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安定資産といわれる金の役割

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金は「安定資産」、「有事の金」などと言われ、不景気や金融危機のときにも資産価値を失わないものとして、投資家から厚い信頼を寄せられています。そんな金の資産としての役割に注目してみます。

経済危機に備えた“非常口”としての金

景気後退や株価の暴落など、経済的な大変化が起こった際にも金は、その価値を失わない数少ない資産となります。金の市場価値は株式市場とは異なった動きをみせます。株式市場が好況のとき、投資家は株式市場でより利益を生む投資対象に投機し、金相場は下がる傾向になります。しかし、金融危機などによって株式の価値に暗雲が立ち込めると、途端に投資家は避難所に逃げ込むように金に向かってきます。2020年代は、金のこの“非常口”としての役割が顕著に表れている時代と言えます。コロナウィルスが世界的に蔓延したことで、世界でのヒトやモノの動きが一気に鈍化しました。これは株式市場に打撃を与え、株価が下落しました。一方、金は2018年後半から高騰をみせ、2018年8月約1201ドル/トロイオンスだったものが、2019年8月には約1498ドル/トロイオンス、2020年の8月には約1968ドル/トロイオンスという急激な右肩上がりをみせました。

金相場に影響をもたらす要因

コロナウィルス蔓延の他にも、金相場は様々な地政学的要因に影響されます。例えば、株式市場のコアになっている国であるアメリカの大統領選の結果や、中国の国力増大、ウクライナとロシアの紛争なども金相場変化の要因となっています。このほかにはより直接的な金の売買が要因となる場合もあります。例えば国の中央銀行による金の大量購入などがこれにあたります。またインド北部では伝統的に結婚の際に金を購入することがあるため、インドの新興富裕層のこうした文化的動きによって金の相場が影響を受けるということもあるようです。

安定資産としての金

一部の専門家によれば、資産管理は4種類ぐらいの異なる形式のものによって行うと良いという説があります。こうすることにより、リスクヘッジと効率的な資産運用ができるといいます。景気が好況の時は、株式投機や不動産投資などにより、大きな「レバレッジ効果(小さな投資が大きな利益を生む効果)」を期待することができます。一方で安定感のある金の投資分が、万が一の場合に備えて機能するというわけです。

しかし金は安定資産といわれていますが、リスクがゼロであるわけではありません。未曽有の高騰をみせている今、逆にいつ下降傾向に振れてもおかしくはありません。金の相場価格が下がるということは暗に世界情勢が安定し景気が好転することも意味しますが、金投資に頼っていると損害を被る場合もあります。

金を使った資産運用

●地金やコイン

最もシンプルな金投資方法で、金のインゴットや金貨の相場変動を利用して利益を得ます。これらを購入する場合は信頼できる販売元から購入するようにしましょう。有名なところでは田中貴金属工業や三菱マテリアルなどがあげられますが、自分に近い販売店を探す場合は、「日本金地金流通協会」のホームページから全国の登録店が見つけられるので、ここからみつけた店舗であれば信頼して購入することができます。またインゴットといっても100g程度の小さな量から購入できるため、意外と手軽に始められます。将来の貯えとして、ご子息やお孫さんに買うという方もいらっしゃるようです。

金貨は「地金型金貨」が最も投資用としてポピュラーなもので、オーストラリアのカンガルー金貨や、カナダのメイプルリーフ金貨、オーストラリアのウィーン金貨ハーモニーなどがあります。こちらも大小さまざまなサイズを購入することができます。金貨の詳細についてはちらをご参照ください。

 

●純金積立

純金積立は、毎月一定量の金を継続的に購入する投資方法です。毎月決まった“金額”で購入する「定額積立」と、決まったグラム数を購入する「定量積立」があります。純金積立では購入時の金価格と売却時の金価格の差額を利用して利益を得ます。純金積立のサービス提供元によっては売買時に手数料が発生する場合があります。純金積立は、短期的なリターンはあまり期待できませんが、その分低リスクかつ手軽に始められます。長期的な積み重ねによって、じっくりと資産総額を増やしていく資産運用です。

 

●金ETF

まず、ETFとは「Exchange Traded Fund」の頭文字で、日本語では「上場投資信託」といいます。金ETFとはいわば、金を株式市場で投資できるようにしたもので、上場株式を売買するように取引を行うことができますが、金ETFにおいてその価格相場は金の価格に連動します。金ETFは上場株式のように証券取引所に上場しているため、リアルタイムで取引を行うことができます。株式投機に馴れた投資家が株式投資のリスクヘッジとして金投資を行う場合、株式と同じような感覚で金投資を行うことができるのです。しかし株式とは異なり配当はありません。また金ETFを提供する会社には、現物の金と交換できるところと、できないところがあります。

最後に

金の価値は金自体の希少性や普遍的価値に根差しており、かつて世界で採用されていた「金本位制」は各国の中央銀行が金と同等の貨幣を保有し、金と貨幣をいつでも交換することを保証したものでした。1929年の世界恐慌以降、金本位制は廃れましたが、今も貨幣と並ぶ高い価値を持つ金は、経済危機やインフレーションにおいては、貨幣よりも価値が揺るがない安定資産として、信頼を得ています。金の価格が高騰する昨今、金の価値を利用した様々な資産運用にも注目が集まっています。

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