お電話 でのお申込み・ご相談は 0120-15-1234 電話受付:
24時間
メール
24時間OK! メールでお問い合わせ

選べる3つの買取方法

ボタン 店舗買取

ご成約で即現金化!
お得な来店特典もあります!

ボタン 出張買取

ご自宅に査定員がお伺いする、
外出不要の買取サービス!

ボタン 催事買取

各地域の催事会場で行われる、
期間限定の買取イベント!

Instagram Facebook Twitter Youtube
買取大吉 買取品目 金・貴金属 金・貴金属の記事一覧 金の価値は変わる?変わらない?

金の価値は変わる?変わらない?

37_金 価値 変わらない

長年、金は価格が安定していて「安心・安全」で資産運用ができると投資家の中では言われておりますが、実際に金の価格は変わらずに安定しているのでしょうか。みなさんが気になる「金の価値は変わる?変わらない?」という疑問や、金の売買をするタイミングなど、気になるポイントをについて今回はご紹介いたします。この基礎知識を知っているだけで資産運用に大きく活用できますよ!

金相場の変動

金の価値は比較的安定していると言われていますが、「金の価値が下がる」ということもあるのです。金を購入したあとは自宅にずっと放置しておいても姿かたちは変わりません。しかし、実際の金相場の変動を見てみると大きな動きもあります。

金の価格は、2000年代以降急激に上昇しました。もともと「プラチナの方が高かったのに」と思っている方も多いかと思います。しかし、経済的な不安が原因となり、資産がプラチナから金に流れたことが金価格上昇の要因のひとつだと言われています。

2000年代に入りわずか10年の間に金の価格は4倍以上も値上がりしました。そう考えると「2000年代初頭に購入した金製品は、価値が下がっていない」ということになります。

しかし2010年以降の数年間のデータを確認してみると、急激な変動は無いにしろ金の取引価格も上下に揺れ動いたタイミングがわかります。2015年に1グラム当たり4,500円以上で取引されていた金の価値は、翌年の2016年の平均では4,300円台に下がったというデータも存在しています。そのため仮に、2015年に金を購入した方が2016年に売却しようとしたら、「金の相場の価値が下がった」と言えます。基本的に金自体の価値は世界的に高いという認識には変わりありませんが…。

何故金にはずっと価値がある?

金の価値がずっと下がりにくい理由としては、「金」という素材が持つ特徴に起因しています。

金に価値があるのは、「地球上にあるそもそもの金の量が決まっているため」です。金は自然に増え続けるものではありませんし、埋蔵されている金の量も残りわずかと言われています。これまでに採掘された量を合わせると、17万トン程度だと言われています。
これ以外にまだ地球上には6~7万トンの金が眠っていると言われていますが、それらを掘り起こすためには非常に多くの時間と莫大なコストがかかります。そのため、金は希少性が高くなっており、世界的に価値のあるものとされています。限られた金を求める人が多くなればなるほど、その価値は高まるということなのです。

特に急激に上昇した2000年代以降は、世界的に不安定な経済状況から金を資産として求める方が増え、その価値をどんどん上げてきました。それ以外にも、加工のしやすさや耐久性の高さ、あらゆる場面で活用しやすい上に見た目が美しいため、金を求める人が多いのでしょう。

そして様々な場面で活用されているものの、人工的に作り出すことが難しいことも金に価値がある理由のひとつです。

日本と金の関係

中尊寺金色堂

日本はかつて、13世紀のイタリア人旅行家マルコ・ポーロによって「黄金の国ジパング」と呼ばれていました。

マルコ・ポーロは中国滞在中に、「莫大な金を産出し、黄金でできた王の宮殿がある東アジアの島国」の話を聞きます。マルコ・ポーロが聞いた黄金の宮殿とは、平泉(岩手県平泉町)にある中尊寺金色堂なのではないかと推測されています。

中尊寺金色堂とは、当時の平泉の権力者である奥州藤原氏によって建立され、内にも外にも黄金が貼られた仏堂として存在を表していました。

ちなみに中尊寺金色堂の金は、現在の岩手県陸前高田市にあった玉山金山から採れたものと言われています。玉山金山は後の仙台藩主伊達家の直轄領になり、そこで採掘された豊富な金は、伊達家とヨーロッパが貿易するための海外使節派遣の費用にも充てられました。

 

金閣寺

金閣寺は室町時代に、時の幕府将軍である足利義満によって建立されました。この金閣寺に金箔が使われた理由としては、当時日本の最高権力者である義満が「自らの威厳を国内外に示すため」とも「仏教の極楽浄土を表現するため」とも言われています。
高位の権力者でなければ建てられない為、中尊寺金色堂や金閣寺など、全体が金で包まれた寺院は、当時の日本の権力の象徴とも言えます。
さらに室町時代には、金を贅沢に使った屏風もつくられるようになりました。金屏風は、時の幕府や有力大名が諸外国の国王に贈った日本を代表する品として、外交で重要な役割を果たしていました。
国にある金が多ければ多いほど経済を拡大させられる仕組みのため、金本位制は国内発展のために長年重宝されました。そのため金は世界各国と同じく、日本でも権威を示す貴重な物質として歴史上でも大切な役割をしてきたのです。

世界と金の深い関係

世界的にも金は昔から人々から珍重されてきました。ここでは金の価値を高める一因となった金の歴史の一部をご紹介します。

 

トラキアの黄金文明

紀元前3000年~5000年頃、現在のブルガリアがある地域に、トラキア人と呼ばれる民族が住んでおりました。
勇猛な騎馬戦士として恐れられ、文字を持たなかったトラキア人ですが、王笏や王冠、イヤリングやネックレスなどの装飾品などといった、繊細で高度な金の装飾品を創り出す技術を持っていました。
様々な黄金製品を残していることからトラキア人の作った文明は、「黄金文明」とも呼ばれました。

 

錬金術

イスラム、中国、中世ヨーロッパなどでは、金を人工的に生み出そうとする技術「錬金術」が長年研究されていました。何千年も劣化しない金は普遍的な物質とされ、ただ金の交換価値目当ての研究だけではなく、世界各国の科学者たちの純粋な追究・興味の対象となりました。
あの万有引力の法則を発見したニュートンも、熱心に錬金術を研究していたと言われています。

 

古代エジプト

紀元前3100年頃の古代エジプトにおいての金は、神聖視されていました。そのため王であるファラオだけが身に着けられる金属として扱われておりました。黄金マスクで有名なファラオのマスクは現在の価値でなんと300兆円とも言われており、非常に貴重で豪華なものです。
古代エジプトでは、川から砂をすくい上げ、砂金を取るという方法で少しずつ金が集められたもので、作り上げるまでに膨大な時間と手間暇をかけたと考えられます。

為替に影響される金の価値

金の取引は基本的に米ドルを用いて行われています。そのため金の価値には為替相場が大きく関係します。
日本国内のみでの取引であれば「円」で売買が行われるため、外国為替は関係しません。しかし、金の場合は海外から輸入したり海外との取引が生じたりするため、為替とは切り離せません。

円高が進めば、金を安く輸入できることになりますが、それに伴って国内における金の販売価格は下落するため、その分だけ価値が下がります。
反対に円安が進めば、金の価格は高くなり、金の価値よりも相場が高まり、売却に適したタイミングであるということです。
この先の為替についての円高か円安か、どちらに振れるかは短期間で予測するのは非常に難しいです。長い目で日本の経済などを予測し、その他の投資手法と金の購入のバランスを考えることが非常に大切だと考えられます。

まとめ

比較的安全性が高いと言われている金ですが、その価値は「これからずっと下がらない」というわけではありません。日本では「18金」をよく見かけますが、実は「18金」の人気が高いのは、ヨーロッパの一部と日本くらいで、他国では、基本的に「純金」「24金」が好まれています。それぞれの国の特徴にもよって好みはありますが、ずっと資産価値として高い金は「有事の金」といわれ、世界のどこかで政情不安が起きる度に、価格が高騰しました。
現在も価格が右肩上がりを続けているのは、「壊れない資産」・「燃えない資産」という金が持つ特徴そのものが安心感を生み、高く評価されているからであり、だからこそ短い期間では難しいものの、中長期間的に見れば価値が急落することは考えにくく、世界的には今後も安定的に価格は伸びていくと予想されています。

金の価値は変化しなくても、金の相場については毎日変動します。必ずしもずっと安定し続けるものとはいえませんが、価格が下がったとしても持っている金を売却しない限り損をすることはありません。
この基礎知識さえ頭に入れておけば、どのタイミングで買うか、売るか、投資を始めるか、など様々な場面で活躍することでしょう。

金・貴金属に関連するその他のコラム記事

お役立ちコラム人気記事

タグ一覧

カテゴリー一覧

買取品目のコラム
ブランドのコラム

買取品目

TOPへ