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200年振りの事態が発生中!アメリカと日本で起こっているNEWゴールドラッシュとは

新KW_379_NEWゴールドラッシュ

日本ではつい先日、金の取引価格が1グラムあたり1万円を超え、世界的に金の動向に注目が集まっています。金といえばゴールドラッシュという単語を耳にしたことがある方も多いと思います。そんなゴールドラッシュが起きたカリフォルニアで、現在再びゴールドラッシュが起きているのをご存じでしょうか。今回はそんな約200年の時を経て再ブームとなっているNEWゴールドラッシュについてご紹介します。

アメリカを騒がしているNEWゴールドラッシュとは

1800年代にアメリカのカリフォルニア州で起きたゴールドラッシュは、世界で最も有名なゴールドラッシュといえるでしょう。そんなカリフォルニアで2023年現在、新たなゴールドラッシュが起き、「NEWゴールドラッシュ」や「ゴールドラッシュ2.0」などと呼ばれ、アメリカ中から金を求めてカリフォルニアを訪れる人が増えているのです。

実際に金が採れるのか

一番気になるのは、実際に金が採れるのかだと思います。日本のテレビ局が、取材としてカリフォルニア州北部を流れる大きな川で実際に砂金採りを行ったところ、わずか15分で砂金7個、日本円で約14,000円相当の砂金が採取できたそうです。また、このような砂金採りのツアーに予約する人の割合も例年に比べ、1.5倍以上に増えているようで金が採れると聞いた人々が多く集まっているのがわかります。

原因

では、なぜこのように急激に砂金が採れるようになったのでしょうか。その原因はここ数年でカリフォルニアで大きな被害をだしている異常気象が関係しているようです。

カリフォルニアを襲った異常気象

カリフォルニア州は2012年以来、干ばつに悩まされてきました。水不足によって農産物が枯れたり、大規模な山火事が頻発する事態が起こっていました。これによって森の木々が減り、土壌が緩んでいました。

しかし、2022年の秋から2023年の冬にかけて、記録的な豪雨や降雪が立て続けに起き、その総量は数カ月で、年間降水量の1.5倍にも及びました。その影響で河川の氾濫や土砂災害などが多く発生し、カリフォルニア州は大きな被害を受けていました。

なぜ金が露出したのか

カリフォルニアでは、掘削機などの大きな機材を使って金を採掘することは州法により禁止されています。そのため、金を採る方法は、1800年代のゴールドラッシュ当時と変わらず、川底の土を掬って砂金を探すという旧式な方法となっています。当時の金採取によって表層部分にある砂金は採りつくされており、ほとんど見つからない状態でした。しかし、上述した自然災害によって変化が起こったのです。

ここ数年の山火事による土壌変化と雨や雪解けによる大量の水が川に流れ込むことで表層にある土や石を押し流し、今まで取られることのなかった地中の金や川の奥底に沈んでいた金が姿を現したことで表層の土にも砂金が見つかるようになったようです。

日本でもゴールドラッシュが起きている

アメリカでは昔と変わらない砂金採取ができることでゴールドラッシュが起きていますが、日本では砂金採取ではない別の方法でゴールドラッシュが起きています。

都市鉱山の近代化

都市鉱山は、都市部で廃棄されるスマホやカメラのような家電製品や工業製品の端子などから、金をはじめとした貴金属やレアメタルを抽出することを指し、世界的にも注目されている金採取の方法です。これには解体や分別の作業にかかるコストが高くなりがちという、大きな課題がありました。しかし、技術の進歩によってその課題が解決しつつあるようです。

解体作業の機械化

金をはじめとした貴金属は基盤のメッキとして用いられることが多く、基盤には様々な細かい部品がはんだ付けによって接着されています。それを分解するにはどうしても人の手でせざるをえず、大きな課題となっていました。しかし、はんだ部分に熱した水蒸気を吹き付けることではんだを溶かし、基盤のみを取り外す技術が開発されたことで、作業を機械化することが出来るようになりました。

AIの活用

金属は種類毎に抽出するための薬品や工程が異なるため、解体した部品を抽出する金属毎に分ける必要があります。その作業がAI技術の発達によって、簡略化されています。具体的にはその部品の写真を撮り、瞬時にAIが使われている金属を判断、それを自動で仕分けしてくれるそうです。

これらの技術の発達により、今まではどうしても人の手が必要で、コストが高くなりがちだった都市鉱山に大きな変化が起こりつつあります。日本には全世界で消費する金の2~3年分もの金が都市鉱山として眠っているといわれています。これらが全て再利用される日も近いかもしれません。

温泉から金を抽出

金をはじめとした鉱物はもともと地球の深部にあるマグマに溶けています。このマグマは火山活動によって上昇し地表付近にある地下水と混ざり熱水となり、金や銀などの成分が固まることで鉱脈となることがあります。世界でも有数の金含有率を誇る金鉱石がとれる菱刈鉱山もこの現象によってできた鉱床だといわれています。

温泉にもこのように金成分を含んでいる場合がありますが、含有量が微量なため、そこからの抽出は行われていませんでした。しかし、日本の企業が金属を吸着する仕組みをもつ藻を培養し、シート状にすることで、温泉水に含まれる微量の金を吸着する仕組みを確立しました。

去年、秋田県の玉川温泉で行った実験では、シート状の藻1トンあたりに最大30グラムの金を確認することができたそうです。世界の金鉱山でとれる金は平均して鉱石1トンあたり数グラムということを考えると、採掘のために坑道を掘る必要もなく、効率よく金が回収できる藻のシートには大きな期待がもてるといえますね。

まとめ

今回は、新時代のゴールドラッシュについてご紹介しました。取引価格が1グラムあたり1万円を超え、注目度が上がっている金が、この令和の時代になってゴールドラッシュが起きるのは夢がありますね。今後、更なる技術の進歩により、日本が再び黄金の国ジパングとよばれる日もくるかもしれませんね。

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