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金とプラチナ買うならどっち?特徴や価値の違い・今後の資産価値を解説

1028_プラチナと金の違い

資産として買うなら「金とプラチナのどちらにするべきか」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで、金とプラチナの特徴や価値の違い、将来的な資産価値について解説します。金やプラチナの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

金とプラチナそれぞれの特徴


金とプラチナは、色、重量、価格などそれぞれ異なった性質を持っています。また、同じ貴金属でありながら、利用方法も異なります。それでは金とプラチナの特徴について、くわしく解説しましょう。

金の特徴

金は、指輪やネックレスなどの宝飾品に用いられる金属です。純度が高いほど科学的に安定しており、純度100%の純金の状態であれば、ほぼ酸化などの変化を起こしません。

しかし純金は柔らかいので、宝飾品に使用する際は、他の金属を混ぜて耐久性を高めています。そのため金の含有率を表示した「K10」・「K18 」・「K24」が、指輪などには刻印されています。

またこの値は金の含有率を24分率で表示したもので、例えば「K18」は18÷24=0.74なので純度74%となります。宝飾品以外では、金融資産として購入されたり、半導体部品などにも利用されています。

プラチナの特徴

プラチナは希少金属であるレアメタルのひとつで、白く美しい輝きを持つ金属です。その上品な輝きが、ダイヤモンドなどの宝石を一層美しく引き立ててくれるので、指輪などの宝飾品に用いられています。

そして、純金と同じく純プラチナも柔らかく変形しやすいため、ほかの金属と混ぜ合わせることで強度を高めています。

プラチナの「Pt950」は純度95%以上、「Pt900」は純度90%以上という意味です。一般的に指輪などの宝飾品には、この値が刻印されています。また、プラチナも化学的に安定した物質であり、耐熱性・耐酸性に優れていることが特徴です。

そのため、自動車部品、燃料電池などの工業部品としても利用されています。

金とプラチナの違い

金とプラチナはどちらも高級品ですが、それぞれに大きな違いがあります。比べてみると色はもちろんのこと、重量や価格なども違います。それでは金とプラチナの違いについてお話します。

金はもともと「金色」ですが、ほかの金属と混ぜることでカラーバリエーションを増やせます。銀やパラジウムを混ぜることでホワイトゴールドを作ることもできます。

プラチナは銀色に近い「銀白色」です。白金とも呼ばれているように、銀色が少し重厚感のある色合いをしています。

重量

金とプラチナでは比重が異なるので、同じサイズの指輪でもプラチナのほうが重みを感じます。比重とは「水より軽いか重いかを比較した比率」のことです。

例えば同じ1gのものでも、金とプラチナでは大きさ(容積)が変わってしまいます。1cmの立方体で比較したときに金は約19.32g、プラチナで約21.4 gとなります。

同じサイズの指輪でも軽いものが好きな方は金、少し重みを感じるほうが好きな方は、プラチナがおすすめです。

価格

プラチナの年間採掘量は金よりも少なく、加工も難しく精錬に時間が必要です。そのため、ついプラチナのほうが価値が高いと考えてしまいます。

ところが、1gあたりの相場価格は純金が約1万3,000円、純プラチナは約5,000円(※どちらも2024年5月時点)と、金のほうが高いのです。

金は資産価値が高まったため、保有する投資家たちが増えています。そのため価格が大きく高騰したことが、要因の1つとして考えられます。

摩耗後の見た目

一般的に強度や耐久性を上げるために、「ロジウム」という金属で表面をコーティングしています。そのため摩擦などでコーティングが薄くなると、地金本来の色が目立ってくることがあります。

ホワイトゴールドはこのロジウムコーティングを施すことで、その白さを一層際立たせています。プラチナでも強度を増すために施すことがありますが、元の地金が銀白色であるため、見た目の変化はほとんどありません。

どっちが高い?金とプラチナの価値の違い

金とプラチナはどちらもそれぞれ魅力があり、宝飾品の素材としても高い人気があります。ではどちらの方が価値が高いのでしょうか。実は相場の高さと希少性の高さで、価値に違いが生じるのです。

「資産価値が高い」のが金

金は歴史的に高価な金属であり、通貨や財産の一部とされてきました。腐食せず、長期保存にも耐えるため、資産として価値があると評価されています。

また、金は世界の金融市場で取引され、その価格は比較的安定しています。加えて、金はインフレーションに対する保護手段としても評価されており、経済の不確実性が高まると需要が増す傾向があります。

「希少価値が高い」のがプラチナ

プラチナの希少価値が高い理由は、その採掘量が非常に少ないことにあります。地球上でプラチナが採掘できるのは「南アフリカ共和国・ロシア・ジンバブエ・北米」の4ヶ所だけです。

つまり埋蔵量が限られており、その上高い採掘コストと技術的な困難さから生産量が抑制されてしまいます。また、プラチナは廃車や中古宝飾品などからリサイクルされるため、その量は鉱山から採掘されるよりも多いとされています。

金とプラチナ買うならどっち?

では「金とプラチナのどちらを購入すべきか」そう迷われるかもしれません。金は一般的に安定感がありますが、プラチナには将来性があると考えられています。そこで今後の金とプラチナの展望についてお話しします。

「価値が変動しにくい」のが金

金の資産価値は全世界で認められているため、ほかの資産と比較しても安定性に優れています。そのため「安全資産」とも呼ばれ、不景気であれば有事の際に備えて金を保有する傾向にあります。

付け加えますと、金相場は日々動いてはいますが、長期的にみると金の価値は変動しにくいといえるでしょう。

「価値が変動しやすい」のがプラチナ

プラチナが宝飾品として利用される割合は、実は需要全体の35%程度です。需要の大部分を占めるのは、自動車部品など工業需要となります。そのため、世界経済によってプラチナの相場は大きく変動しやすいです。

例えば、2008年に起こったリーマンショックや、2015年に発覚した大手自動車メーカーの排ガス不正問題でも、プラチナの相場は影響を受けて急落しています。

逆説的に考えれば、プラチナの価格が安いときに購入すれば、大きな利益を得られる可能性があります。プラチナは投機的な要素が強く、一部の投資家に人気がある金属です。

金とプラチナの価格相場推移

以下は田中貴金属工業株式会社の「金とプラチナの年次希望小売最高価格(円/グラム)をそれぞれ表にしたものです。金とプラチナの10年間の最高価格の相場推移を比較しました。また、年代によって税率が異なるため2024年以外は税抜となっていますのでご注意ください。

金価格推移 <国内参考価格 2024年5月現在

金の価格は2020年を境に顕著に上昇しているのがわかります。さらに、2024年5月には最高価格の1万3,477円(税込)まで高騰しています。

金最高価格
2024年5月21日 1万3,477円(税込)
2023年 9,935円
2022年 8,154円
2021年 6,897円
2020年 7,063円
2019年 5,343円
2018年 4,827円
2017年 4,751円
2016年 4,655円
2015年 4,985円

参考先:田中貴金属工業株式会社

プラチナ価格推移 <国内参考価格 2024年5月現在>

一方で、プラチナは2023年まで目立った変化はありませんが、金と同じく2024年5月には最高価格の6,041円(税込)まで高騰しています。確かに金よりは価格が低いですが、最近のプラチナは上昇傾向にあります。

プラチナ最高価格
2024年5月21日 6,041円(税込)
2023年 4,884円
2022年 4,774円
2021年 4,481円
2020年 3,684円
2019年 3,438円
2018年 3,678円
2017年 3,816円
2016年 3,890円
2015年 4,928円

参考先:田中貴金属工業株式会社

金とプラチナの価格相場の逆転現象が起きた理由

プラチナは金よりも希少価値が高く、もともとは資産価値としても金を上回っていました。ではなぜ、現在は金のほうが大幅に逆転してしまったのでしょうか。

工業需要が減ったから

プラチナの需要が不安定なのは、多くが自動車部品など工業用として利用されているからです。確かにプラチナが金の価格を上回っていた時代もありました。しかし、経済が不安定になるとプラチナが利用されなくなり、価格低迷を引き起こします。

2008年に起こったリーマンショックは世界規模で拡大した金融危機で、自動車産業にも大きく影響を与えました。世界的な大不況となり工業需要も減少したことで、プラチナ価格の下落を招きました。

ジュエリーの世界的人気が高いのは「金」

ローマ帝国では結婚したら金の指輪を贈り合う風習がありました。これが現在のアメリカやヨーロッパでも引き継がれているため、「結婚指輪=金」となっています。

一方で、日本に初めてプラチナが伝わったのが江戸時代で、ジュエリーが一般に普及したのは戦後以降です。その上品で高貴な白銀の輝きはあっという間に日本人を魅了しました。

このような歴史的な背景もあって、日本の結婚指輪はプラチナが主流です。日本では人気の高いプラチナですが、世界的に見ると局地的な高評価だといえます。

資産価値の高い「金」の人気が高まったから

金は投資や資産保護を目的として買う人も多く、近年は特に金の人気が高まっています。古くから価値のあるものとして認められてきた金は、世界共通の資産であるため投資需要が高いのも特徴です。

また、株式や債券のように発行体の財政難で価値が下がることがなく、金そのものに価値があるから常に安定しているのも金の強みです。

「金」の価値に影響を及ぼす要因

金の価値は非常に安定していますが、さまざまな要因でその価値の変化が起きます。そこで考えられる理由を5つ挙げて解説します。

経済・金融状況

世界の経済に大きな影響を与えると、金の価値にも影響が出てきます。具体的には、経済不安や金融不安が起こると安定資産を求めて金を保有する動きが強まりますので、金の価格は上昇します。

先ほどの金の価格推移からも明確ですが、2020年の新型コロナウイルスによるパンデミックが起こった際に、金の価格が上昇しました。しかし、経済が回復し金融不安も解消されてくると金の上昇は一度落ち着き、下落傾向になることも可能性のひとつとして考えられるのではないでしょうか。

需要と供給

一般的に需要が増加して供給が減少すれば物価が上昇します。一方で、需要が減少して供給が増加すれば物価は下落します。これは、金も同じことがいえます。

世界全体で見ても金の埋蔵量は、プラチナと比較すれば多いですが、限界があります。

現在、金の需要は上昇しているので、次第に供給量が減っていくことが想定されます。また、金の資産価値がなくなる可能性は非常に低く、この状態が続けば将来的な見通しとして金の価値はさらに上がることも考えられます。

米ドルの価値

米ドルは世界の「基軸通貨」といわれるように、世界経済に大きな影響を与えます。金も例外ではなく、米ドルの価格変動が金にも大きな影響を与えます。

アメリカ経済が好調であればドルの価値が高くなり、金利も上がるので、株式や債券が買われやすくなります。

金には利息が付かないため、ドルをほかの金融商品に投資する傾向が強まります。結果的に金の価値が下がり、ドルの価値が上がる逆相関の図式が成り立ちます。

地政学的リスク

社会的、政治的、軍事的な緊張が高まり、その地域だけでなく世界経済に悪影響を与えることが「地政学的リスク」です。

地政学的リスクが強まると、自分の資産を守ろうと金を買う人増え、価格が上がる現象が起こります。

近年では2022年にウクライナ情勢の悪化により、金相場の上昇の要因となりました。一方で世界情勢が安定すれば、金の価格は下がりやすくなると考えられます。

政策金利

「政策金利」とは中央銀行による、景気や物価の安定を目的とした短期金利です。政策金利が低く設定された場合は、民間銀行は中央銀行から低金利で貸付が可能になります。

すると、企業や個人が民間銀行から貸出金利も低く抑えられるため、市場への資金の流通量が増えます。資金がたくさん流通すれば通貨の価値が下がるため、結果的に金の価値が上がります。

「プラチナ」の価値に影響を及ぼす要因

金は手堅い金融資産ではありますが、プラチナはどうでしょうか。金と比べると安定性には欠けますが、経済や工業の需要によって化ける可能性があるのがプラチナです。そこで、プラチナの価値に与える影響について解説します。

経済状況

プラチナの採掘国第1位「南アフリカ共和国」、第2位が「ロシア」です。1998年に起こったロシアの金融危機で、プラチナが輸出できずに価格が上昇。2008年に南アフリカの鉱山が、電力不足で採掘停止した際には急騰しています。このように、採掘国の経済状況によりプラチナの価値が変動しています。

また、アメリカ、ヨーロッパ、日本、中国もプラチナの消費国の経済状況によって、プラチナの価値に影響を与えることも考えられます。

工業需要

2020年第2四半期に下落したプラチナが、第4四半期になると2019年の水準を超えるほど回復しています。これは、金融緩和と経済回復が要因ではないでしょうか。

2020年末の各国の金融緩和により自動車産業の重要が回復に伴いプラチナの需要が高まったと考えられます。

このようにプラチナは、工業需要に左右される傾向にあります。そのため、今後のプラチナ価格の上昇には、工業需要が高まることがポイントになるでしょう。

脱炭素社会への移行

世界中に地球温暖化対策として炭素社会から、水素社会へと移行する動きが広がっています。プラチナは水素生成装置や燃料電池として使われています。

天然ガス、ガソリン、ディーゼルの代わりに、プラチナによる燃料装置で生成されたグリーン水素であれば、炭素の排出が削減できるのです。この動きが強まれば、プラチナの価格も上がるのではないでしょうか。

そのため、水素社会への転換がどこまで実現できるかが、プラチナ価格上昇のカギとなるでしょう。

パラジウムの代替需要

パラジウムは、これまでガソリン車の排ガス浄化装置に使用されてきました。しかし、2018年にパラジウムはプラチナの価格を抜いています。こういった背景からもコスト削減のために代替としてプラチナを活用する働きがあります。もし、これが自動車業界全体に広がれば、大幅なコストカットになります。

その結果、プラチナの流通量が増え、価格の上昇も期待できます。

今後資産価値が上がるのは金とプラチナどっち?

将来的な資産で考えれば、堅実性かつ上昇傾向にあるのは金です。世界経済も不安定な時代ですから「安全資産」とまでいわれる金を買い、有事に備える人たちも増えています。実際この20年間は綺麗な右肩上がりを形成しています。

プラチナは自動車産業の動向次第で、良くも悪くも価格変動を起こします。そのため金よりもリスクがありますが、逆にタイミング次第では大きく利益を得られる可能性を秘めています。

そのため、金であれプラチナであれいずれにしろ、資産価値が上がる可能性は十分に考えられるのではないでしょうか。

まとめ

金もプラチナも希少価値の高い高級品です。投資目的であれば、金のほうが堅実性が高いのではないでしょうか。そして自動車産業が活気づけば、プラチナで大きな利益を得られる可能性があります。ただし、投資には必ずリスクが伴いますので、戦略を練ったうえで堅実な取引を行うことが重要になるでしょう。

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