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金の投資も盛んなインドにお金持ちが多い理由

228_インド 金持ち

インドはここ数十年で急激な経済成長をしており、GDPも近いうちに日本を抜いて3位になるのではと言われています。そんなインドですが、お金持ちが多い国としても有名になっており、世界長者番付にも名を連ねる人も多くなっています。なぜ、インドにはそのような富豪が多いのでしょうか。ここではその理由についてご紹介していきます。

インドの急成長の理由

ITの発達

インドの急成長にはITが大きく関わっており、世界でも有数のIT先進国です。この成長には様々な要因がありますが、大きく以下の3つのことが挙げられます。

数字に強い

インド式計算という言葉があるように、インドは数学にとても強い国と言われています。その中でわかりやすいエピソードとして、掛け算があります。日本で掛け算というと小学2年生で習う九九が基本となっており、7の段や8の段の暗記に苦労したという方も多いのではないでしょうか。ではインドはどうでしょうか。インドではなんと19の段まで暗記するそうです。数学はアルゴリズムを理解するために必要な能力となっています。

また、プログラムを理解・問題解決するために必要な論理的思考力(ロジカルシンキング)を重視する教育が行われており、それがインド人がITに強い一因となっています。

言語

インドはその地域によって様々な言語が州の公用語として用いられており、その数は18種類にも及びます。そのため、ヒンディー語のようにインド内で比較的伝わりやすい言語もありますが、言語によっては同じ州内でしか伝わらない言葉も数多くあります。

そんな中、ヒンディー語と同等以上にインド国内で使われている言語があります。それが、英語です。また、英語はご存知の通り世界で最も用いられている言語です。そのため、グローバルな活躍がしやすくなっています。

カースト制度のなさ

カースト制度は、インドの宗教「ヒンズー教」に基づいて、古くから社会に根付いている身分制度を指します。この制度が立ちはだかり、仕事でも上下関係の壁が高く存在するのです。インドは、1947年イギリスからの独立を果たし、1950年には憲法を制定します。憲法ではカーストに基づく差別の禁止と、不可触民制の廃止が規定されました。

しかし、憲法の規定は「差別をなくす」ことが目的で、カースト制度そのものは習慣として残ってしまっています。下位の身分に対する差別も根強く、特にダリットと呼ばれていた元不可触民は社会的にも経済的にも、大変厳しい状況に置かれているのが現状です。

そんなカースト制度が色濃く残るインドですが、IT企業は海外が元となっている場合も多く、完全な実力主義のため、これに憧れて参入してくる人が多いのだと考えられます。

人口の増加

人口が多い国というと中国を思い浮かべる人も多いと思いますが、実は2023年4月、インドは中国を抜き、人口が最も多い国となりました。さらにインドは現在、人口ボーナス期(※)であり、経済成長しやすい状況にあり、今後も人口は増えていくと予想されています。

※生産年齢人口(15~64歳)が従属人口(14歳以下と65歳以上の人口)よりも大きく上回る状態です。

インド人は金を好む

インドでは金は優位と幸運を象徴し、家庭内で重要な役割を果たしています。古代のインドでは金は「sone ki chidiya(金のスズメ)」といわれ、貴重な金属として扱われ、縁起が良いとされています。そのため、インドでは金は豊富と幸運を象徴するものとされています。

インドの消費者は金のジュエリーを先祖からの財産と考えており、金を永遠の象徴として大切にしています。結果として、インドの金需要は世界一となっており、世界の金の消費量の3分の1以上をインドが消費しています。この需要の大部分はジュエリーとして用いられ、金の装飾品は家族からの贈り物として代々受け継がれています。

驚くことにインド中で、およそ30万店の金のジュエリー店、1万以上の精錬所、1千以上の製造工場があり、300万人以上の金細工職人や付帯業者が存在しています。ワールド・ゴールド・カウンシルの報告書によると、インドの約1億8千世帯が平均で64gの純金を所有しており、少なくともその90%が金のジュエリーとの統計もでています。

インド人は投資する場所に特徴が

金に投資をする

上述したようにインド人は金によく投資を行います。金は安全資産といわれ、投資のリスクヘッジ手段としてよく用いられています。家族に引き継げる金ジュエリーに投資することは理にかなっており、インド人の根底の考え方であるアルタ(実利)に基づく投資といえます。

普段はお金の消費をしない

日本では、友人と話す際には喫茶店や家で話すことが多いと思います。これにはその都度お金がかかり、家に招くにしても、お菓子などを買っておいたり持っていくなどの費用が都度かかります。しかし、インドでは銀行や企業に毎月定額(サブスクリプション)で支払いをすることで、お茶やお菓子が提供されるサービスを用いるのが一般的です。

このようなところに行き、ドリンクやお菓子をつまみながら会話をするのです。毎月支払いをしているため気兼ねなく立ち寄れますし、その経費が変動することなく月々の固定費となります。使うところではお金を使い、それ以外では極力お金を使わずに生活できるよう意識をしているのがインド流です。

バカンスや子供への教育は惜しまない

インド人は普段は節約志向といいましたが、バカンスや教育に対してはお金を使うことを惜しまない傾向が見られます。自国以上によい教育があるのであれば、母子留学をしたり、子どもをボーディングスクール(全寮制の学校)に送り込むことも当たり前。「教育こそ、次世代を育てるための最重要の支出」だと認識しているからでしょう。バカンスに関しても、インドの富裕層は世界各国のリゾートに長期間滞在します。買い物を楽しむというよりも、余暇をぜいたくに楽しむことにお金を使っているのです。

このように、インド人のお金の使い方はメリハリがあり、「使うときは使い、使わないときはまったく使わない」という特徴があるのがわかると思います。

まとめ

このようにインド人にお金持ちが多い理由は、ITに参入する人が多いのはもちろん理由のひとつです。しかし、それ以外に関してもお金の使い方にメリハリがあることや金に投資をして実利を追求するなどシビアな面も目立ちます。私たちもインド人のアルタを重視するマインドを取り入れていくことが、今の日本の不景気を乗り越えるカギになるのかもしれません。

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