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金の値動きに影響を及ぼす要因

1285_金 動き

古来より貴金属として珍重されてきた金。その美しさや不変の輝きから、王侯貴族の富や権力の象徴として大切にされてきました。近世において、「暗黒の木曜日」とよばれるウォールストリートの大暴落までは、金本位制として貨幣価値を保証するものとしても機能していました。そして現在、金は著しい上昇傾向の値動きをみせています。そもそも、金価格の変動の要因とはなんなのでしょうか。

なぜ金には高い価値があるのか

人間の手で生成できない有限資源である

ダイヤモンドですらヒトの手で生成できる現代においても、金は生成することができません。金は古来より世界中の文明で珍重されてきた金属で、中世の錬金術師たちが金を作ろうと躍起になっていたことは有名です。金は、金を含む母岩が風化し砂金として産出されますが、そもそもどのようにして生成されたのかということは、依然としてはっきりしていません。一般的に言われるのは、「超新星(super nova)」と呼ばれる、凄まじいエネルギーの放出を伴った星の大爆発や、その爆発で誕生する「中性子星」同士の衝突が生み出すのではないかということです。これらの星の大爆発は金以外にも様々な原子を生成する要因となります。

黄金色の永遠の輝き

ツタンカーメンの黄金のマスクが3000年以上の時を経てもなお、眩い黄金の輝きを呈しているように、金は耐蝕性(たいしょくせい)と呼ばれる、腐食に強い性質を備えた金属なのです。そのため、錆びたり変質することなく輝きを保つので、永遠の繁栄や永遠の美しさと結びつけられて、富や権力の象徴として、古来より王侯貴族に愛されてきました。

優秀な導体である

金は熱や電気をよく通す導体として、電子機器の製造にも欠かせません。そのため現代においては美的価値や資産価値だけではなく、工業素材としての価値も高いのです。

金の価格はどのように決まるのか

金の価格は毎日10時30分と15時に、ロンドン貴金属市場協会(LBMA)にて決定されます。ロンドンはゴールドスミスと呼ばれる金細工師によって、銀行の礎が形成された歴史があり、歴史的にも金や銀など貴金属取引の中心地で機能してきました。

金の値動きに影響を与える要因

金の市場価格は、金の需要と供給のバランスによって動きます。金の価格が高騰するときは金の需要が高まるときということになりますが、それはどんな時なのでしょうか。

インフレーション

インフレーションは貨幣価値が落ちて物価が上がる現象です。貨幣価値が落ちると貨幣や株式への信頼が落ち、投資家は安定した価値をもつと言われる金にシフトするため、金の需要が上がり、金価格が上昇する値動きになります。

地政学的リスク

地政学的リスクというのは、テロや戦争、国家の財政破綻などによって生じる社会不安のことです。最近ではロシアのウクライナ侵攻を受けて世界各国がロシアに経済制裁を行いました。国同士の交流がストップし交易もストップし、先行き不透明な戦争は、経済不安も引き起こしました。また、台湾と中国の緊張感も経済に暗い影を落としています。経済不安は株式投資の信用に衝撃を与え、金を資産の保険にする投資家が増えます。こういった金の役割から「有事の金」とも言われます。

原油価格

原油価格の高騰も金価格に影響を及ぼすと言われています。例えば1970年代のオイルショック後には原油価格と金価格が同時に急騰しました。一方で2001年の同時多発テロ直後、テロへの警戒感から原油価格が下がった際にもかかわらず、テロやイラク戦争などの地政学的リスクへの危機感から、有事の金として金価格は上昇をみせたこともあり、必ずしも原油価格と金価格が同じ動きを見せるとも言い切れません。

疫病の流行

疫病の流行、パンデミックも金の価格を上げる要因になると言われます。昨今の新型コロナウィルス蔓延は、世界経済に打撃を与えました。人や物の往来が大きく制限され、国境が封鎖され、リモート勤務の影響や生産機能の低下、国際物流の鈍化などによって経済活動が著しく低下しました。そのため経営破綻や休業に追い込まれる企業も少なくなく、株式への不安も大きくなりました。またいつ収束するかわからない不透明な見通しに人々の不安は収まらず、未曽有の金高騰をみせる要因となりました。

まとめ

不景気においても価値を失いにくい資産として、金は大きな信頼をあつめる存在です。そのため金は社会情勢を映す鏡ともいえるもので、情勢不安や経済不振などが世界的に広まると、“有事の金”の需要が高まります。まさに昨今の戦争やパンデミックによる、世界情勢への不安や不景気、世界的インフレーションなどから、金はかつてない上昇傾向の値動きをみせています。しかし、有事の金が絶大な安心感をもっているからといって、金に頼りすぎる資産運用は危険で、資産運用は金だけでなく、不動産や株式など広い視野で分割投資することも、リスクも分散につながります。

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