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試金石(しきんせき)とは

1919_試金石とは

試金石とは、金の品質を計るために用いられる黒色の石英質の鉱石を指し示します。一般的には、緻密な粘板岩であり碁石などの材料として用いられる那智黒石が使用されるものとなりますが、表面に金をこすりつけて、その金の価値を導き出してくれる素材として活用される石盤のこといいます。
また、ビジネスシーンにおいては、人材を計るための判断材料として、用いられるワードになります。「このプロジェクトの成否が彼の出世にかかわる今後の試金石となるだろう」と言うような形で、今後の展開を判断するための判断材料と言う形で使われるシーンが多いワードとなります。

貴金属を見分ける方法

① 刻印の有無

② 磁石の反応

③ 試金石

④ 比重検査

※この他に破壊検査、X線検査などを行うこともあります。この中の③にあたる試金石を使った金の品質検査は、最も有名なものの一つです。

試金石を使った貴金属の判別方法

では試金石の使用方法を今回は18金のリングを例にしてご説明します。

リングを試金石にこすりつける

試金石に使われるのは、「那智黒石」という黒く硬い石ですが、金の硬度は爪の硬さくらい力にむらが出ないように一定の力で上下にこすり続けます。しばらく擦り続けると、試金石に金がつきます。

付着量と色を確認

この時、試金石に付着した金の量と色を確認します。この時の色は、純金や18金、ホワイトゴールドなど金の種類によって違います。買取業者は、多くの金の品質検査をすることで、豊富に経験を積み、この時の付着量や色によって金の品質を見分けているのです。

削った場所に硝酸をかけます

純度が14度以上であれば、ほぼ間違いなく硝酸をかけた試金石の上に削った金が残っています。これ以下の純度であれば、ほとんどの場合、残らず燃え溶けてしまいます。これによって、9割方の確率で金の真贋を見分けることができます。金が厚張りされているものに関しては、一連の作業を行った際に、金と同様の反応がでます。

 

買取業者は長年の経験により、金を持った時の重さや感覚の違いにより、この時に違和感があれば深く削ってみます。厚張りと言っても、数ミクロンのものなので、この場合少し深く削れば地の部分が出てきます。また、硝酸で溶けて緑色に変色した場合は鉄、銅、ニッケルなどの卑金属であることが判別できます。

硝酸と灰を使った貴金属の判別方法

最初に硝酸をかけて変色具合を見ます。K10(41.6%)またはK9(37.5%)等、貴金属の割合が少ない場合はすぐに消えることはないのですが、混合物の割合が多いのでゆっくりと変色します。K14(58.3%)より上の純度は金の割合が多く、硝酸をかけても消えません。そこで変色をしやすくするために、木などの燃えカスの灰をかけてさらに反応を見ます。K14は硝酸に灰を足すと変色していきます。金の純度がK18(75%)から上になりますと硝酸+灰でも変色することも消えることもありません。純度の高い金を溶かすことができる酸は王水だけです。判定基準となるK10~K18の金と硝酸があれば、金の純度が判別しやすくなります。

※注意※

硝酸は第六種危険物の指定となっています。一般の個人の方は絶対に使用はおやめください。金の判別は経験の大小もありますので専門家や適切な資格を持った人に任せた方が、安全かつ正確に判別ができます。

◆硝酸(HNO3)

・比重 1.502  70%1.42  65%1.40  60%1.38

・無色透明の腐食性の強い有毒な液体

・光により分解して二酸化窒素を生成する

・しめった空気中で白煙を生じる

・濃硝酸は強い酸性で,金・白金を除くほとんどの金属を酸化して溶かす

・可燃物と混合すると発火・爆発の危険性

まとめ

金買取り店では、このように試金石を使った方法の他にも、目視・X線・比重検査などによって、金の真贋を確かめています。金の真贋を見極める技術の高い業者はそれだけで信頼できます。また、業者自体も真贋をしっかりと見極めることができますので、自信をもって買取の際に高い値段をつけることができるのです。金買取り店を選ぶ際には、このような金の真贋の見極めの技術の高い専門店を選ぶようにしましょう。

 

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