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虹色に輝くオパール、どんな宝石?

1130_オパール 硬度

日本で特に人気の高いオパールは、虹色に煌めく遊色効果をもつ美しい宝石です。水分を含む準鉱物という一風変わった性質があり、この石のミステリアスな魅力を高めています。この記事ではそんなオパールを紹介します。

オパールはどんな宝石か

オパールは、唯一、水分を含む宝石です。Opalという言葉はギリシャ語の「Opallios=色の変化」や、サンスクリット語の「Upala=貴重な石」に由来します。オパールを化学式であらわすとSIO2またはNH2Oつまり二酸化ケイ素=シリカによって構成されている石です。オパールは、シリカを含んだ水分や熱水が岩などの隙間に流れ込み、堆積することで生成されます。岩の中だけでなく、木や化石のなかに発見されることもあります。したがって、オパールはどこからでも採掘される可能性があり予測不可能なため慎重な発掘作業が求められます。

硬度の低いオパールはちょっと注意が必要

またオパールは鉱物の硬度を示すモース硬度において、5~6.5です。最も硬いダイヤモンドが最高値の10であることを考えると、ダイヤモンドの半分程度の硬度しかないということになります。つまり、宝石としてはかなり繊細な石なのです。しかも、オパールは水分を含む宝石のため、乾燥した環境では水分を失いひび割れを起こしてしまう可能性があります。保管には極度の高温や乾燥に晒されうる環境は避けたほうがいいでしょう。また、洗浄を行う場合はぬるい石鹸水によって優しくすすぐのが手軽で無難な方法です。

オパールの産地

オパールはインドや、エジプトそして中東からもたらされました。現在ではオーストラリアが世界中で販売されているオパールの90%を生産しています。オーストラリアにおけるオパールの一大産地、ライトニングリッジのオパール鉱山は1849年、ドイツの地質学者ヨハネス・メンゲによって発見されました。ここではオパール化した恐竜の化石も発掘されました。オーストラリア以外にも様々な地域でオパールは発掘され、ブラジル、グアテマラなどの中南米、アメリカ、インドネシア、ロシアなどが産出国です。日本でも発掘されます。

宝石としてのオパール

オパールの中でも宝石として価値を持つのが、プレシャスオパールです。プレシャスオパールは遊色効果・蛋白光と呼ばれる虹色の光のゆらぎを放つオパールです。一方、プレシャスオパールに対して遊色効果をもたないオパールを、コモンオパールといいます。遊色効果はどのようにもたらされるかというと、オパールはシリカが幾層にも積み重なった構造をしており、各々の層の隙間に入り込む光がそれぞれ異なる反射光を映すため、様々な色の光を放つのです。

オパールにまつわる逸話と伝説

オーストラリアでは、特定のアボリジニの神話の中で、非常に詩的なオパール伝説があります。創造主である神は、あるとき虹を滑り降りて地球上に降りたちました。神が地上に降りたつと、神が触れた石が虹色に輝きだしたといいます。

古代ローマの博物学者である大プリニウスは、オパールはありとあらゆる貴石の色と品質を兼ね備えた素晴らしい宝石であると賛美しています。

また古代ローマの政治家マルクス・アントニウスは、オパールをクレオパトラに贈りたいとおもい、とある議員の持っていた美しいオパールを譲るように、その議員に執拗に迫ったといわれています。結局その議員は、マルクス・アントニウスに自分のオパールを譲ることはなく亡命してしまいます。

インドでは、オパールは、創造の神ブラフマー、維持の神ヴィシュヌ、破壊の神シヴァによって形成された三位一体(トリムルティ)の象徴と考えられます。

ヨーロッパでは長い間、オパールは幸運を運ぶ宝石と考えられていましたが、19世紀にウォルター・スコットによって書かれた小説「ガイエルシュタインのアン(Anne of Geierstein)」の影響によって一転、不吉な石というレッテルを貼られてしまいます。その後、ヴィクトリア女王が夫アルバート公の崩御を悼んでつけた、モーニング(喪の)ジュエリーにブラックオパールが使用され、オパールのジュエリーとしての品格が復権するようになりました。ヴィクトリア女王がブラックオパールを愛したのは、夫のアルバート公の好きな宝石がオパールであった影響もあったようです。

パワーストーンとしてのオパール

古代のギリシャ人は、オパールが希望と純粋さを象徴すると考えました。オパールは、感覚を研ぎ澄まし、透視力を高め、瞑想を助けるとされました。現在もパワーストーンとしては、これらの力がオパールにはあるとされています。心に落ち着きをもたらし、愛と優しさを促進し、感傷を癒します。したがって、精神面で健やかな生活を送ることを助け、精神疲労を癒します。

占星術的に、オパールは、10月生まれの人々の誕生石です。中国の占星術では、それはヘビの石です。神秘的な深みを持ち、忍耐力と勇気を与えてくれます。また、オパールは21年目の結婚記念日の石です。

まとめ

虹色に輝くオパールは、光の戯れが美しい「遊色効果」という特徴をもつ、宝石の中でもユニークな石です。一方でダイヤモンドやルビー、サファイアなどに比べると硬度が低い上、水分を含むという特性上、極端に暑い環境ではひび割れが生じたりする恐れがあるため、扱いには少し注意が必要です。

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