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本物の金製品は磁石につかない?磁石の性質からみる金の真贋

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磁石に金属を近づけると「引き合う力」が発生し、くっついてしまうイメージがあるかと思います。しかし、磁石は金や銀には一切反応しないのをご存じでしょうか?今回は、磁石の秘密について簡単に解説し、金製品の見極め方についてご紹介いたします。

磁石にくっつく金属は意外に少ない

磁石といえば、様々な金属を引き寄せるイメージがありますが、純金や純銀など、ほとんどの金属には反応しません。理由は後述しますが、磁石にくっつく金属は主に3種類しかなく、「鉄」、「ニッケル」、「コバルト」しかありません。様々な金属製品にくっつくイメージがあるのは鉄がそれだけ多くの金属製品に使用されており、その影響で磁石=金属にくっつくというイメージが定着しているのではと考えられます。

磁石がくっつく理由

金属が磁石にくっつく理由には磁性体という特性が深く関与しています。物質はそれぞれ強い磁力をうけると物質に応じた磁性を帯び、その中でも強い磁性を帯びるものを強磁性体といいます。この強磁性体をもつ物質が磁石に鉄やニッケルなどの磁石に反応するものになります。

金属が磁石に変化する

磁石と金属が反応するときはどのような事が起きるのでしょうか。鉄を例にして説明していきます。磁石は磁力を持つもの同士でなければくっつく事はありません。しかし、磁力を持つはずの鉄同士を近づけてもくっつく事はありません。これはどういうことなのでしょうか。

磁石というとS極とN極をもつ赤青に色分けされた棒状の磁石がイメージできるかと思います。鉄の中には目に見えないほど小さな磁石がS極とN極がバラバラの向きで内包されています。そのため、強い磁気を生み出せず、鉄同士で反応することができません。そこに強い磁気を帯びた磁石が近づくことにより、バラバラの向きで存在していた小さな磁石が一定方向に整列し、強い磁気を生み出すようになります。そのため、鉄が磁石と同じ状態になり、磁石と鉄がくっつくという事になるのです。

金製品はくっつかない?

金製品はほとんどの場合は磁石に反応することはありません。理由としては、磁石に反応する金属である3種類を割金にする事が少ないため、強磁性体になることがないためです。そのため、金属に強く反応する金製品は高確率でメッキであるといえます。

金メッキの製品はニッケルや鉄に金メッキ、金張り加工をすることで作られるため、磁石に反応するのです。しかし、下地部分が銀製やタングステンで作られた磁石に反応しないメッキ商品もあるため、磁石に反応しなかったから本物とはならないため、注意してください。

磁石で確認する方法以外でも金製品の真贋を見極めよう

金メッキ商品を見分ける方法としては刻印が本物かを見極めたり、色味をみて純度をあてるなどの方法もありますが、プロでも難しいため、一般の人が本物か否かを見極めるのは難しいと思います。そこで、ここでは誰でもできる方法をご紹介します。特に最初の2点は誰でも簡単にできますので参考になるはずです。

実際に手に持って重さで判断する

金は金属の中でも比重がとても重いため、同じ質量の鉄の倍以上の重量になります。そのため、K18製品は小さなものであっても、ずっしりとした重さを感じます。したがって明らかに軽い物は金メッキの可能性が非常に高いといえます。

刻印を見る

刻印は金製品の品質を表すための重要な要素です。K〇〇といった金の品位を示す刻印のあとにGPやGFといった刻印がついている場合、その金製品は金メッキ製品であることを示しています。もちろん刻印がついていない場合や、悪意をもって刻印を偽っている場合は刻印での判断はできませんが、簡単に確認できる一つの方法として知っておくのがよいでしょう。

その他の方法

色味を確認する

明らかに色味に違和感がある場合も偽物の可能性が高いです。純金は、色味が濃い山吹色をしています。純度が下がるにつれてオレンジ味は減って、明るい黄色へと変化していき、さらに純度が下がると暗く鈍い色味になります。そのため、しっかりと見極めるには技量がいる方法ではありますが、ある程度の判断がつく方法です。

比重を調べる

金の比重が非常に重いことから、比重を手掛かりに、本物かどうかを見極める方法です。ジュエリーに用いられることの多いK18の比重は、15~16となりとても重い金属といえます。チェックしたい物を水に沈めて比重を出し、導き出した比重が15~16に当てはまれば、K18と推察できるという仕組みです。この方法はアルキメデスによって発見され、この物理法則をアルキメデスの原理といわれています。

試金石で調べる

試金石とよばれる黒い石に対象の金属を擦り付けて、その条痕の色や薬品への耐性から、金がどうかだったり金の品位を判断します。たとえば表面だけにメッキを施した偽物の場合、下地が見えるようになり一瞬で見分けられるケースもあります。試金石法は江戸時代から用いられている鑑定法で当時から精度が高かったようです。

金製品の詳しい真贋はプロに依頼しよう

上述した方法はある程度の目安になったり、粗悪品に関しては真贋を見抜くことが出来ますが、準備が大変だったり、正確な鑑定となると一般の人には判断が難しいといわざるを得ません。もしも所有している金製品の真贋や正確な品位を知りたい場合は貴金属の買取を行っている専門店に依頼しましょう。専門店は品位を測るための特殊な機材や専門の知識を有している鑑定士がいるため、金製品の真贋や正確な品位を判別することが出来ます。

まとめ

今回は金が磁石に反応しない理由について磁石の特性から解説しました。所有している金製品だけでなくいろいろなものに磁石を近づけてみると新しい発見があるかもしれませんね。

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