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現在注目されている記念金貨の高騰について

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現在、記念金貨に注目が集まっています。記念金貨は意外と身近にあるものです。自分で購入した場合はもちろん、親が購入して忘れられていたものが出てきたという場合もあるでしょう。入手の経緯は様々ですが、不要となった記念金貨を売却しようと考えている方も多いのではないでしょうか?ここでは、記念硬貨がなぜ高騰しているかを深堀し、数ある記念金貨をご紹介していきます。

記念金貨とは

これまで日本国内の記念金貨は、天皇陛下即位や在位の記念やオリンピック開催の記念などを初め、国家的な行事やイベントなどを中心に発行されています。記念金貨の種類としては、10万円金貨、5万円金貨、1万円金貨の3種類があります。またこうした金貨と銀貨や銅貨とセットしたものも発行され、収集家や一般市民の間で高い人気があります。

日本国内には、オリンピックの開催や万国博覧会の開催、そして皇室に関わるものとして天皇陛下即位・在位などを記念して発行された金貨などがあり、現在、多数の記念金貨が存在します。金貨の金種で見ると、主に「10万円金貨」「5万円金貨」「1万円金貨」の3種類が発行されています。いずれにしても、私達が普段の生活で使用している普通のお金とは見た目も違い、コレクションを意識したものと言えるような発行内容となっています。大きな国の行事やイベントを記念して発行された金貨のため、記念硬貨収集家の間では売買が活発に行われていて、手持ちの記念金貨を売りたいと思えば、買い取り店などで買取してもらうこともできます。

記念金貨の歴史

① 世界の金貨の歴史

世界最古の金貨は、紀元前7世紀頃にリディアで作られた鋳造貨幣のエレクトロン貨との説があります。リディアでは純度の高い金塊を作る鋳造技術がありました。この金貨は砂金を溶かして一定重量の塊にして、刻印を打って作成したものでした。今でいう地金のような、価値基準が重量の金貨です。その後、紀元前6世紀の中頃にリディア王のクロイソスがエレクトロン貨を廃止して、金貨と銀貨の通貨制度を、世界で初めて用いたと言われています。1251年フィレンツェのフローリン金貨、1276年ダカット金貨が貿易に利用され、金本位制への道標をつけました。そして時が経って、1816年のイギリスで金本位制のソブリン金貨が誕生します。金本位制は、金を国の貨幣の基準として、基礎となる貨幣を金貨にすることが金本位制です。ただ、金貨を大量に流通させるのは難しいので、金地金と交換できる紙幣や、補助貨幣を流通させることが行われました。

その後、世界中に金本位制が広まりましたが、第一次世界大戦や世界大恐慌などで機能不全を起こして、1937年のフランスを最後にすべての国が金本位制を取りやめました。各国の国内においては金本位制は終わりましたが、国際取引では金の価値を基準とした金為替本位制がつづきました。金1オンス35ドルで交換可能な米ドルが国際通貨となり、各国は米ドルとの固定相場制を採用しました。1971年、アメリカは金と米ドルの交換停止を宣言。いわゆるニクソン・ショックによって、金貨の存在は貨幣価値としての役目を終えることになります。管理通貨制度へと移行しました。そして現在、金貨は主に記念物や金取引のみで発行されることになります。

 

② 日本の金貨の歴史

日本の金貨の始まりは16世紀ごろと言われます。金貨が一般に流通するようになったのは江戸時代。明治時代に入ると金に裏付けられた貨幣が発行されます。天皇家と金貨の結びつきは比較的新しく、1986年(昭和61年)昭和天皇御在位60年記念金貨がわが国初めての金貨として発行、その後平成、令和と記念金貨が発行されています。16世紀ごろになると、日本で金貨が本格的に製造されました。それまでの硬貨は、隣の中国から輸入した銅銭が主に出回っていました。江戸時代になると、日本の硬貨が一般に流通するようになり、いわゆる金貨(小判、一分判)、銀貨(丁銀、豆板銀)、銅貨・銭(寛永通宝)の3つの貨幣を使用する貨幣三貨制度ができました。明治時代に入ると、日本の貨幣を製造する造幣局が設置され、新しい法律の下、貨幣価値(交換価値)を、金に裏付けられた形で金額を表すものとする金本位制の円がスタートします。明治4年(1871年)の貨幣に関する新しい貨条例により、その交換価値は1円が純金1.5gとされました。金本位制に基づき、純度90%の本位金貨である旧金貨(1円・2円・5円・10円・20円金貨)が製造・発行されました。

その後、明治30年(1897年)新たな貨幣法の施行により、正式に金本位制が採用され、新金貨(5円・10円・20円)が発行されました。同時に、新貨条令時より金平価が半減され1円が0.75gとなったため、旧金貨は額面の2倍で通用するようになりました。この貨幣法は法律上、昭和63年(1988年)まで存続、その後、貨幣自体の素材の価値と額面金額が一致する「本位貨幣」は廃止となり、日本は名実ともに新しい現在の通貨制度に変わっていきました。天皇関連の最初の記念硬貨は、1976年に発行された昭和天皇御在位50年記念の100円の白銅貨です。わが国で初めての金貨として昭和天皇御在位60年記念金貨が発行されました。額面は10万円とこれも貨幣としては最高金額です。

日本では、1870年明治に3年から発行された旧20円金貨が有名ですが、記念金貨としてはこの在位60年記念金貨が初めての金貨発行ということになります。昭和天皇御在位60年記念金貨の発行以降、平成2年発行の現在の上皇の平成天皇陛下御即位記念10万円金貨があり、10万円記念金貨の中でも高い買い取りニーズがあります。平成天皇陛下については御在位10年、同20年、同30年の節目ごとに1万円金貨が発行され、こちらも高い買い取りが期待できる金貨です。令和の今上天皇の皇太子殿下時代には、御成婚記念5万円金貨が、そして令和の時代に入り戦後生まれの新天皇陛下御即位記念として1万円金貨が発行されています。

記念金貨の収集家

古いお金は過去のものですから、もちろん二度と生産されません。そこへコレクターが増えていけば需要が上がり、人気の高い記念硬貨にはプレミアがつきます。とくに歴史的価値の高いものや希少な金貨や銀貨は、国際的に価値のあるものとして取引され、相場が安定しています。換金がしやすく、換金の場もしっかりしているので、資産として頼りにされているのです。絵画や彫刻のような芸術作品は一点もののため、相場もその価値で決まります。コインは世界にまたがって取引され、長い時間をかけて安定した相場をつくるので、中期・長期で考えた資産形成に向いているのです。後世に受け継ぐ資産として考え、記念硬貨収集を楽しんでいる人たちも少なくありません。

意外と知らない、実は記念金貨は通常の通貨として使用可能!

お持ちの記念硬貨を見てもらうと分かりますが、ふつうの貨幣と同じく「額面」が表示されています。このように記念硬貨も貨幣としてきちんと機能しています。そのため、どれだけ古い記念硬貨であっても、この額面通りの価値で使用できます。「1000YEN」となっている硬貨なら、1000円分の価値があります。日本銀行のサイトにも「記念貨幣は実際に使えるか?」という問いに対して以下のように回答しています。記念貨幣も、通常の貨幣と同様に、使用することができます。ただし、記念貨幣は、いろいろな素材で作られていたり、大きさが異なったりするため、自動販売機などでは使えないことがあります。使用する場合には、お手数ですが、日本銀行や金融機関の窓口で通常の貨幣と引き換えてください。

少し心配になるのが、お店などで「記念硬貨のお断り」にあってしまわないかという点です。しかし、記念貨幣はあくまでも貨幣。ふつうのお金として記念硬貨で物を買うこともできますし、食事もできます。ただし、自動販売機等の機械類では入らなかったり、読み取らなかったりという不具合が起きてしまう可能性もありますので注意が必要です。

高額査定の記念金貨の紹介

一口に記念金貨といっても様々なものがあります。それに伴い買取の金額も様々です。その金貨が持つ希少価値はもちろん、付属品の有無や保存状態によっても買取金額は変わってきます。ここではそんな記念金貨の中でも、高額査定となる可能性の高い日本製記念金貨についてご紹介しましょう。

 

① 天皇陛下御在位六十年記念硬貨

1986年から1987年にかけて発行されたこの硬貨は、昭和天皇が御在位されて60周年を迎えたことを記念したものです。金貨の他に銀貨と白銅貨が発行されています。その中でも、金貨に関しては日本で初めて発行された記念金貨です。金貨の額面金額は「10万円」であり、表面には鳩と水、裏面には菊の紋章が彫られています。1986年に1000万枚、1987年に100万枚発行されました。買取相場は110,000円前後です。1986年製のものと1987年製のものがセットで、かつ保存状態が良好であれば300,000円以上となる場合もあります。

 

② 天皇陛下御即位記念金貨

天皇陛下御即位記念10万円金貨は、今上天皇の即位を記念して発行された金貨です。2018年時点においては、平成天皇の在位60年時に発行された金貨と並んで最高額面を誇ります。天皇陛下御即位記念硬貨は、1990年(平成2年)4月10日に日本造幣局より発行された今上天皇御即位記念金貨です。純金製で発行枚数は200万枚。そのうち10万枚は、天皇陛下御即位記念金貨と500円白銅貨のセットでした。表面は鳳凰と瑞雲が描かれ、裏面には菊の御紋と桐と唐草が描かれており、重厚感のあるデザインとなっています。天皇陛下御即位記念10万円金貨の買取価格の目安は金相場にもよりますが、2018年現在で13万円程度です。

 

③ 皇太子殿下御成婚記念金貨

皇太子殿下御成婚記念5万円金貨は、1993年の皇太子殿下のご成婚を祝して200万枚ほど発行された金貨です。この金貨の特徴はなんといっても、シリアルナンバーが付けられたうえ、プリスターパックに封入された状態で販売されたことです。なぜこのような厳重な警戒態勢をしいたかというと、天皇陛下御在位60年記念10万円金貨で大量の偽造金貨事件が起こったからです。偽造事件を防ぐための厳重措置によって、皇太子殿下御成婚記念5万円金貨は大きな混乱を起こすこともなく、無事に取引されています。素材は純金製で大きさは27mm、重量は18gです。デザインは表面に縁起の良いとされる鶴が2羽、裏面には天皇家の菊の紋章と皇太子殿下の印である梓が描かれています。皇太子殿下御成婚記念5万円金貨の買取価格の目安は金相場にもよりますが、2018年時点で7万5000円程度です。

 

④ 長野オリンピック記念硬貨

1998年、長野でのオリンピック開催を記念して発行された記念硬貨です。記念硬貨の種類は「10,000円金貨・5,000円銀貨・500円白銅貨」の3種類が発行され、表面の図柄もそれぞれに3種類ずつ用意されました。そのうち金貨の柄は「スキージャンプ・フィギュアスケート・スピードスケート」です。裏面は長野県の県花である「りんどうの花」と五輪マークが、表面の図柄に関係なく共通して描かれています。金貨の発行枚数はそれぞれ55,000枚です。買取相場は金貨で80,000円前後と高く、銀貨・白銅貨のセット品は100,000円以上となる場合もあります。

 

⑤ 天皇陛下御在位10年記念金貨

天皇陛下の御即位10周年を記念して、1999年に発行された金貨です。金貨の表面には鳳凰と桐と白樺、裏面には菊紋と橘と桜が描かれています。純金製で、発行枚数は20万枚です。そのうち半分の10万枚は、「天皇陛下御在位10年記念10,000円金貨とプルーフ仕上げの500円白銅貨」がセットで販売されました。買取相場は100,000円から120,000円とこちらも高く、保存状態が良好であれば130,000円以上となる場合もあります。

 

⑥ FIFAワールドカップ記念金貨

2002年にサッカーワールドカップは日韓共同での開催となりました。21世紀になって最初のワールドカップで、さらに初のアジア会場での開催であったため広く宣伝されて大いに盛り上がりました。この記念硬貨は金貨の他に「1,000円銀貨・500円のニッケル黄銅貨」がつくられています。金貨の表面にはサッカーをプレイする選手とストライプ、裏面にはワールドカップのエンブレムと桜、虹、サッカーボールが描かれているのが特徴。発行枚数は金貨単独で50,000枚です。買取相場は90,000円から100,000円、保存状態が良好であれば110,000円以上と、「長野オリンピック記念金貨」と同程度の買取価格となっています。

 

⑦ 日本国際博覧会金貨

2005年に名古屋で開催された万国博覧会である「愛・地球博」を記念してつくられた金貨です。日本での万国博覧会は1970年の大阪万博以来、実に35年ぶりの開催。とても話題になり、開催期間中は国内外から2200万人もの人々が訪れたのです。この記念硬貨は、金貨の他に「1,000円銀貨・500円黄銅貨」が発行されました。金貨の表面には地球、太陽、星や海などの自然を表現し、そこにコノハズクの親子が描かれています。裏面には万博のシンボルマークと、大地を表す5本の線がデザインで、70,000枚が発行されました。買取相場は90,000円から100,000円、保存状態が良好であれば110,000円以上と、こちらも「FIFAワールドカップ記念金貨」などと同程度の高価買取価格です。

 

⑧ 天皇陛下御在位10年記念金貨

天皇陛下御在位10年記念硬貨は、天皇陛下が即位されてから10年を迎えたことを記念し、1999年に発行された記念硬貨です。金貨と白銅貨の2種類があり、1万円金貨と500円白銅貨が発行されています。1万円金貨は純金でできているため、金としての資産価値もあり、価値の高い記念硬貨として知られています。

 

⑨ 天皇陛下御在位20年記念金貨

天皇陛下が御即位されてから20年経過したことを記念して、2009年につくられた記念金貨です。純金製で、先にご紹介した「天皇陛下御在位10年記念金貨」とサイズや重さはほぼ同じになります。金貨の他に「500円のニッケル黄銅貨」も発行されました。金貨の表面には鳳凰と瑞雲、皇居の二重橋が描かれ、裏面には菊花紋章がデザインされています。発行枚数は10万枚です。「天皇陛下御在位20年記念金貨と500円ニッケル黄銅貨のセット」も販売されました。買取相場は100,000円から120,000円、保存状態が良好であれば130,000円前後で取引されています。

 

⑩ 天皇陛下御在位30年記念金貨

現・上皇明仁様が天皇陛下だった頃、ご即位されてからの10年、20年をお祝いする金貨が発行されてきましたが、30年目も例に漏れず2019年(平成31年)2月に天皇陛下御在位30年記念1万円金貨が発行されました。金貨の表面には鳳凰と桐と白樺、これは御在位10年金貨に描かれているものと同じなのですが、御在位10年の鳳凰は美しく飛ぶ姿で、今回の御在位30年の鳳凰は威風堂々と地に降り立った姿が描かれています。同じ鳳凰でもいろいろなバリエーションがあるのも皇室関係の金貨やメダルの魅力のひとつでしょう。なお、裏面は菊花紋章がデザインされており、品位は純金、重量20g、直径28mm、発行枚数5万枚となっています。また、金貨と同時に天皇陛下御在位30年記念五百円バイカラー・クラッド貨幣も発行されており、こちらは表面に儀装馬車と桐と白樺、裏面に菊花紋章をレリーフ。

 

⑪ 東日本大震災復興事業記念貨幣(第一次発行)金貨

2011年、東北地方は未曾有の自然災害による甚大な被害を受けました。これを受けて政府は「復興庁」を創設し、多様な復興事業を展開。この東日本大震災後の一連の復興事業を国民的事業とみなし、復興記念として発行されたのが「東日本大震災復興事業記念貨幣」です。震災の翌年に第一次から第四次の計4回にわたって発行されましたが、第一次発行分のみ造幣局がデザインしたものになります。

その他の発行分は一般公募によりデザインしたものです。そんな第一次発行記念貨幣の表面には復興特別区域の地図と鳩が、裏面には第一次から第四次まで共通して奇跡の一本松と鳩が描かれています。第一次発行分の発行枚数は14,000枚です。買取相場は90,000円から100,000円、保存状態が良好であれば150,000円以上となることもあります。

 

⑫ 東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣

記憶に新しい、東京オリンピック・パラリンピック開催を記念してつくられた記念貨幣です。新型コロナウイルスの影響により実際の開催は2021年となってしまいましたが、大会のキーワードである「TOKYO2020」の文字もしっかりと刻印されています。記念硬貨の種類は「10,000円金貨・1,000円銀貨・100円クラッド貨幣・500円バイカラークラッド貨幣(第四次発行分のみ)」となっており、第一次から第四次までの計4回にわたって発行されました。

このうち第一次発行分の金貨には、表面に流鏑馬と心技体の文字、裏面には大会エンブレムと五輪マークが描かれています。第一次発行分金貨の発行枚数は、40,000枚です。買取相場は100,000円から150,000円ほどとなっています。

記念金貨を売る際には専門の買取業者がおすすめ

記念金貨の価値を見極めるには、知識や経験が重要です。売却の際に損をしないためには、そのような鑑定士が在籍している専門の買取業者に依頼することをおすすめします。その中でも、どのようなお店を選べば良いのかについてや記念硬貨を高く売るコツについてご紹介します。

 

① 信頼できる買取業者を選ぶポイント!

記念硬貨はリサイクルショップなどでも買取を行っていますが、あまりおすすめはできません。なぜなら記念金貨の専門知識を持つ鑑定士が在籍しておらず、本来の価値を見過ごされてしまうことも少なくないからです。記念金貨は高価なものでもあるため、正しく鑑定のできる貴金属の買取専門店を選ぶようにしましょう。その買取専門店の中でも信頼できる業者のポイントは以下の通りです。

・記念金貨の買取実績が豊富である

・積極的に記念金貨の買取を行っている

・信頼できる鑑定士が在籍している

・問い合わせをしたときの対応が丁寧

このようなポイントを判断材料として、複数の買取専門店を比較することもおすすめです。

 

② 実績のある買取店を選ぶ

実店舗がある業者であれば、万一トラブルになった場合にも、クレームの窓口が常に開かれているということがいえます。電話やインターネットのみの業者では、最悪の場合、連絡がつかなくなってしまう恐れもあります。買取業者にとって、「目に見える実店舗を構えている」ことは、顧客の信頼を第一に考え、誠実な経営をしていることの一つの証ともいえるのではないでしょうか。

 

③ 実際に顔を見合わせて買取を行う買取店を選ぶ

最近ではネットだけで完結する、通販のような買取業者もいるようです。確かに、忙しい現代人には便利なしくみかも知れませんが、高価な記念金貨などを取引する方法としては、顔が見えづらいやりとりに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。ネット全盛の時代に古いかもしれませんが、「顔の見える信頼関係」が重視される分野も、まだまだ残されているように思うのです。

 

④ ホームページや実在店舗があるか確認する

買取業者ごとに、ホームページや実店舗があるかを確認しましょう。買取業者の中には、ホームページや実店舗がないところがあります。そのような買取業者は質の低い業者である可能性が高く、トラブルに巻き込まれる場合があるため注意が必要です。例えば「一向に現金の振り込みがない」「返品対応してくれない」などのトラブルがあり、査定段階で騙し取られて大損する可能性があります。ネット上の広告などで知った買取業者だとしても、ホームページがあるか自身で確認し、さらに「会社案内」や「店舗一覧」などが明記されているかを調べましょう。

また店舗一覧だけでなく、店舗の住所や外観写真などが掲載されてるかどうかも合わせて確認すると、より安心できます。なおホームページで確認できなくて不安な場合は、口コミサイトを見て評判を確認するのも1つの手段です。口コミを見る場合は良い評判と悪い評判どちらの意見も見てから判断が必要です。安全に買取するためには、身元がきちんと確認できる業者を利用しましょう。

 

⑤ 振込手数料やキャンセル手数料があるかどうか確認する

金貨を査定・買取してもらう際に、手数料が必要になるかを確認しましょう。買取業者によっては、キャンセル料や振込手数料などの手数料が発生することがあります。なお注意点として手数料がない場合でも、その分買取価格を低く設定する業者もいるため、最終的な総額で判断することが重要です。手数料や査定内容についてホームページで細かく説明されていたり、問い合わせた際に納得できる回答をしてくれる業者を選ぶと、より高い価格で金を売りやすくなります。

 

⑥ 見積書を作成してくれるか

丁寧な見積書を作成してくれる業者かも、事前に確認しておきましょう。店頭買取の場合、査定終了後すぐに書面を発行してもらえます。しかし買取業者の中には、見積書を書面で発行しないところがあり、そのような場合は不正な内訳になっている可能性があるため注意が必要です。また、見積書があっても1点ずつの明細がない場合は、安く買い叩かれている可能性もあります。見積書を書面でもらいたいと希望したにも関わらず、快く引き受けてもらえない場合はさらに注意が必要です。

このような場合、売り手が不利益を被る事実を隠している可能性があるため、安易に売却しないように注意してください。きちんと書面で見積書を発行してくれて、内訳を丁寧に教えてくれる業者を利用すると、安心して取引できます。

 

⑦ スタッフの対応が丁寧かどうか

スタッフが丁寧に対応してくれる業者かどうか、口コミを見たり実際に問い合わせたりして確認しましょう。優良な買取業者であれば、買取方法や査定に関して丁寧に説明してもらえます。

 

⑧ 目の前で査定してくれるか

店頭・出張買取を利用する場合、目の前で説明しながら査定してくれるかを確認しましょう。目の前で査定しない買取業者は、利用を避けるのをおすすめします。このような場合実際に対応しているスタッフではなく、写真や映像をもとに本部が査定しているケースが多いです。写真や映像だと細部まで確認できないため、適正に査定してもらえない可能性があります。さらに悪質な場合は、金の質量をごまかして安く買い取ろうとしている場合も考えられます。査定開始から終了まで、目の前で説明しながら査定してくれる買取業者であれば、金査定の知識が十分にあり適正価格をつけてくれるため、信頼できると言えるでしょう。

 

⑨ 事前に店の評判を確認する

査定を申し込む前には、口コミサイトで買取店舗の評判を確認しましょう。実際に利用した人からの評判を確認することで、ホームページでは判断できない情報を知ることができます。例えば、ホームページに掲載されている買取価格と、実際の買取価格の差がどれくらいあるか確認することが可能です。あまりにも差が大きい場合、ホームページの買取価格は「釣り」に過ぎない可能性があります。また、スタッフの対応の良し悪しについて確認しましょう。

エリアや店舗によって評判は異なるため、利用予定の店舗を重点的に調べてください。多くの人から悪評が集まっている場合は、納得のいく買取をできない可能性が高いため利用しないのがおすすめです。

記念金貨を高く売る為のポイント

せっかく記念金貨を手放すのであれば少しでも高く売りたいですよね。そんな人の為に査定額が高くなりやすいポイントをご紹介いたします。

 

① 未開封品はそのまま買取に出す

未開封の記念硬貨がある場合は、そのまま買取に出しましょう。未開封品の記念硬貨は、“未開封品”という希少価値がつくのでかなり高く売れます。一度でも開封すると、店舗によっては中古として扱われるので注意しましょう。中古として扱われれば、当然価値はグッと下がります。

 

② 需要が高い時期に売る

記念硬貨を高く買取してもらいたい場合は、需要が高い時期に売りましょう。コインの需要は景気のよさ・イベントの開催・流行などによって変動します。特に見分けやすいのは、流行です。価値のある金貨や銀貨は定期的にブームが到来します。そのタイミングで記念硬貨を売れば、通常期よりも高く売れるでしょう。そのため、雑誌やニュースなどで金貨や銀貨の話題が多くなってきたら、そのタイミングで査定に出すことをおすすめします。

 

③ 付属品もそろえる

記念硬貨を高く買取してもらいたい場合は、付属品もそろえて買取に出しましょう。付属品として考えられるのは、専用ケースや箱などです。証明書もあれば、それも一緒に出しましょう。ケースなしの天皇陛下御即位記念10万円金貨は198,500円で買い取られています。しかし、ケースがあると205,500円で買取されています。このように付属品がないと、数千円価値が低くなるので注意してください。

金貨投資の注意点

手軽に投資用の金を購入する手段としておすすめの金貨ですが、金貨を購入する場合に気をつける点はあるのでしょうか? 今回は金貨への投資についての注意点を簡単にご紹介します。

 

① 地金型金貨を購入する

投資目的で金貨を購入する場合は、地金型金貨がおすすめです。地金型金貨はその日の金価格によって日々価格が変動しますが、記念硬貨として発行される収集型金貨は、希少価値などにより価値が変動するため投資には向いていないと言えるでしょう。

 

② 金貨のプレミアムに注意

金貨の小売価格には、造幣局によるデザインや加工費、輸入の際の諸経費がプレミアムとして上乗せされます。そのため、同じ重量の金地金の小売価格と比較するとプレミアム分が割高になってしまいます。このプレミアムは、金貨の重量サイズが小さいほど大きくなります。1/10オンスの金貨を10枚買う場合と1オンスの金貨を1枚買う場合では、1/10オンス10枚のプレミアムが大きくなり、同じ重量の金貨を購入したことに変わりはありませんが割高になってしまいます。

海外金貨と日本金貨

日本の金貨は「天皇陛下御在位記念10万円金貨」や「皇太子殿下後成婚記念5万円金貨」などの収集型金貨になります。これらの金貨を銀行に持っていくと額面でのみの換金となってしまいます。ですが、金貨には地金価値があります。金相場や商品にもよりますが、2018年現在は金貨買取業者などで額面以上で買取できます。外国の金貨で広く普及し知られているのは「メイプルリーフ金貨(カナダ)」「ウィーン金貨(オーストリア)」「イーグル金貨(アメリカ)」「カンガルー金貨(オーストラリア)」「ブリタニア金貨(イギリス)」「パンダ金貨(中国)」などでしょうか。

上記の金貨はいずれも現行の地金型金貨です。世界的に金貨の信用性や価値が認められているものが多く、市場価格に連動して時価取引されている金貨(地金型金貨)がほとんどです。これらの金貨は世界中何処でも同じような価値で取引されています。また、近年では「中国金貨」の価値が高く、地金相場以上の価格で取引される収集型金貨も多く存在します。そのほかの収集型金貨では、アメリカで2009年に発売されたウルトラハイレリーフ金貨がとても価値が高く、現在もかなりの高値で取引されています。

まとめ

今回は、記念金貨の買取相場についてご紹介しました。近年では金の価格も高くなっており、記念金貨自体の価値と相まって高値で取引がされています。ご紹介した通り、数万円の価値がつくものもありますが、中には20万円以上の価値がついている記念硬貨もあります。そのため、記念硬貨をおもちであれば、高く売れる可能性が高いので一度査定に出してみてはいかがですか。

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