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ホワイトオパールの基礎知識|意味や価値・お手入れ方法まで一挙解説

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「オパールといえば……?」そう尋ねると、ホワイトオパールを想像するのではないでしょうか。日本では「蛋白石(たんぱくせき)」と呼ばれ、透明感のある乳白色が特徴です。そんなホワイトオパールの基礎知識をご紹介します。特徴や宝石言葉の意味、さらにはお手入れ方法や昨今の市場価値など、今回はなぜか惹かれてしまうホワイトオパールの魅力をお話ししましょう。

ホワイトオパールとは?ライトオパールとの違いは?

ホワイトオパールは、オパールの中でも外見の色が乳白色で、つやつやな質感による神秘的な美しさが特徴です。一番産出量が多い宝石として知られており、オパールと言えばホワイトオパールのことを言われるくらい、オパールの代表的な役割を担っている宝石です。

ホワイトオパールは、別名称でライトオパールとも呼ばれています。同じ言葉として使われたことが多かったのですが、今では意味が少し異なります。理由は、「純粋な白以外の色が入ったものは、果たしてホワイトオパールなのか?」と、疑問をもつ人が増えたからです。

そのため、ホワイトオパールとは白や白をベースにした半透明のもの、白以外の半透明のものがあるものをライトオパールと区別するようになっています。そしてさらに、透明のものをウォーターオパール(クリスタルオパール)と表記する場合があります。

ただし、小売店ではこの3つの名称をひとまとめにして、「ホワイトオパール」で売られることが多く、場所によっては単純に「オパール」と記載されています。

ホワイトオパールの基本情報

まずはホワイトオパールの特徴を以下の表にまとめてみました。

名前 ホワイトオパール/ライトオパール
英語名 White Opal
和名 蛋白石(たんぱくせき)
白、乳白色、ライトグレー
グループ(種・変種) クリストバライト、トリディマイト、フィオライト
硬さ(モース硬度) 5-6.5
光沢 ガラス光沢、樹脂光沢
化学成分 光沢SiO2・nH2O
結晶系 非晶質(潜晶質)
誕生石 10月

ホワイトオパールの名前は知っているけど、性質や意味はなかなか知らないと思います。ホワイトオパールがどのような宝石なのか、産地、意味などを詳しくご紹介します。

ホワイトオパールの意味と宝石言葉

ホワイトオパールは古くからネガティブなエネルギーを整え、幸福へ導く力があると信じられています。水の力が宿るパワーストーンと言い伝えられ、運気の「流れ」を整える力があるのです。

持つ者の心を正しい方向へと導き、流れを引き寄せる力があるので、恋愛成就としてお守りにするのもよいとされています。別名「キューピッドストーン」とも言われている所以です。

また、花言葉があるように、宝石にも宝石言葉と呼ばれるものがあります。ホワイトオパールが持つ宝石言葉は「希望・潔白・友情・幸福」です。清らかな水の流れのように明るい方向へ導く力が込められており、状況をよい方向へと転換させてくれるでしょう。

ホワイトオパールの産出国や産地

ホワイトオパールは世界中の様々な場所で見つかっていますが、一番有名な産地はオーストラリアです。国内の様々な場所でホワイトオパールが見つかっていますが、鉱山の町であるクーバー・ペディで採掘されているものが主に流通しています。

主要産地はオーストラリアの他にメキシコ、ペルーが有名です。アメリカ、ブラジル、エチオピア、ジンバブエなどでも採掘されており、ホワイトオパールは世界中で採掘される宝石だということが分かります。

もちろん日本でも採掘できる場所があります。

ホワイトオパールの効果や効能

先述でも挙げたように、ホワイトオパールには運気の「流れ」を整え、幸運へ導く効果があります。「良縁」、「仕事のチャンス」、「頭のひらめき」、「人間関係」などすべてがホワイトオパールの範疇で、幅広い場面で活用できます。

また、眠っている美しさや才能を引き出す効果があり、アーティストなどクリエイティブな職業を持つ方々からも重宝されています。自信が持てないときにお守り代わりとして身に着けると、否定的な思いが解消し、希望が芽生えていく未来も期待できます。

感受性を豊かにして、自分を表現するサポートを与えてくれるでしょう。

ホワイトオパールの特徴や魅力

ホワイトオパールは広く採掘できますが、実際に見ると見分けをつけるのが難しいと思います。ここではホワイトパールが持つ特徴と魅力について深掘りします。

ホワイトオパールの見た目や色の特徴

ホワイトオパールの見た目はホワイトカラーと、実にシンプルです。ですが、ほとんどのホワイトオパールは、全くの純白ではなく不透明な白色です。この色は乳白色と言われることが多く、天然でできたこの独特の色合いが人気の理由となっています。

また、幻想的な遊色効果は、着けた者の美しさを引き立ててくれます。

遊色効果とは、宝石の向きを変えることで色の変化が生じる現象のことです。見せ方によって色の輝き方が変わるのも魅力のひとつでしょう。ホワイトオパールが放つ柔らかな遊色は、公式の場から普段使い、また、和装など幅広い場での装いにマッチします。

様々な形のホワイトオパールがある

私たちがよく見るホワイトオパールは丸い形をしていることが多いですが、中には独特な形をしているものがあります。

オーストラリア産のホワイトオパールは、主として堆積岩(たいせきがん)の中から見つかります。堆積岩とは、既存の岩石が礫・砂・ 泥・火山砕屑物(かざんさいせつぶつ)・生物の遺骸などが、流水や風の作用などで堆積して固まってできた岩石のことです。つまり、場所によっては化石のように、生物の形でできたオパールが見つかることがあるのです。

オーストラリアでは貝の化石に成分が染み込んでオパール化したものが発見されており、「シェルオパール」という呼称で一般に流通しています。化石がオパール化する現象は、オーストラリア大陸独特のようで、特定の条件が重なってできた希少性の高いものと言えます。

ホワイトオパールのお手入れ方法と保管方法

ホワイトオパールに限らず、オパールは宝石の中で唯一5%~10%の水分を含んでいます。そのため、硬度はあまり高くないので、水に気をつけながらお手入れする必要があります。

また、お手入れ後の保管もホワイトオパールに含まれた水分が抜けないようにする必要があります。

繊細な対応が必要となりますので、気をつけましょう。

ホワイトオパールのお手入れ方法と保管方法

長期の品質維持のために、定期的なお手入れは不可欠です。以下の2つのケースによるお手入れ方法について説明します。

汚れが薄い場合:

乾いた布で乾拭きしましょう。表面を優しく撫でるように布を当て、強くこすらないようにしましょう。

汚れがしっかり付着した場合

1.中性洗剤を使用します。洗面器に入れ、ぬるま湯でしっかりと薄めましょう。オパールに洗剤を直接かけるのはやめましょう。

2.毛先の柔らかいブラシまたは筆に、薄めた洗剤をつけ、汚れを落とします。こびりついた皮脂の汚れなども、取り除きやすくなります。

3.洗剤を水で洗い流し、柔らかい布で優しく拭きましょう。

4.直射日光を受けない場所で自然乾燥させましょう。

お手入れ後に保管をする場合は、オパールが傷つかないように布などで外側を包みましょう。他の宝石と重なったり触れ合ったりしないよう、ひとつずつ包んでください。

また、直射日光を受けないことも重要です。強い熱に当たるとオパールの中の水分が急速に乾燥してひび割れを起こしてしまうことがあります。

ホワイトオパールを水洗いする時の注意点

先述の通り、短時間で水洗いをしましょう。後述でご紹介しますが、長時間水につけると変色してしまうなど、オパールの品質を損なう事があります。水分を過剰に吸水させないようにしましょう。

ホワイトオパールが変色することはある?

ホワイトオパールは豊富に水分を含んでいる石のため、中の水分を保つことが重要です。一定以上の水分を保つことができなければ変色してしまう可能性があります。

ここでは変色する仕組みと対処法についてご紹介します。

エチオピア産オパールのハイドロフェン効果

ホワイトオパールに限らず、オパールは水分を含んでいる宝石とお伝えしましたが、世界にあるオパールの中で水の吸収率が高いものは、エチオピア産のオパールです。

エチオピア産のオパールには、「ハイドロフェン効果」を持つものがあります。簡単に言うと、「高い吸水性が原因で変色するオパール」というところでしょうか。

水にしばらくつけると透明に変色し、乾燥すると元の色に戻ります。この現象がカメレオンに似ていることから「カメレオンオパール」、または「マジックオパール」と呼ばれています。

ハイドロフェン効果を持つオパールは、吸水性が大きい為に乾燥等に弱いため、お手入れするときは特に注意が必要です。水洗いはせず、柔らかい布で汚れを拭き取ってあげれば十分です。しかし、乾燥しやすいため、乾かすときは直射日光が当たらない場所で行いましょう。

このように、ハイドロフェン効果をもつオパールは水分過剰で変色しても元に戻ります。逆に言えば、その効果が含まれないホワイトオパールは変色したままになる恐れがあると言えます。

ホワイトオパールが変色したときの対処法

先ほど、過剰な水分を吸収すると変色するとお伝えしました。ハイドロフェン効果のないホワイトオパールの場合は白く濁る場合があります。では、変色した場合、どのような対処が必要でしょうか。

方法はシンプルに、ホワイトオパールに含まれている過剰な水分を抜くことです。しかし、早く水分を抜こうと直射日光に当てたりドライヤーで乾かしたりするのはやめてください。急激に水分を失うと、ホワイトオパールが割れてしまう原因になります。

先述の保管方法と同じように、やわらかい布に包んで水分が抜けるのを待ちましょう。

ホワイトオパールの偽物の見分け方

ホワイトオパールに限らずですが、高価な宝石には「偽物」がつきものです。金銭をあの手この手でだまし取る手口は少なくありません。では、偽物と見分けるためにはどうすればよいのでしょうか。

まず、偽物のオパールは「人工オパール」と「合成オパール」の2種類が存在します。

人工オパールは文字通り、天然のオパールと同質のものを人工的に作り出したもの、合成オパールは本物のオパールを別の宝石や宝石以外の素材と合成したものになります。どちらも人の手を加えたものなのに、それを「天然石」と謳っているのですから困ったものです。

それを踏まえた上で、偽物を見分けるにはどうすればよいのでしょうか。

ネット上では、「オパールに貼り合わせたタブレットもしくはトリプレットの接着面となる側面から判断するとよい」、「オパールの裏側が金属で完全に塞いでいるか」、「オパールを真横から見て、母岩との境目がまっすぐになっているか」といった見分け方が紹介されています。

しかし昨今では、技術の進歩による巧妙な手口で簡単に見分けがつかないようになっています。また、素人に本物かどうかを区別できるかと言われると、なかなか難しいです。

なので、無理に判断せずに鑑別機関などのプロを頼るか、本物を扱っている信頼できるショップに相談しましょう。

ホワイトオパールの価値基準

ホワイトオパールが高価格で取引される基準とはどのようなものでしょうか。色味だったり質感だったり、宝石によって着眼点が異なります。より美しいものが購入できるようポイントを整理しておきましょう。

基準①カットの厚みや形

ホワイトオパールはカットによって価値が変動します。理想的な形としてはカボションカットを施して厚みがあるものです。

カボションカットとは、下部が平らまたは僅かに丸みを帯びており、上部が凸状または丸いドーム型に研磨する、商品として宝石を整えるうえで一番有名なカット方法です。

他にもカット方法はありますが、このカットのプロポーションが最も美しく、評価が高いです。

基準➁ベースカラーの透明度

色の状態も価値を決める時の重要なポイントです。

ホワイトオパールは、濁りのない白や乳白色、色が均等なものが評価されます。混じりっけのない色であるほど美しいということです。

また、透明に近づくほど高評価につながります。逆に透明度が低いほど価値は低くなります。

価値の高いホワイトオパールは、濁りのない白色、透明度が高いものに価値があると覚えておきましょう。

基準③遊色効果の現れ方

ホワイトオパールの奥に潜む遊色効果も評価のポイントです。遊色効果の色がはっきりと見えるほど価値が高くなります。特に希少価値のある赤やオレンジ、青の光が強いものは評価が高いです。また、発光する色のバランスや数も価値基準の対象となります。虹のような様々な色が発色するものほど価値が高いです。

ホワイトオパールの場合は、青が鮮やかに見えるものが人気であるため、青の割合が高いものや発光する青のバランスのよいものが高評価を得る特徴があります。

ホワイトオパールの販売価格と買取価格

ホワイトオパールは比較的購入しやすい価格で市場取引されていますが、実際の販売価格や買取価格はどのくらいの値段になるのでしょうか。

製品の種類や経済情勢によって変動するので、あくまでも「参考価格」としてですが、ホワイトオパールの市場価値を価格相場から紐解いてみましょう。

ホワイトオパールの販売価格

製品によって違いはありますが、安い価格で購入できるのはピアスやイヤリングです。ホワイトオパールのみが使用されているものであればおよそ5,000円~6,000円になります。ゴールドやプラチナなどの素材が使用されていないものならば、数千円で購入できます。

しかし、ダイヤモンドなど高額な貴金属が一緒につけられたホワイトオパールのアクセサリーは、価格が高くなります。こうしたタイプの商品は価格が10万円を超えることも多いです。

安い価格で購入したい場合は、高価な材料が使用されていないか確認しましょう。

ホワイトオパールの買取相場価格

買取相場からの視点では、先ほどお伝えしたようにダイヤモンドなどの高価な貴金属と一緒につけられているものが高価買取につながります。この背景には、オパール以上に高価な貴金属による影響が高いと言えます。

例えば、指輪であればリングの部分の素材がダイヤモンドであれば平均して7万円~15万円ほどの見込みとなるでしょう。もちろん、オパールや貴金属部分の劣化が見られなかったり、アクセサリーそのもののデザイン性が高ければ、およそ20万円以上の高額買取につながる可能性があります。

眠っている商品がありましたら、買取をご検討してみてはいかがでしょうか。

ホワイトオパールの失敗しない選び方

最後に、綺麗だと思えるホワイトオパールの選び方についてご紹介します。

ホワイトオパールに限らずですが、ずばり、石全体の輝きと遊色効果のバランスがよいものを選びましょう。発光が閃々としたものほど、宝石の価値は高まります。はっきりと色が見え、遊色効果の色味が鈍くないものを購入しましょう。

形や大きさも重要ですが、まずはホワイトオパールの持つ輝きを優先基準として選んでみましょう。

運命のオパールと巡り合える参考にしていただければと思います。

まとめ

ホワイトオパールはオパールの中で代表されるものであり、日本のみならず世界中で親しまれている宝石です。ホワイトオパールがもつ神秘的な美しさは、自然が作り出した奇跡であり、他の宝石にはない独特さが私たちの目に留まってしまう要因ではないかと思います。

今回ご紹介した選び方やお手入れ方法を参考に、ホワイトオパール隠された魅力を引き出してみてはいかがでしょうか。

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