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日本でもあったゴールドラッシュ!東洋のクロンダイクとよばれた北見枝幸について

092_北見枝幸

大量の砂金を夢見て、様々な人がその地域に集まる現象をゴールドラッシュといい、1800年代に起きたアメリカ合衆国のカリフォルニア州の出来事が最も有名ですが、じつは日本の北海道の北見枝幸地域でも起こっていたのをご存じでしょうか。今回はそんな東洋のクロンダイクとまでよばれた北見枝幸のゴールドラッシュについてご紹介していきます。

ゴールドラッシュとは

ゴールドラッシュとは、金を発見したことがきっかけで、様々な地域から移民が集まり大掛かりな金の採掘を行う事です。1800年代に起きたアメリカ合衆国のカリフォルニア州の出来事が最も有名といえます。

1848年カリフォルニア州のアメリカン川にて大工のジェームズ・マーシャルが偶然にも水車の下にいくつかの輝く斑点を発見します。詳しく調べてみると、最高品質の金であることが分かりました。瞬く間に、アメリカ全土に伝わり世界中の一攫千金を夢見る老若男女が様々な手段でカリフォルニア州に向かいましたが、旅はとても困難で到着前に亡くなるひとが大半だったそうです。このような困難な旅でしたが移民の数は減らず、1849年には8万人にも上る移民がいたと言われています。しかし、億万長者になれた人は少なく大半の人は夢が叶うことなく金採掘は1852年をピークに減少していきました。それでもなお、アメリカンドリームの象徴としてカリフォルニア州サンフランシスコは今でもなお人気の街の一つです。

日本で起きたゴールドラッシュ

じつは日本でもゴールドラッシュが起こっています。1898年6月、かねてから枝幸地方のオホーツク沿岸で産出される砂金のルーツを求めて幌別原野に入った枝幸村の住人、堀川泰宗が幌別川の支流、パンケナイ川の山中で豊富な砂金を発見しました。この噂を聞きつけ、オホーツク海沿岸の漁師達が砂金採りに殺到し、砂金採り人口は膨れ上がっていきました。その後、頓別川の支流、ウソタンナイ川、次いでペーチャン川でも新たな砂金田がみつかり、頓別村のあった枝幸地方は「東洋のクロンダイク」と呼ばれ、全国から砂金を求める人間が殺到することになりました。しかし、砂金は3年ほどで掘り尽くされてしまい、昭和初期には機械を用いての採掘作業も行われたが採算が合わずにすぐに採取を取り止めています。

【日本最大の砂金】

日本最大のナゲットは明治33年(1900年)に北海道・枝幸町で見つかった769gの砂金です。それ以前にも1,125gもの大きな金塊が発見されたともいわれていますが、発見者が4人いたため等分して換金しようとしたため、現在、確認されている最大のナゲットは769gとなっています。

ゴールドラッシュがもたらした経済的な影響

ゴールドラッシュが起こると、その地域を中心に好景気になります。今回は現地とそれ以外の地域に起こる事についてまとめます。

現地での好景気

現地には一攫千金を夢見て多くの人が押し寄せてきます。北見枝幸では、人が住んでいなかった山の中にピーク時には5,000人程度まで砂金採りを生業にする人が押し寄せました。そうなると今までの村の規模では当然足りず、様々な店や設備が拡充されます。その結果、それを生業にする人や建築を行う人にお金が流れ、経済が急速に回ることで好景気になり、物価も急上昇しました。

それ以外の地で起こる好景気

ゴールドラッシュ時に採掘された金や換金されたお金はそれぞれの地元に持ち帰られ、それを元手にしてビジネスを展開していきました。その結果、様々な事業が生まれ、経済を大きく発展させる結果となりました。

現在の北見枝幸

現在、過去にゴールドラッシュで沸いた北見枝幸のウソタンナイ川では「ウソタンナイ砂金採掘公園」が観光スポットとして建設され、当時の歴史や文化を紹介する博物館が併設された施設となっています。このウソタンナイ砂金採掘公園ではバーベキューや砂金採り体験を行う事ができ、レジャーとして砂金採りを体験できます。人工的につくったプール状になっている場所で砂金採りを行うエリアと、当時の砂金採りと同じように川に入って自然そのままに本格的な砂金採りを楽しめるエリアがあり、どちらも500円程度で楽しめるそうです。初心者でもスタッフの方が丁寧に教えてくれるため、初めてやっても5個程度は採れるらしいので、記念に遊びにいってみてはいかがでしょうか。

砂金採りで稼げるの?

砂金が採れると聞いて気になるのはもしかしたら砂金採りで稼げるのでは?といった疑問だと思います。しかし現実はそんなに甘くないようです。金の価格が世界的に高騰しているとは言え、川で採取してきた砂金を売ろうとしても1~2mm程度の小さな粒ではせいぜい100円程度です。1g以上のナゲットクラスのものならプレミア価格として1万円以上の高値も期待できますが、そう簡単に見つかるものではありません。実際ナゲットサイズはおろか、グレインサイズ(0.4g以上)ですらなかなか見つからないという話をよく聞きます。

つまり砂金を普通に換金したのでは時給換算で決して儲かるとは言えないのが現状です。副業や稼ぐためという目的ならば、普通にアルバイトの仕事をした方が稼げます。事業としては採算が合いません。企業が川での砂金採りにほとんど手をつけず、事実上放置されていることからもそれはわかります。砂金採りは稼ぐ目的というよりも、趣味として集めてみたい人やレジャーとして記念に見つかればラッキー程度の認識で行うのがよさそうですね。

まとめ

ゴールドラッシュと一言で書けばものすごく羨ましいように見えますが、実際に一攫千金を掴んだ人はほんの一握りだったようです。しかし、このゴールドラッシュがあったからこそ現在も観光地として有名な北見枝幸の開拓が進んだのも事実といえるでしょう。このように金は今も昔も人々の心を変わらず掴み続ける魔性の金属といえるかもしれませんね。

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