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金の投資と購入に関して

1249_金 購入 注意点

金は、大昔から希少性・普遍性を有していました。マルコ・ポーロの東方見聞録で日本が莫大な金を産出する国と書かれると、「黄金の国ジパング」と呼ばれたくらいです。今は、笑い話のようになっていますが、ヨーロッパでは錬金術といって、金を人工的に作り出そうと研究していた時代がありました。文化が違っても、金の美しさと金への憧れは世界共通だったといえます。時代が進んで紙幣中心の経済活動になっても、各国は1930年頃まで金本位制を採用し、紙幣は金との交換券であることを示していました。現在でも金の延べ棒を集めている資産家が存在するように、金はその希少性から現在でも高い価値を有するものになっています。
金は実物資産といわれ、株や債券などの紙の資産と区別されます。現在のように、経済が好況なときは紙の資産が上がりやすく、リーマンショック時のような不況のときは実物資産が上がりやすくなります。最近では、国の金融緩和の影響で金、株、債券問わず全て上がっていくような値動きも見られるためこの関係は崩れつつありますが、それでも金は現物資産として不況に強いのは変わりません。金は、中長期的にみれば紙の資産の価値目減りをカバーしたり、会社の倒産で株や債券の価値がなくなってしまうような状況になったとしても価値を維持する役割を持っています。

金投資がおすすめの理由

金投資とは、金を対象に投資する資産運用方法です。金が「有事の金」と呼ばれる理由は、世界情勢が不安定な時でも価格が上昇する安全性を備えているためです。金は株式と異なる値動きをする傾向があり、株安、紛争、テロなど世界の情勢が不安定になる出来事が起こると、安全資産として金を買う人が増える傾向にあります。

また、金は、金そのものに価値がある「実物資産」です。実物資産は信用リスクがなく、インフレ時に価値が上がる傾向のため、インフレ対策になります。通貨、株式、債券などは、発行する国や企業の信用がベースとなり取引される「ペーパー資産」です。ペーパー資産は、情勢変化によって国や企業が破綻すれば価値がなくなるリスクがあります。一方、金は鉱物のため埋蔵量に限りがあり、希少価値が高く、無価値になることがない点が大きな魅力です。

そもそも金はどこで買えるのか

金の購入方法で最も簡単なのは貴金属店で金貨を購入することです。店舗に足を運ぶだけで、面倒な手続きもなくお金を払えばその場で買うことができます。ただし一般の貴金属店で購入する場合は、その金貨が本物であるかどうかを見極めなくてはいけません。信頼できないお店で偽物を購入してしまうと投資資金が無駄になってしまいます。

金貨には、特別なデザインが施されているため、その小売価格にはプレミアムと呼ばれるデザインや加工費、輸入の際の諸経費が含まれていることから金地金の小売価格より割高になっています。金貨にはさまざまなデザインや大きさがあり、予算に合ったものを選ぶことができるというメリットがあります。なかでも西オーストラリア州政府公営・パース造幣局発行のカンガルー金貨は、愛くるしいカンガルーのデザインが毎年変わることで人気を博しています。

金そのものを購入する別の方法に、金地金を購入する方法があります。金地金は、貴金属メーカーや地金商が自社ブランドとして製造・販売しており、直営の店舗や電話で購入できます。直営店ならその品質は保証されているので安心して購入することができます。金地金の重さにはさまざまな種類がありますが、金貨と違って500g未満の売買にはバーチャージと呼ばれる手数料がかかります。

金そのものを購入するのではなく、金ETF(上場投資信託)を購入する方法もあります。金ETF(上場投資信託)は運用の成果が金価格の動きに連動するように設定された投資信託で、証券会社などが窓口になって取り扱われています。取引所に上場しているため株式のように売買することができます。また盗難のリスクもありません。ただし、金の現物とは交換できない金ETF(上場投資信託)もあります。

純金積立で金を購入する方法もあります。貴金属メーカー、地金商、証券会社や銀行などが取り扱っています。基本的な仕組みとして、毎月の積立金額を営業日数で割った1営業日あたりの金額により、営業日毎に自動的に金地金を買い付けていく方法(ドルコスト平均法)が採用されています。毎月の積立金額は3,000円以上1,000円単位が一般的です。このため毎月ご自身の予算に合った分だけ積立をする預貯金感覚で購入することができます。もちろん盗難のリスクもありません。

金購入時の注意点

金購入時の注意点は3点です。

◆金購入時の注意点その1:形状

投資をするならインゴットか金貨どちらが良いのでしょうか?今回はインゴットと金貨、どちらが金投資におすすめなのかについてご紹介いたします。それぞれについてしっかりと理解し、損のない金投資をしましょう。まず、インゴット投資にはどのようなメリットがあるのでしょうか?インゴット投資は、金投資をする際の最も基本的な方法の一つです。一定量以上の金を保有しようとする場合、金の塊であるインゴットを一定量保有することになるでしょう。つまり、多くの金を保有しようとした場合、インゴット投資をする必要があります。より多くの金を一度に保有することができること。それが、インゴット投資のメリットです。ただ、500g以下のインゴットだとバーチャージと呼ばれる手数料がかかるのが一般的です。

一方、金貨には様々なサイズがありますが、少額から購入できるということが、金貨投資のメリットです。また、サイズの小さい金貨は自宅での保管がしやすいということもメリットだと言えるでしょう。インゴットを保管する場合のように、貸金庫のサービスを利用しなくても良いため、保管にかかるランニングコストが必要ないことも金貨投資のメリットです。このように、金貨投資には多くのメリットがあるのです。金投資にはインゴットと金貨のどちらを選ぶのが良いのでしょうか?結論としては「投資金額に合わせてインゴット・金貨を選ぶ」のが最適です。

インゴット投資は、一定の予算がある場合に特に有効です。金貨投資はインゴットより購入予算が少なく済み、多くの量を集めたとしても、インゴットを保管する際と比較してコンパクトに収まる傾向にあるためその後の保管もしやすくなります。保管にかかる費用も特に必要ない場合がほとんどでしょう。このように、金貨投資をするべきかインゴット投資をするべきかは、どれくらいの予算を金投資にかけるのかによって異なるのです。

 

◆金購入時の注意点その2:税金

まず金地金を購入する際には、消費税が発生します。消費税は購入する側の負担となります。税額は購入代金の10%。金地金を購入する場合には消費税を支払い、逆に売却する場合には業者から消費税を受け取ることができます。消費税の課税対象となるのは、個人事業主(納付免税枠1,000万円)および法人です。ですから消費税の課税事業者を除く個人のお客様が金地金を売却しても、消費税の納税義務はありません。

ただし、反復継続して金地金の売買を行う場合、営利目的という解釈で納税義務が発生する場合がありますのでご注意ください。また、売却の際も売却益が発生すれば、譲渡所得となります。しかし、他の譲渡所得とあわせて年間50万円の特別控除枠がありますので、特別控除枠を越えた部分が譲渡所得となります。他の所得と合算して総合課税の対象となります。

また、保有期間が5年超の場合には、長期譲渡所得として1/2に軽減されます。他にも金地金を相続すれば、相続税の課税対象となります。この場合、相続税は死亡日の小売価格(時価)で評価されます。さらに金地金を相続すれば、相続税の課税対象となります。この場合、相続税は死亡日の小売価格(時価)で評価されます。相続税が発生するのは、課税価格が基礎控除額を超える場合です。基礎控除額は以下の計算式で算出されます。

 

◆金購入の注意点その3:金投資に関するデメリット

金投資のデメリットとして挙げられるのは、為替変動リスクです。金の取引は米ドルで行われるため、日本国内の金の価格は米ドルに対する為替の影響を受けます。金の米ドル価格が同じだとして、1ドル100円の時に10,000円分の金を買った場合と、1ドル110円の時に10,000円分の金を買った場合では、1ドル100円の時に買った金の量のほうが多くなります。

わかりやすく例えるなら海外からの輸入品と同じです。日本円の価値が上がる円高では国内の金価格は下がり、日本円の価値が下がる円安では国内の金価格は上がります。また金をほかの金融資産と比べると、預貯金の利息や株式の配当のような利益はありません。

まとめ

金投資は全ての人に有益である投資方法とは言えません。また、先に述べたデメリット部分を考えた場合、金1点に集中して投資をするという方法も好ましいとは言えないでしょう。株式には配当がある上に、業績が良くなれば株価が上がって売却益も望めます。短期間で利益を得ることができる可能性があるので、株式のような投資を望んでいる人には金投資は向いていません。

株式の場合は世界情勢等の変化により、価値が急落することで大きな損失が発生する可能性もあります。しかし金は価値がゼロになることはありませんので、短期で利益を得るというよりも資産を守りながら投資をしたいという人に向いていると言えるでしょう。

この不安定な世界情勢の中、不測の事態が起きることを予想することも困難ですので、世界共通の価値があり大きな損失をもたらしにくい性質を持つ金投資に注目したいところです。短期で一時的な利益を得ることを目指すのではなく、長期保有でしっかり資産を守っていくことを考えてみてはいかがでしょう。分散投資の1つとして金投資を選択するという方法であれば、守りの投資という部分で補填できると考えられます。

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