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金相場は日々変化している
金相場の上昇に関するニュースも増え、多くの方が値段が上がり続けるのでは？と考えるかと思います。しかし、実際の金相場は月平均、年平均で見ると確かに上昇しているのですが、日ごとで見ると上がり下がりを繰り返しています。月平均相場が変わらない場合でも日ごとの最高値と最低値が1gあたり500円程度の差になる事も起こっています。
金相場が上昇する要因とは
金相場の相場が高騰する要因は主に4つ挙げることができます。
需要と供給のバランスが、需要に傾いたとき
金に限った話ではないですが、物の値段は需要と供給のバランスによって決まります。野菜が豊作になると供給量が増えて値段が下がってしまい、需要もそこまで上がらずに「豊作貧乏」になる場合があるのと一緒です。逆に、需要が高いにもかかわらず、供給が追い付いていない商品に対しては金額が高くても欲しいと考える人が増え、価格が上がっていきます。金は埋蔵量という制限があるため、需要と供給の影響を受けやすい物のひとつであり、従来の用途以上に電子機器などでも需要が増えているため、価格が上がっているといえます。
地政学的リスクが高まったとき
みなさんは有事の金という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。金は実物資産かつ、世界共通の価値があるという特徴があります。そのため、テロや戦争が起きる可能性が高い場合には安定した資産である金の需要が増え、金相場が上昇しやすいといわれています。しかし、これは一過性のものという考え方もあり、この上昇のタイミングで金を売却する投資家も多くいます。
インフレーション（インフレ）
金は守りの資産ともいわれています。これは金自体に価値があるため、このあらゆるリスクに対して資産を守ることができるため、このようにいわれています。このリスクの中にはインフレも含まれています。基本的に景気が良くなると物やサービスの価格は上がっていきます。すると価格が上がる前に手に入れておこうと考える人が多くなり、結果として更なる価格上昇を引き起こします。これがインフレの基礎で、物の価値と反比例するように現金の価値が下がってしまいます。そのため、インフレ時には物としての価値がある金の相場が上昇します。
円安になった時
日本国内において、円安・円高というのは金の取引を行うときに大きな影響をもたらします。金は世界的に米ドルで取引されており、日本へと輸入するためにドル円為替相場が影響してきます。そのため、そのほかの多くの輸入品と同様に、金は円安になればなるほど価格が高騰します。
1ドル100円のときと130円のときでは、130円のときの方が金の価格は上昇します。金の相場は比較的安定しており、短期間で急激に上下する可能性はそれほど高くはありません。金相場の動きよりも、実はこのドル円為替相場の動きが、金価格に影響を与えるケースも多くあります。今後、金相場の動きをチェックする際には、「今後のドル円為替相場が円安または円高に傾きそうかどうか」を判断するのもオススメです。
金相場と買取価格の関係
金相場と買取価格は基本的には連動して動いています。上述したような何らかの要因で金の需要が高まり、相場が上昇するとそれに連動して金の買取相場も上昇します。人気がある商品は高くなるのと同じで、金も同様の動きを見せるのです。資産として保有する金を高く売りたいなら金相場が上昇した時に売り、購入したいなら金相場が下がったタイミングで購入するとよいでしょう。
金を高く売るためのコツ3選
安い時期に購入し高くなったタイミングで売却する
商売の基本ともいえますが、ものを売却する際は購入時よりもどれだけ高く売れるかによって利益が決まります。上述した通り、金の相場は一定ではなく日によって価格が変動しています。そのため、為替や世界情勢の流れから金相場の変動を予測し、金相場が高い状態で売却できるようにしましょう。また、すぐ売るつもりがなく、長期間保有しておきたい場合は出来るだけ相場が下がったタイミングでまとめて購入するようにしてください。
有名ブランドのアクセサリーは付属品も揃える
金の売却を考えている人のほとんどは使わなくなったアクセサリーなどの貴金属製品の売却を考えているのではないでしょうか。このようなアクセサリーの場合は売却後に溶かされて別のものにリサイクルされる場合とそのまま中古アクセサリーとして売られる2パターンがあります。後者の場合は中古でもいいから欲しいと思われる商品でなければならないため、必然的に人気ブランドのものやデザイン性の優れているものに限定されます。そのような場合ですと付加価値によって貴金属としての価値以上の価格で買取が期待できます。
こういった場合は傷や汚れがない事はもちろん重要になるのですが、それ以上に付属品が揃っているかどうかも重要になります。貴金属としての価値以上の買取価格を考えたい場合は箱や袋などの付属品は大事に保管しておきましょう。
買取の優良店舗を探してそこで売却する
金や金製品を売却する時は、店舗によって金の買取価格が異なるため、買取価格をチェックすることも重要です。貴金属販売を行う店舗の公式サイトなどには、その日の買取価格や買取時に発生する手数料が記載されています。逆にそういった記載が一切ない場合は優良店でない可能性が高いです。また、有名ブランドの貴金属ジュエリーの売却を考えている場合は貴金属としての価格のみでなく、ブランドやついている宝石、デザイン性などの付加価値についてもしっかりと査定してもらえる店舗を探すようにしましょう。
まとめ
今回は金を高く売却するためのポイントや金相場変動の理由についてご紹介しました。「買取大吉」では金・貴金属の買取を強化しており、インゴットや金貨、アクセサリーなどを問わず高額買取を実施しております。査定やご相談は無料で行っておりますので、是非一度お近くの「買取大吉」までご来店ください。
