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「金相場の未来を探る」今後の見通しや予想

「金相場の未来を探る」今後の見通しや予想

金相場の高騰が続いています。金相場の今後の見通しが、どのようになるかについて知っておくと、どのように行動したらいいのか、参考になるはずです。今回は、金相場の今後の見通しや予想についてご紹介しましょう。

金相場高騰、高値更新が続く

金相場は、日々変動していますが、2019年に入ってからは、金相場が上昇しています。2020年には、アメリカとイランによる関係悪化の影響で、金相場がさらに高騰。また中国の武漢で発生した新型肺炎の影響。2021年、新型コロナが世界中に拡大。

2022年ロシアによるウクライナ軍事侵略、これによって金相場が過去最高まで上昇しています。このような状況の中で、これから金を購入するべきなのか? それとも持っている金を売るべきなのでしょうか?

金相場が上昇した理由

需要と供給のバランス

金の相場は需要と供給のバランスによって価格が変化します。
近年はパソコンやスマートフォンのなど精密機械などの素材としても利用されることが増えた金は、工業面でもなくてはならない存在なり、もともとの装飾品や資産目的以上の需要が高まりました。さらに需要の高まりを受け、投資家たちの取引が活発化されたことで需要が上回り金相場が上昇しました。

世界的な低金利

世界的な金利の状況によっても金相場は変化します。少し前までの日本では、銀行にお金を預けておくだけで自然に資産が増える時代がありました。しかし現在は金融緩和が行われ、マイナス金利やゼロ金利などで銀行に現金を預けておいてもお金が増える事は少なくなりました。そのため、現金以外の形の方が資産を増やしやすくなり金の相場も上がりました。

世界的な不況

世界的な不況の原因となっているのが『新型コロナウィルス感染症の流行』です。新型コロナウィルスは2020年3月に広まりました。その当時、このコロナウィルスの影響により金の最安値と最高値が約700円もの差が生まれるほど影響がありました。それを受けてアメリカの金融緩和が始まり、2020年7月にはさらに強化されたことで金価格がさらに高騰することとなりました。

世界共通の代替通貨

少し前までは暗号資産(仮想通貨)が代替通貨として注目されていました。しかし仮想通貨の相場は世界的人物の動向・発言に左右されやすいため、金の方が代替通貨として有力として注目されるようになりました。

金は世界共通資産なので価値が変わる事があっても完全に無くなる事はありません。その為、暗号資産(仮想通貨)の下落を受けて、また金相場が上昇しました。

過去の金相場はどうだったの

金の価格がどう移り変わっていくのか把握するには、過去の相場を把握しておくことも非常に重要です。それを知っていると時勢に合わせた予想の精度を高められ、1日単位では見えない変動に関しても、分析次第では年あたりの視野を持って見通せるようになります。

過去においてポイントになるのは2000年代に突入するタイミングです。そこから一気に相場は上昇していくことになりました。金相場が上昇した背景にあるのは、社会的な情勢の不安が広がったことです。

紛争のニュースが毎日のようなテレビをにぎわせるようになり、政治に対する不信も強くなってきました。さらには石油の価格が高騰したり物価の上昇の歯止めがかからなくなったりするなど、消費者にとって懸念材料は多くなる一方です。

それまでにない金融危機も起こってしまうなど、将来に対して明るい見通しを持ちにくくなりました。ただし、ずっと相場は上がり続けたわけではありません。

2011年を過ぎてからは一定の範囲内に収まり続けてきたという事実があります。相場自体は決して低いわけではなく、むしろ高い水準を保っていますが2010年までのような急上昇は見られなくなったのです。その理由としては円安の影響が大きいと考えられています。

金価格が下がる要因

金価格は、さまざまな要素の影響を受ける相場です。金価格下落の要素となる主な事象について、下記に詳しく解説します。

金の需要の減少または供給量の増加

一般的に、モノの価格は需要が減少する、供給が増加するときに下落します。これは金価格も同様です。金の需給バランスは、主に金の鉱山生産量・工業用需要・宝飾品の売買量などの影響を受けます。

米ドルの価値の上昇

米ドルの相場と金の相場は、一般的に逆相関にあると言われています。そのため、米ドルの価値が上昇すると、金価格は下落する傾向です。金価格を予想する際には、金価格の相場とともに、基軸通貨である米ドルのレートを注視する必要があるでしょう。

経済不安や金融不安の解消

金は「有事の資産」と呼ばれており、経済不安や株価先行き不安な状況では価格が上昇する資産です。一方、経済不安や金融不安が解消されると、株式や債券などの金融商品のリスクが低下します。安定した資産である金から高い利益率が期待できる株式や債券などに資金が流入し、金価格は下落傾向となることが一般的です。

地政学リスクの低下

地政学リスクとは、テロ・戦争・大企業の倒産などの影響により、特定地域や世界の状況が不安定となることです。例えば、テロや戦争が発生すれば、先行きの不透明感から金が買われ、金価格が上昇します。反面、テロや戦争による影響がなく地政学リスクが低下すると、安全資産である金から他の資産へと資金が流出し、金価格は低下しやすくなるでしょう。

今後金相場はどうなる?

2024年4月時点で、過去最高レベルまで価格が高騰している金ですが、金相場は今後どのように推移していくでしょうか? 結論、短期的には下がっても、長期的には上昇していくと考えられます。

短期的には下がる可能性がある

現在の金の高騰は、ロシアのウクライナ侵攻によって不確実性が高まったことが大きな要因です。そのためロシアのウクライナ侵攻が収束に向かえば、一時的には相場が下がり、落ち着く可能性が高いでしょう。

加えてアメリカで金利の上昇が見込まれているため、USB投資銀行は2022年末までに金価格がオンスあたり1,600ドルに下落すると見ているようです。

長期的に下落する可能性は低い

長期的には、金の相場が下落する可能性は極めて低いでしょう。もちろん、今回ご紹介した要因により数年単位では相場が下がることも考えられます。しかし、金の希少価値自体が揺らぐことは考えにくいです。また過去30年の金相場の動きも、今後の金相場を予測するうえで参考になります。

過去30年間の金の値動きは、数年単位で下落するタイミングはありますが、長期的には相場が上昇してきています。30年前の1992年における小売価格平均は「1,328円」。2022年3月24日の小売価格は「8,374 円」、2024年4月9日時点の小売価格は「12,622円」となっています。

まとめ

金価格の相場は、直近5年間において緩やかな上昇トレンドを描き、さらにコロナショックにより高騰しています。短期的には、金価格相場は急落する可能性が十分に考えられ、長期的には上昇トレンドが維持される見通しです。

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