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【種類別】金の4つの保管方法!注意点や金庫の選び方を解説

【種類別】金の4つの保管方法!注意点や金庫の選び方を解説

高価な金アイテムをお持ちの場合、セキュリティ面を重視した保管方法を選びましょう。この記事では、金を保管する4つの方法に加え、自宅で保管する際の注意点や金庫の選び方についても詳しく解説します。

金の4つの保管方法

金を保管する方法として、以下の4つが考えられます。

・銀行の貸金庫に預ける

・金の保管サービスを利用する

・純金積立を利用する

・自宅で保管する

それぞれに異なる特徴があり、保管方法を選ぶ際は慎重に検討することが重要です。ここでは、これらの方法について詳しく解説します。

銀行の貸金庫に預ける

貸金庫は、銀行や信用金庫が提供する安全な保管サービスで、貴重品や金、宝石、有価証券などの保管に適しています。

メリットは、盗難や災害のリスクが非常に低いことです。これは、金融機関ならではの高いセキュリティと、耐震・耐火性に優れた構造によって実現しています。

一方、デメリットとしては、月額の利用料が発生することと、本人、または代理人以外は引き出せないことが挙げられます。

家族が利用する場合、事前に代理人登録が必要となるため、介護や相続のときには不便に感じることがあるかもしれません。

金の保管サービスを利用する

貴金属保管サービスは、金やプラチナなどの貴金属を専門業者が安全に保管するサービスです。

これは、金を購入した後、すぐに保管したい方に適しています。

金を持ち歩かずに預けることができるため、移動時の手間や紛失リスクを減らせます。また、貸金庫よりも費用が安く、業者によっては保管料を無料で提供している場合もあります。

ただし、貴金属以外の有価証券や宝飾品は預けられない点や、ほかの業者から購入した金の預け入れには手数料がかかることがある点には注意しましょう。

純金積立を利用する

純金積立は、毎月一定の金額、または数量で純金を購入する投資方法の1つです。

特に、コツコツと長期的に資産を積み立てたい方に適しています。

主なメリットは、金融機関が金を保管してくれるため、安全性と信頼性が高い点です。また、小額から気軽に始められることも、純金積立の魅力と言えます。

ただし、取引するごとに手数料が発生するため、長期間継続すると手数料の負担が大きくなることが懸念されます。

なお、純金積立には「消費寄託」と「混合寄託」の2つの保管方法があります。それぞれ特徴が異なるため、2つの違いをしっかりと理解した上で選びましょう。

消費寄託

消費寄託とは、購入した金の所有権が運営会社にある契約形態です。イメージとして、銀行の普通預金に例えられることがあります。

この形態では、金の運用を会社に任せることになりますが、預けた金の返還請求はいつでも可能です。また、多くの業者では保管料を無料で提供しており、コストを抑えながら金を保有できます。

一方、万が一運営会社が倒産した場合、預けた金が返還されない可能性もあります。そのため、運営会社の信頼性を事前に調査するなどのリスク回避が重要となります。

混合寄託

混合寄託は、金の所有権を自分で保持しながら金を預ける方法です。消費寄託が銀行の普通預金に例えられる一方で、こちらは貸金庫に例えられます。

所有権を保持しているため、運営会社が倒産しても返還を要求すれば、金を取り戻すことができるという大きなメリットがあります。

ただし、運営会社の専用金庫で保管されるため、預ける金の量や保管期間に応じて保管料が発生するケースがあります。

とはいえ、保管料を無料で提供している業者も存在するため、預け先によってはコストを抑えることも可能です。

自宅で保管する

自宅で金を保管する方法もあります。

金を手元に置いておくことで、必要なときにすぐ現金化できるというメリットがあります。また、金貨やゴールドのオブジェを部屋に飾りたい方や、保有している実感を得たい方にも適しています。

ただし、セキュリティが不十分な状態で保管することはおすすめできません。

特に、金を資産として運用・保管する場合は、盗難や災害から守るための対策を講じる必要があります。

自宅で保管する際の注意点

自宅で金を保管する際の注意点として、専用の金庫を導入し、セキュリティ対策を徹底することが重要です。

保管場所がないからと言って、タンスや床下に金を置いておくことは、盗難や災害による紛失のリスクを高めます。ここでは、この2つの注意点について詳しく解説します。

家庭用金庫で保管する

自宅で金を保管する際は、家庭用金庫の使用をおすすめします。特に、持ち運びが難しい大きな金庫は盗難対策にもなるため、安全性が高いです。

ただし、あまり重たい金庫を選ぶと床が傷つく可能性があるため、賃貸住宅に住んでいる場合は重量も考慮する必要があります。

また、日本は自然災害が多いため、密閉性が高く、耐火性・耐水性に優れた金庫を選ぶとよいでしょう。

タンスや床下などで保管しない

タンスや床下などで金を保管する方法はおすすめできません。

これらの場所は、位置が特定されやすく、盗難のリスクが高まるためです。さらに、火事や災害などによって、金が消失、もしくは破損する可能性もあります。

また、金のアクセサリーなどは、保管場所によっては劣化することがあるため、十分な注意が必要です。

家庭用金庫の3つの選び方

家庭用金庫の選び方として、以下の3つのポイントをご紹介します。

・目的にあったタイプの金庫を選ぶ

・防盗性・耐火性・耐水性があるものを選ぶ

・施錠方法で選ぶ

ここでは、これら3つの選び方について詳しく解説します。

据置き型か手提げ型を選ぶ

家庭用金庫には、「据置き型」と「手提げ型」の2種類があります。

据置き型は重量があり、持ち運びが難しいため、防犯に優れています。しかし、緊急時に金庫を移動できない点は対策を講じる必要があるでしょう。

一方、手提げ型は軽量で小型のため、持ち運びが容易であることが利点ですが、持ち去りや破損のリスクが高い点には注意しましょう。

このように、それぞれのメリットとデメリットを理解し、目的に合ったタイプを選ぶことが重要です。

防盗性・耐火性・耐水性のあるものを選ぶ

盗難や災害から貴重品を守るためには、防盗、耐火、耐水に優れた金庫を選ぶことが重要です。

まず、盗難対策として、溶断や工具による破壊実験の基準を満たした防盗金庫を選ぶと効果的です。防盗試験では15分、30分、60分の基準が設けられていますが、15分でも十分に高い防盗性を誇ります。

また、住宅火災では鎮火に1時間以上かかることが多いため、耐火時間が1〜2時間の金庫を選ぶと安心です。耐火性を重視するなら、JISやULなどの規格を取得している金庫を選ぶとよいでしょう。

さらに、ゲリラ豪雨による洪水や浸水リスクを考慮し、防水試験基準を満たすETLマークのある金庫を選ぶと、より安全です。

施錠方法で選ぶ

家庭用金庫には、さまざまな施錠方法があります。

代表的なものとして「ダイヤル式」「テンキー式」「シリンダー式」「カードキー式」「生体認証式」などがあり、それぞれ特徴があります。以下の表では、各施錠方法の特徴やメリット、デメリットをまとめましたので、ご覧ください。

施錠方法 特徴 メリット デメリット
ダイヤル式 ダイヤルを左右に回して番号を合わせる 設定を複雑にすることでセキュリティを高められる 操作が複雑
テンキー式 暗証番号を入力する ・操作が簡単
・いつでも暗証番号の変更が可能
・暗証番号を忘れると解錠できない
・電池切れになると解錠できない
・セキュリティのために定期的な変更が必要
シリンダー式 専用の鍵を使う 施解錠が簡単 ・鍵を紛失すると解錠できない
・鍵を盗まれると簡単に解錠される
カードキー式 ICカードを使う 施解錠が簡単 ・カードキーを紛失すると解錠できない
・カードキーを盗まれると簡単に解錠される
生体認証式 指紋や顔、指静脈を認証する 高いセキュリティ対策が可能 ほかと比べてコストが高い

【種類別】金アイテムの正しい保管方法

金製品は錆びや腐敗に強いですが、適切に保管しないと劣化するリスクがあります。

ここでは、アクセサリー、インゴット、金貨の3種類のアイテムについて、それぞれの保管方法を解説します。

金アクセサリー

金のアクセサリーは、専用のアクセサリーケースで個別に保管しましょう。

金は柔らかい金属であるため、アクセサリー同士が擦れ合うことで傷つくことがあります。特に、純度が高いアイテムほど柔らかく、傷がつきやすいです。

また、使用後は専用のクロスや柔らかい布で優しく拭き取ることが重要です。そのまま放置しておくと、汗や皮脂が原因で割り金部分が錆びたり、変色したりすることがあります。

金インゴット

金インゴットを自宅で保管する際は、防盗・耐火・耐水性に優れた金庫の導入をおすすめします。

自宅で保管する場合、盗難や災害に備えた対策をしっかりと講じることが重要です。また、購入時の領収書や購入時期を証明できる書類も一緒に保管しておきましょう。

金インゴットを売却する場合は確定申告が必要となります。このとき、保有期間が5年以上であれば税率が半減する制度がありますが、購入時期を証明しなくてはなりません。

そのため、購入時期を証明できる書類も金インゴットと一緒に保管しておきましょう。

金貨

金貨を保管する際は、専用のケースやペーパーコインホルダーの使用をおすすめします。

純度の低い金貨は、空気中の酸素や水分によって劣化する可能性があるため、できるだけ空気に触れないように密閉し、直射日光が当たらない、湿度の低い場所で保管することが重要です。

金貨は美しく、何度も眺めたくなるかもしれませんが、汗や皮脂が付着すると酸化してしまうことがあります。そのため、金貨を扱う際は手袋を着用し、手で直接触れないようにしましょう。

まとめ

今回は金の保管方法について解説しました。

セキュリティ面を重視するのであれば、銀行の貸金庫や貴金属保管サービス、純金積立を利用するとよいでしょう。一方、自宅で金を保管したい場合は、盗難や災害へ対策するために、専用の金庫を導入しましょう。

もし金アイテムの保管方法に悩んでいるのであれば、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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