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ROLEX(ロレックス)素材へのこだわり

ROLEX(ロレックス)素材へのこだわり

ROLEX(ロレックス)は、何十年も基本デザインを踏襲しているが、そのデザインを形作っている素材は常に進化し続けている。この積み重ねがROLEX(ロレックス)を実用時計でありながらも高級ブランドのトップとして位置づける要因ともなっています。

ケース素材について

■コストパフォーマンスに優れたステンレススチール

腕時計のケースといえばゴールドかスチールというのが相場だったが、今では、加工の難しいステンレススチールも難なく扱うことができるので時計ケースの主流となっています。

ROLEX(ロレックス)は「316L」よりも更に耐蝕性の高い超高級ステンレスである「904L」を採用しています。時計の外装素材に「904L」を採用すること自体が珍しいため、「904L」採用はROLEX(ロレックス)のひとつのアイデンティティになっています。

 

■煌びやかなゴールド素材

ゴールド素材には3種類あります。

 

・イエローゴールド

75%の金に銀と銅を25%配合した合金のことです。

 

・ピンクゴールド、エバーローズ

75%の金に、やや多めの銅と少なめの銀を配合することで生み出される赤みがかったゴールド。

 

・ホワイトゴールド

75%の金に銅や亜鉛などのニッケル系と銀などのパラジウム形金属を配合した合金。配合によってはプラチナと見間違う色合いも生まれます。

 

■クールなプラチナ素材

単体で白い光沢を放つ金属。科学的に安定しているため錆びに強く、古代エジプト時代にも装飾品に使われており、もっとも高価な金属でもあります。ROLEX(ロレックス)では、時計製造にプラチナ950を使用していますが、これにルテニウムを混合することで強じんさを増しているといわれています。

最も高貴な金属として珍重されるプラチナは、デイデイトやデイトナなどの特別なモデルでのみ使用されており、格別なきらめきは人々に忘れ難い印象を与えるものです。

開発した素材

ロレゾール

ロレゾールとはROLEX(ロレックス)が作った造語の一つで、904Lステンレススチールと18Kゴールドを使用したモデルを指す。一般的に使用されている通称は「コンビモデル」。1933年にROLEX(ロレックス)が特許を取得しており、当時においては非常に斬新なデザインでした。

ゴールドの種類(色)によって呼称が異なり、イエローゴールドはイエローロレゾール、ホワイトゴールドはホワイトロレゾール、エバーローズゴールドはエバーローズロレゾールとも呼ばれます。ホワイトロレゾールではベゼルのみゴールド、ブレスレットはステンレススチールと、ほかの種類と形式が違っているのが特徴です。

 

ロレジウム

ロレジウムとはROLEX(ロレックス)独自の造語でプラチナとステンレスのコンビの事で1999年に初めて登場しました。ロレジウムの魅力はギラギラとし過ぎないけど高級感があるという点と他のシリーズにはないデザイン言う特別感がある所です。

高級ラインであるヨットマスターは他のシリーズにはない独特の雰囲気と高級感があります。特にロレジウムは高級素材であるプラチナを使っているという事もありかなり満足度が高いシリーズでもあります。

 

※注意点※

ロレジウムはベゼルがサンドブラストと言うマット仕上げの為磨き仕上げが難しいです。ROLEX(ロレックス)で磨き仕上げを依頼する事は可能ですが通常の磨き仕上げとは異なる為、4~5万ベゼルを磨くのに別途費用が発生します。また傷の深さや大きさによっては綺麗になるか保証はありません。

ROLEX(ロレックス)以外の時計屋で磨き仕上げを受け付けくれる場合もありますが、仕上げがおかしくなる場合もありますのでオススメしません。ロレジウムを買う時はベゼルに傷がついてしまった場合のメンテナンスが困難な場合があります。メンテナンスが可能でも費用がかかってしまいます。買取の場合もベゼルの状態によって査定金額が変わってくるという事を知っておいてください。

高級な時計を生み出すROLEX(ロレックス)の素材への探究心

ROLEX(ロレックス)の素材へのこだわりはとどまることを知りません。貴金属やステンレススチール、セラミックといった素材は、その後の製造工程に大きな影響を及ぼすため、時計素材の選定に厳しい基準があります。

例えば、ゴールドはROLEX(ロレックス)が長年使用してきた金属ですが、使用しているのは750パーセントの純金に適度の量の金属を混合した合金である「18ct(カラット)ゴールド」しか使用しません。

この18ctゴールドには、ROLEX(ロレックス)が独自に開発したエバーローズ(ピンクゴールド)や、イエロー、ホワイトという種類がありますが、これらの特性に合わせて適切な金属が混ぜられることで高い耐久性や研磨のしやすい素材が生まれました。

他にも、過酷な環境でも美しさと機能性を維持したいという思いから、ROLEX(ロレックス)はセラクロムベゼルを開発し、特許を取得しています。硬いセラミック素材を使用しており、傷がつきにくく、紫外線によって退色するのを防ぐことができます。素材自体への探究のほか、素材と素材の組み合わせを何度も研究した結果、ロレゾールといった名品が誕生しました。

素材の違いが影響する価値

外装から内部の部品に至るまで素材を選び抜き、さらには素材の開発までしてしまうROLEX(ロレックス)ですが、このような素材へのこだわりは、ROLEX(ロレックス)の時計の価値にどのように影響を与えているのでしょうか。

ROLEX(ロレックス)は当時、性能が良くなく単なるアクセサリーになっていた腕時計が、将来に信頼性も兼ね備える時計になる、という創始者のハンス・ウィルスドルフの予見から始まります。精度の代名詞ともなっている時計ですが、その精度を保ち、守るための部品の基となっているのは、ゴールドやステンレススチール、セラミックといった素材です。

これらの素材によって時計の精度が守られ、実用的で耐久性に優れた時計となり、長持ちする時計=価値が長く続く、ことになりました。また、ロレックス投資という言葉があるほど、それ自体にブランドとしての価値があるのは皆さんもご存じでしょう。

これは、ROLEX(ロレックス)という時計そのものに魅力を感じる人が多いのです。自社でこだわり抜いた素材が集結し、構成する部品も自社で作りこんでいるROLEX(ロレックス)ウォッチだからこそ、良質な素材と純正品部品の集合体として高い価値があるのです。

まとめ

素材にこだわる高級時計について、素材から来る美しさのほか耐久性にも優れている点、そして価値が高い点は前述してきましたが、高級時計を持つことにはどのような魅力があるのか、3つの視点からお伝えします。

1つ目は、時計そのものの魅力です。ROLEX(ロレックス)は素材などにこだわり抜いていることは前述した通りですが、その資産価値の高さから投資対象にもなっています。日常的に使えることに加えて、ROLEX(ロレックス)をどうしても欲しい、という中古品の需要が多いことから「時計は資産」とも言われています。

2つ目は、高級時計を身に着けることによる自分自身の満足度の向上です。高い時計を身に着けている、という満足度はもちろん、老舗ブランドの伝統的な技術に接したり、高級時計店の良質なサービスに触れたりといった、ワンランク上の世界を知ることができます。

3つ目は、ROLEX(ロレックス)などを身に着けている人を見た他人への好影響です。見る人が見れば価値が分かるので、ビジネスの場ではコミュニケーションのきっかけになったり、出会う相手に信頼感を与えたりします。高級時計はなかなか手が出せるものではないため、憧れの対象にもなることができます。

高級時計の代表格として認知されているROLEX(ロレックス)。創業から最新モデルまで、細かなパーツ一つひとつや、素材を開発するまでとことんこだわっている様子からは、ブランドとして、また高級時計としてのプライドが感じられます。

そのようなこだわりが、腕時計を投資対象とするまでに高い価値が付くことになった秘密でした。持つことで自分にも他人にも良い影響を与える、魅力的なROLEX(ロレックス)は、知れば知るほど奥が深く、今後の新作にも注目です。

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