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ロレックスの今後相場の上がりそうなモデルたち

ロレックスの今後相場の上がりそうなモデルたち

高級時計として広く知られるブランド、ロレックス。創業当初より高い精度を追求し続け、最高品質の腕時計としてブランド価値が確立されており、多くの人が憧れるブランドです。その需要は世界的に高まり続けており、相場も値上がりし続けているといわれています。この記事では、そんな相場高騰の要因や、今後相場の高まりそうなモデルについてお話させていただきます。

ロレックス ウォッチの相場が上がっている

昨今ロレックスの市場価格が高騰し続けています。デイトナ・サブマリーナー・GMTマスターⅡなど特に人気のあるモデルは慢性的な品薄状態にあり、正規店にふらっと立ち寄ったところで、購入することができません。それほどまでに人々がロレックスを渇望するのはなぜなのでしょうか。

揺るぎないブランド価値

ロレックスは創業当初より巧みなマーケティングによってそのブランド価値を築き上げてきました。ロレックスの創業者であるハンス・ウィルスドルフは、あらゆる言語で発音しやすく、覚えやすく、時計の文字盤上で映える名前として「ROLEX」という名前を考案しました。また、ロレックスは創業当初より精度の徹底的な追及を行ってきましたが、その精度を広く知らしめるため、世界随一の厳格な検査で有名なキュー天文台のA判定の認証を得ます。さらにドーバー海峡泳断を決行したメルセデス・グライツが着用したことで、同社が開発した世界初の防水腕時計「オイスター」の防水性能は広く知られることとなりました。なお、このようなあらゆる極限状態に自社製品を晒して精度を証明する手法は、今なおロレックスのお家芸です。

また、随所で語られる独自性もロレックスを唯一無二の存在たらしめています。自社鋳造所を所有し、素材となる合金を自ら精製し、ステンレススチール素材一つとっても「オイスタースチール」という独自素材として製品化しており、ムーヴメントに施された装飾「ロレックス コート・ド・ジュネーブ」はスイス時計製造の伝統的な装飾をロレックス流に解釈した独自の彫金装飾で、2023年の最新モデルのシースルーバック(スケルトンの裏蓋)で堪能することができます。このようにロレックスの腕時計には、ロレックス独自の意匠が隅々まで行き渡っているのです。

絶妙な高級感

ロレックスは高級時計ブランドの代名詞ですが、もしかしたら“高級過ぎない”のが魅力の一つになっているかもしれません。というのも、「パテック フィリップ」や「オーデマ・ピゲ」、「ヴァシュロン・コンスタンタン」の俗に言う「雲上ブランド」よりは現実味がある価格帯で、中産階級でもがんばれば手が届く存在です。そのため、富裕層に支持されるだけでなく、一般的な会社員が一つの目標にしたり、少し背伸びして購入するリアルな憧れの存在としても需要があるのです。

新興富裕層とロレックス投資

そういった憧れは、東南アジアなどの新興富裕層の中でも根強くあるようで、東南アジアにおける需要の上昇が顕著です。とはいえ年間生産量は変わらないので、需要が供給を圧倒する一因となっています。こうした需要と供給のアンバランスによって店頭では品薄状態が発生し、ロレックスの店舗で購入できない人々が中古市場で欲しい時計を探し求めるようになります。また、品薄状態の常態化は、欲しいモデルを探し求めてロレックスの店舗をハシゴする「ロレックスマラソン」と呼ばれる現象が起こるほどです。そうして中古市場における取引が活発化し、中古市場における市場価格が高騰するというサイクルが出来上がります。さらにこの中古市場価格の高騰に拍車をかけるのが、ロレックスの腕時計を投資として売買する人々です。モデルによっては定価を越える市場価格が当たり前になっているものもあり、こういったモデルを意図的に高額で取引しようとする人々の存在によって、相場に明確な金銭的意思が持ち込まれています。

今後相場の上がりそうなロレックスウォッチ

デイトナ

かねてよりトップレベルの人気を誇り、まず店頭では買えないと言われるモデルですが、2023年、誕生60周年の節目を迎え、大きなモデルチェンジが行われました。モデルチェンジが行われるとかつてのデザインが新たに生産されなくなるため、中古市場で注目されるようになります。熱心なロレックスファンの中にはコレクターも数多く存在し、コレクターにはディスコン(販売終了)モデルを収集する人たちがいます。

ミルガウス

2023年の新作発表において、終売が決まったモデルもあります。その一つがミルガウスです。ミルガウスは1000(ミル)ガウスの磁場に耐えられる時計として、研究者やエンジニアにむけて製作された時計です。しかしその高い耐磁性は、パソコンのみならずスマートフォンやタブレット端末などが発達し、電磁波に晒される現代生活に適応した機能として再評価されてきました。また、グリーンサファイヤクリスタルの風防や、イナズマ秒針など、シンプルかつ粋なディティールが魅力のモデルでした。唯一無二の個性を備えたモデルということもあり、今後中古市場での注目度が高まるのは必至でしょう。

チェリーニ

パイロットのための「GMTマスターⅡ」や、ダイバーのための「サブマリーナー」など、プロフェッショナルモデルとして、各分野のスペシャリストのツールウォッチをつくってきたロレックスですが、1世紀以上の歴史を有するブランドの伝統を体現するクラシックなモデルが「チェリーニ」です。2022年まで販売されていたチェリーニは、「ムーンフェイズ」という月の満ち欠けを示すロマンティックな複雑機構が備わったモデルでしたが、2023年に終売となってしまいました。チェリーニには様々なデザインのモデルが製造されてきており、それらはヴィンテージチェリーニとして、中古市場でヴィンテージロレックス コレクターから人気を集めています。チェリーニ ムーンフェイズも今後、そうしたヴィンテージチェリーニの仲間入りを果たしていくことでしょう。

まとめ

ロレックスの相場の現在や、今後の相場についてお話ししました。高い精度の時計を作ることは想像を超える手間と時間を要します。そのため、生産本数はどうしても限られてしまいますが、世界でのロレックスの需要は高まり続けています。そうした需要と供給のアンバランスは中古市場での相場の高騰を生み出しています。新興富裕層や相場高騰を利用する投資家の登場によって、その値上がりに拍車がかかるというサイクルが出来上がっているため、相場の高騰は続きそうです。一方でロレックスが新たな生産拠点を構想しているとの噂もあり、増産が実現すれば相場の高騰は落ち着くという見方もあります。

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