100円のときと130円のときでは、130円のときの方が金の価格は上昇します。金の相場は比較的安定しており、短期間で急激に上下する可能性はそれほど高くはありません。金相場の動きよりも、実はこのドル円為替相場の動きが、金価格に影響を与えるケースも多くあります。今後金相場が上がるかどうかをチェックしたいときには、「今後のドル円為替相場が円安または円高に傾きそうかどうか」を判断するのもオススメです。

地政学的リスクが高まったとき

みなさんは有事の金という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。金は実物資産かつ、世界共通の価値があるという特徴があります。そのため、テロや戦争が起きる可能性が高い場合には安定している資産である金の需要が増え、金相場が上昇しやすいといわれています。しかし、これは一過性のものという考え方もあり、この上昇のタイミングで金を売却する投資家も多くいます。

インフレーション(インフレ)

金は守りの資産ともいわれています。これは金自体に価値があるため、このあらゆるリスクに対して資産を守ることができるため、このようにいわれています。このリスクの中にはインフレも含まれています。基本的に景気が良くなると物やサービスの価格は上がっていきます。すると価格が上がる前に手に入れておこうと考える人が多くなり、結果として更なる価格上昇を引き起こします。これがインフレの基礎で、物の価値と反比例するように現金の価値が下がっていってしまいます。そのため、インフレ時には物としての価値がある金の相場が上昇します。

2000年代に金相場の上昇トレンドを引き起こした出来事とは

2000年以降金相場の上昇は続いており、長期的な視点での金相場は上がり続けています。ここでは2000年代以降に金相場に大きな影響をもたらした出来事についてご紹介します。

2001年世界同時多発テロ

2001年に起きた世界同時多発テロやITバブルを発端として、大規模な地政学リスクの懸念により、通貨や株式の信用が下落しました。お金に代わる投資として金に注目が集まり多くの金が購入され、これにより金の価格が急騰したのです。

2008年リーマンショック

2008年にはリーマンショックが起きました。そのため、金の需要が増加し金価格が急騰しました。しかし、グラフで見てみるとそこまで大きく上がっているように見えませんよね、これはリーマンショックが起きた際に起こった急激な円高が原因です。円は比較的、安全であるという理由から世界中で日本円の需要が増えました。その結果、為替レートが円高方向に大きく変化し、日本円換算ではあまり変化していないように見えていますが、世界規模での金価格は大きく上昇しています。

2013年アベノミクス

2013年、当時日本の総理大臣である安倍元首相は、大規模な金融緩和政策を図るためにアベノミクスを実施しました。アベノミクスとは、安倍首相が打ち立てた日本経済を立て直すための経済政策のことです。この政策により国内の実質GDPは2.0%も上昇し、企業の経済利益は過去最高水準に達したのです。日本国内の経済がプラスに転じることで、円安に働き、金価格の上昇に繋がりました。

2020年新型コロナウィルスの発生

2020年には新型コロナウィルスの大流行により、各国がロックダウンなどの措置を行い、世界中の経済活動が停止し世界経済に大きな影響を与えました。その社会情勢から安全資産である金を求める動きが大きくなり、1年で1,000円以上暴騰する形となりました。

2022年ロシアのウクライナへの軍事侵攻

2022年にはロシアによるウクライナへの軍事侵攻が行われ、2022年12月現在も戦争状態が続いています。ロシアに対して各国は経済制裁として輸出入の制限されたり、各企業がロシアからの事業を撤退するなど、世界経済に大きな影響を与えています。また、ロシアはエネルギー資源や金の産出国でもあるため、世界的にそれらの供給が減っており、価格が上がっています。そのため、金の価格も2021年から更に1,000円以上上昇しており、日本では史上最高額を更新しています。

まとめ

金相場の推移を完璧に予測する事は難しいですが、ロシア・ウクライナ間の戦争や米中関係の改善など現在発生している地政学的リスクの解消次第で一時的に金の価格が暴落することは十分に考えられます。そのため、長期的な運用を考えている人以外は今は売り時であると考えられます。「買取大吉」では金・貴金属の買取を強化しています。査定やご相談は無料で行っておりますので、是非お気軽にお近くの「買取大吉」までご来店ください。

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