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日本金本位制の流れ、金の高騰とは?

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金本位制を紐解いていきましょう。各国が「金」を軸にして通貨価値を定める制度のことです。国が保有する金量と同量「兌換紙幣」を発行し、兌換紙幣はいつでも金と交換できる事を政府が保証します。1816年、今から200年前に金本位制が法的に実施されるようになりました。いわゆる金貨が交易に使用されていた時代です。世界で交易がすすむにつれて、金貨は大量に持ち運ばなければならず、少額取引に使用し辛い問題が生じるようになりました。そんな時にイギリスが貨幣法を制定し、1822年にソブリン金貨を国内唯一の無制限法貨として認めた歴史があります。これを始め、世界各国で金本位制が取り入れられ、20世紀の初め頃まで主流となっていました。

日本の金本位制の始まり

日本では元々は大量の金を保有していました。しかし、従来から銀本位制度が採用されていましたが、後々各国との安定した輸出のために低落した銀を使用するのはふさわしくない点と1887年の日清戦争の賠償金をきっかけに金本位制がスタートします。補足として、もともと欧米も「銀本位」制でした。(例外としてイギリスは金本位です)そして、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ始めゴールドラッシュされる中で金本位制に変更していきました。

 

※ゴールドラッシュとは

新しく金が発見された地へ、金脈を探しあてて一攫千金を狙う採掘者が殺到することである。1848年頃にアメリカのカルフォルニア州で起きたカルフォルニア・ゴールドラッシュをさします。有名国としてはオーストラリア、カナダ、アメリカ合衆国、チリ、南アフリカ共和国などがあげられる。

金本位制始まりから停止するまで

初めて日本で導入されたのは1871年です。世界的に金本位制が確立されたあおりを受けてから本格的に採用したのは1897年のこと。しかし、1917年には第一次世界大戦のために金輸出を禁じ、1931年には金本位制を停止しました。その後は1942年の日本銀行法により、日本は金本位制から管理通貨制度へと移行していきます。世界でも徐々に金本位制から脱却していく国も見られましたが、1971年にアメリカの「金・ドル本位制」を停止した事で、金本位制の時代に終止符を打ちました。

現代との大きな違い

現在採用されている方法は通貨管理制度により、金の保有量とは全く無関係になり日本銀行が貨幣の量を管理しています。お金の価値は国の信用度で決まるようになったので、経済に対する信頼が低下すれば貨幣の価値定価に繋がり逆に信頼が上がると貨幣の価値も上がるというわけです。

金の価値は知っての通りロシアとウクライナの情勢影響により高騰を続けています。このように常に価格が変動していますのでこれに頼らずに通過管理制度を敷いたほうが、より安定した経済基盤を築くことができるといえるでしょう。世界各国の経済は災害や火事、環境破壊、今回起きた世界的ウィルス感染などといった、様々なファクターの影響を受けており、金の所有量だけでは豊かさは測る事のできない時代になっているのです。

近代では仮想通貨を耳にするのではないでしょうか。これから先、多くの人が通貨として価値があると認めれば、ビットコインやリブラも通貨になれる可能性はあります。ただし、ビットには裏付けとなる資産がありませんから、現在の米ドルや日本円同様、信用のみが担保になっている通貨です。リブラは米ドルやユーロなどの資産を担保にして通貨を発行する計画ですから比較すると、多くの人から信用は得やすい仕組みといえるでしょう。

金本位制の復活?

金本位制を採っていた英国では250年間で物価上昇率がゼロからマイナスだった実績があります。不換紙幣が発行されてそれ以来インフレが亢進していました。その点から金本位制という通貨の発行量を物の価値に縛り付けて政府が勝手に通貨を発行できないようにするという考えはありますが、それには金価格が相当高くないと現在の紙幣の流通価値をまかなうことはできません。

最後に

インゴットや貴金属、金を保有している人は少なくないでしょう。円やドルの価値が下がると金の相場が上昇傾向にあります。そしてロシアウクライナ情勢は、戦争という直接的なリスクだけでなくエネルギー産出国であるロシアと欧米各国との政治的緊張を意味しています。世界的にインフレが進むと予測されており、貨幣価値の減衰を嫌い金への資金流入が進む事が予想され、金価格が上昇し続けています。

タイミングを見極め、今回売ってみてはいかがでしょうか。

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