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ロレックス「GMTマスター2」について徹底解説

1960_gmtマスター2

1955年、飛行機が旅客用のジェット機として普及し始めた時代、当時、最も有名だったアメリカの“パンアメリカン航空(通称:パンナム社)”より依頼を受け、パイロットのための腕時計を開発したことからはじまります。ロレックス GMTマスター2は時差を簡単に把握できるのが特徴的な時計です。海外出張の多いビジネスマンや海外旅行によく出かける人からも高い支持を得ています。何度もモデルチェンジを繰り返しており、なかにはレアな個体も存在します。
初代Ref.6542から赤と青の二色使いのベゼルが採用され、昼夜を瞬時に見分ける工夫がされていました。この手法は最新であるRef.126710にも採用されており、見た目やデザインを大きく変えることなく、65年経った今も色褪せることなく際立っています。現行はハイテクセラミック製へと進化しています。その時代、時代に合わせた最新技術を用いて製作した意欲作、それがGMTマスターなのです。

GMTマスター2の特徴

GMTマスター2は、もともとのGMTマスターとは大きく異なる特徴をもっています。たとえば、GMTマスターは短針を単独で動かすことができず、ベゼルとGMT針の位置関係から2カ国の時間を読み取っていました。しかし、GMTマスター2では短針を単独で動かせることから、3カ国の時間の読み取りが可能になっています。

また、両方向回転ベゼルがついており、24時間時計として機能する点も魅力のひとつです。素材にセラミックが使用されるようになって以降、さらに高級感のある上品な質感が出るようになりました。GMTマスター2といえば、ベゼルにあしらわれた2色のツートンカラーも特徴的です。特に赤と青の組み合わせの人気が高く、世界中で高い人気を維持しています。GMTマスター2は、100mの防水性も有しています。そのため、出歩くことが多くても、どのような場面でも安心して身につけられるでしょう。

GMTマスター2の魅力

ロレックスGMTマスターは知名度も高く、愛用者も多い時計です。ですが、その人気の理由は、GMT機能ゆえだけではありません。このモデルがパイロットだけでなく多くの時計愛好家に支持される魅力を、これからご紹介いたします。GMTマスターといえば、この鮮やかな色使いでしょう。シンプルなブラックベゼルに加え、赤×青、青×黒、黒×赤などの特徴的なツートンカラーが存在します。中でも人気が高いのは赤×青のモデルです。

とはいえ、発売当初からこのように綺麗な発色だったわけではありません。ベゼルの材質が変わるごとに顔料を研究し、色付けの工程を見直してきました。その努力の賜物によって、世界中で認知され愛されるGMTマスターの配色が完成したのです。

GMTマスター2 機能の使い方

まず、2ヶ所の時刻だけ知りたいのであれば、リューズで針を動かさなくてもベゼルを時差の分ずらすだけで十分です。東京にいながらニューヨークの時刻を知りたい場合、普通の時計が東京のGMT針とベゼルの組み合わせでニューヨークの時刻を表します。次に、3ヶ所の時間が知りたい場合の操作手順をみていきましょう。

まず、通常の時針とGMT針が同じ時刻になるようにリューズで時間を合わせます。次に、リューズを一段引いて、“通常の時針”を任意の時差分回転させます。これで第二時間帯の設定が終わりました。そこからさらに、回転ベゼルを時差分回転させます。これが第三時間帯を表示する操作方法です。

例えば、日本⇔ドイツ(8時間時差)、日本⇔ニューヨーク(14時間時差)の場合です。まず、通常の時刻合わせ後、リューズを一段引いて“通常の時針”を8時間遅らせます。これで、“通常の時針”はドイツ、GMT針は日本になります。さらに、ベゼルを回して“24時間の目盛り”を14時間遅らせます。そうすると、“通常の時針”はドイツ、GMT針を“24時間の目盛り”通りに読むとニューヨーク、GMT針を“24時間の目盛り”をずらしていない想定で読むと日本、となります。

GMTマスター2 販売価格

現行モデルのロレックス GMTマスター2の販売価格は、ベゼルのカラーリングによって異なっています。並行店の販売価格は、青と黒のベゼルをもつRef.126710BLNRが210~230万円前後、青と赤のベゼルをもつRef.126710BLROが230~250万円前後です(2021年4月現在)。どちらも国内参考定価を大きく上回るプレミアム相場です。ただし、GMTマスター2の販売価格は変動しているため、時期によって価格が異なる可能性があります。そのため、販売価格については常に最新の情報を参考にしてください。Ref.126710BLNRは2019年から製造が始まったモデルで、Ref.116710BLNRの後継にあたります。

そのため、ブレスレットにはジュビリータイプが装備されているのも特徴的です。ムーブメントにはCal.3285が搭載されており、長時間のパワーリザーブを誇ります。2021年にRef.126710BLNR、Ref.126710BLROとも新たにオイスターブレスレットモデルが追加されることが発表されました。オイスタータイプを待ち望んでいた方にとっては朗報でしょう。なお、2021年4月現在の参考価格は998,800円となっていて、ジュビリーブレスレットの1,020,800円よりも安くなっていて、今後の人気が分かれそうです。

GMTマスター2 買取相場

所有しているロレックス GMTマスター2を売却する場合、いくらの買取価格がつくのか気になっている人もいるでしょう。ここでは、ロレックス GMTマスター2の買取価格について、2021年4月現在の相場を説明します。

ベゼルが青と黒のRef.126710BLNRの買取価格は、コンディション(状態)にもよりますが160万円前後です。一方、ベゼルが赤と青のRef.126710BLROの買取価格は、こちらもコンディション(状態)次第ですが、およそ180~190万円程度です。ただし、これらの買取価格はあくまでも目安です。時計の状態によっては、相場と実際の買取価格が異なる可能性もあります。買取価格はGMTマスター2の販売価格の変動から影響を受けることもあるため、時期によっても違いがみられます。

GMTマスター2 買取価格が上昇しているGMTマスター6選

■Ref.116710LN廃盤発表後に高騰したが相場は落ち着いています

116710LN(黒×黒)

参考定価:¥918,000

発売時期:2013年~2019年

2018年 買取相場 ¥850,000前後

2019年 買取相場 ¥900,000前後

2020年 買取相場 ¥1,000,000前後

2021年 買取相場 ¥1,100,000前後

2019年3月に開催された「バーゼルワールド」で廃盤発表のあった116710LN黒ベゼルは、入手困難といわれていたデイトナSSよりも手に入らないといわれていました。新品未使用品のランダム品番で、廃盤直前の2019年2月の買取相場は100万円前後でしたが、廃盤直後の2019年4月には破格の160万円まで高騰します。ですが、この動きは2ヶ月で収まり、現在では110万円をキープしています。

 

■Ref.116710BLNRは高騰した相場が落ち着いてきています

116710BLNR(青×黒)

参考定価:¥918,000

発売時期:2013年~2019年

2018年 買取相場 ¥1,380,000前後

2019年 買取相場 ¥1,700,000前後

2020年 買取相場 ¥1,400,000前後

2021年 買取相場 ¥1,600,000前後

2013年に発売されて以降、高い人気を誇った1本です。このモデルは、GMTマスターⅡ人気を押し上げた立役者とも呼ばれています。黒よりも青×黒の方が人気があって相場も高めです。青×黒は2016年頃から徐々に相場が上がり続け、2018年には140万円前後にまで上昇しました。廃番発表のあとは、170万円台となりました。しかし廃盤発表してから2ヵ月ほどで相場は落ち着き、現在では160万円台で落ち着いています。業界人や投資家は口を揃えて売却時期を見極めるのが非常に難しいモデルと称しています。

 

■Ref.126710BLNRはまだ市場にあまり出回っていない今がチャンスです

126710BLNR(青×黒)

参考定価:¥950,400

発売時期:2018年~

2019年 買取相場 ¥1,500,000前後

2020年 買取相場 ¥1,500,000前後

2021年 買取相場 ¥1,800,000前後

新型の126710BLNRですが、発売当初は破格の200万円以上の買取価格でした。しかし市場に在庫数が徐々に増えてきていることもあり、相場は落ち着いていましたが、2021年以降は上昇傾向にあります。売却をお考えであれば、今がチャンスかもしれません。

 

■Ref.126710BLROは市場に出回っている在庫数は少ない

126710BLRO(赤×青)

定価:¥950,400

発売時期:2018年~

2018年 買取相場 ¥1,800,000前後

2019年 買取相場 ¥1,700,000前後

2020年 買取相場 ¥1,800,000前後

2021年 買取相場 ¥2,100,000前後

2018年の新作モデルで、現行モデルの中でもデイトナの次に高い換金率を誇ります。青×黒よりも赤×青の方が人気で買取相場も高めです。今もなお人気のアイテムですが、流通量が増加するにつれて相場は落ち着くと予想されます。

 

■Ref.126711CHNRは定価割れしていない今がチャンスです

126711CHNR(黒×茶)YG/SSコンビモデル

参考定価:¥1,487,200

発売時期:2018年~

2018年 買取相場 ¥1,700,000前後

2019年 買取相場 ¥1,600,000前後

2020年 買取相場 ¥1,800,000前後

2021年 買取相場 ¥2,200,000前後

市場に出回っている数が少なかった2018年に比べると、現在では上昇傾向にあります。2018年に登場したコンビモデルの126711CHNR(黒×茶)は、ステンレスモデルと比べてしまうと換金率はあまり良くありません。

 

■Ref.126715CHNRは高価過ぎるので、需要が少なく下落気味

126715CHNR(黒×茶)エバーローズゴールド

参考定価:¥3,884,100

発売時期:2018年~

2018年 買取相場 ¥3,500,000前後

2019年 買取相場 ¥3,400,000前後

2020年 買取相場 ¥3,600,000前後

2021年 買取相場 ¥4,600,000前後

派手な見た目から普段使いが難しく、販売価格も高いことも相まってステンレスモデルに比べると需要は低めです。保証書や箱が揃っていないと定価よりも買取価格は下がってしまいます。柔らかい金を素材として使用しているため、傷がつきやすくなってしまっています。もし、深い傷が入ってしまうと途端に買取値は下がってしまいます。状態が綺麗なら今のうちに売ってしまうのが良いでしょう。

 

以上が、現在価格上昇しているGMTマスターたちでした。

 

■Ref.16760の人気が再熱の可能性

参考定価:-円

発売時期:1983年~1988年頃

2018年 買取相場 ¥1,000,000前後

2019年 買取相場 ¥900,000前後

2020年 買取相場 ¥900,000前後

2021年 買取相場 ¥900,000前後

※上記買取り相場はギャランティー(保証書)なしでの金額です

初代GMTマスターⅡは、通常のモデルよりもケースに厚みがあることから、通称ファットレディーと呼ばれています。2018年に再熱したロレックスのアンティークブーム時には、買取相場がギャランティーなしでも100万円を越えています。ギャランティーがあれば140万円以上もの価格で売却することができました。現在ではアンティークブームは下火となってしまったので、買取相場が下降しています。ですが、ロレックスの買取相場は全体的に右肩上がりということもありますので、アンティークブームが再熱した際は高値で取引される可能性も秘めています。なので、まだ手元に残しておいてもいいかもしれません。

 

■Ref.16710は相場が安定しているので急がなくてもOK

参考定価:¥594,000

発売時期:1990年~2007年頃

2018年 買取相場 ¥1,100,000前後

2019年 買取相場 ¥1,200,000前後

2020年 買取相場 ¥1,200,000前後

2021年 買取相場 ¥1,300,000前後

※上記は人気モデルである(赤×青)の価格です

ベゼルの種類は赤×黒、赤×青、黒×黒の3色があり、赤×青のペプシが一番人気です。16710は派手な見た目から、発売当初からリーマンショック時までの買取相場は30万円前後で取引され、スポーツモデルの中では人気はあまりありませんでした。人気モデルのサブマリーナよりも買取価格が安かったのですが、2011年以降じわじわと相場が高くなっており、後継機である116710の廃盤発表後は、120万円前後と相場が高騰しました。ただ現在は相場も落ち着いてきてはいるものの、まだまだ100万円近くでは売却することができるので、適した売却時期を見極めてから売るのが良いでしょう。

 

■Ref.116718LNの緑文字盤は相場が上がり続けている

参考定価:¥3,423,600

発売時期:2005年~

2018年 買取相場 ¥2,700,000前後

2019年 買取相場 ¥3,000,000前後

2020年 買取相場 ¥3,100,000前後

2021年 買取相場 ¥3,600,000前後

※上記は緑文字盤の価格です

116718LNの文字盤は黒と緑の2種類あり、相場が年々上昇しているのは緑文字盤です。金無垢モデルは基本的には定価越えはしないものが多いのですが、緑文字盤は生産数が少ないこともあり買取相場は年々上がり続け、2021年では定価を超えました。売却を急いでいなければ、買取相場が上がりきるまで持っていてもいいでしょう。

GMTマスター2 売却時期のタイミング

ロレックスなど高級腕時計は、高い値段でリセールできるというのが魅力のひとつです。大切な時計ですから、なるべく高値で売れるタイミングを把握してピークのときに売りたいと考える方も多いと思います。今回は時計の売り時、ベストな買取時期についてまとめました。

 

■円安のタイミング

ロレックス、オメガ、ウブロといった名だたる高級腕時計メーカーは、スイスに集中しています。つまり日本国内で出回っている製品はすべて輸入品であり、為替レートに影響されます。平たくいえば円高になったときに購入し、円安になったときはおすすめの買取時期です。しかし円安になったからといって、すぐに買取価格に反映されるわけではありません。

これは、円高になると輸入品の購入が鈍化し、愛好家が中古マーケットに流れることで中古品のニーズが増えるという仕組みだからです。そのため、中古マーケットでの購入が活発になり、全国的な在庫が不足するまで待つ必要があります。こういった性質がある以上、ニーズの少ないモデルは円安でも在庫が減りにくく、買取価格も変動しづらいというのは否めません。

 

■定価が上がったタイミング

メーカー自身が時計の定価を上げたときも、売るタイミングとしてベストです。これには少々複雑な理由があります。まずメーカーが値上げを敢行したわけを考えると、「値上げをしても売れる」という判断をしたと考えられます。つまり、そのメーカーのニーズが高まっていると考えて、差し支えないでしょう。また、定価が上がったということは、海外からの並行輸入品を扱う店にとっては、仕入れ値がアップしたということになります。

仕入れ値が上がれば、必然として売り値も上げざるを得ません。そうすると全体的な相場が上がり、つられて買取価格もアップするというわけです。近年値上げをしたメーカーには、オメガ、ロレックス、タグホイヤーなどがあります。値上げはおおぴっらにアナウンスされないので、自分の手で情報を拾っていきましょう。

 

■SNSやテレビで話題になったタイミング

ブランドアイテムは「有名人・芸能人が身につけている」「SNSでトレンドになっていた」など、何かの拍子で突然人気が出ることがあります。最近だと、2020年にヒットした曲「香水」に後押しされて、ドルチェ&ガッバーナのフレグランスの売上が上がったことが話題になりました。こういった世間の動きや流行は、予測できるものではありません。しかし、流行や話題を敏感にチェックしていれば、売り時のチャンスをつかめる可能性は十分にあります。

また、こういった傾向はどちらかといえば中堅ブランドに見られるものです。オメガやロレックスといった、常に高値をキープしているようなハイブランドは流行の影響が少なく、世間で話題になったとしても影響はごくわずかです。

 

■ボーナス時期や年末商戦になる冬のタイミング

高級腕時計の購入には、きっかけやタイミング、そして資金も必要です。価格としては決して安いものではありませんので、まとまった収入があったときに買おうと考える人は多いでしょう。そのため購買意欲が高まる、夏と冬のボーナス時期は狙い目です。夏と冬のどちらかで迷ったら、冬のほうがより高く売れる可能性があります。冬のボーナス時期は、クリスマス商戦や年末商戦と重なるからです。クリスマスプレゼントとして購入を検討する人が増えるのはもちろんのこと、1年の締めくくりや新年の準備など、さまざまな目的を持った人が高級腕時計をチェックします。

 

■入学・卒業や就職が増える春のタイミング

ボーナス時期以外では、3月から4月にかけての年度がかわるタイミングもおすすめです。この時期は、「目標としていた試験や学校に合格した」「学校を卒業した」「希望の企業に就職した」という理由で、お祝いや記念として腕時計を購入する人が集中しやすいといえます。桜の咲く季節は、高級腕時計デビューの季節でもあります。親御さんが子どもへのプレゼントに購入することも多く、需要が高まります。

 

■トレンドや流行によるタイミング

買取価格には、時計そのもののトレンドも関係してきます。これには、世間の流行にはあまり左右されないハイブランドでも無関係ではありません。たとえば新しいモデルが発表されたとき、「最新モデルより、すでに生産が終わっている時計のデザインのほうが魅力的なので、そちらを買いたい」と考える人が多ければ、必然的に旧モデルの価格が上がります。そういった流行と自分の売りたいモデルがマッチすれば、思わぬ高値で買い取ってもらえる可能性があります。

時計のカラーに注目すると、バブル期には今と違ってゴールドが人気でした。1990年代にはカシオの「G-SHOCK」が人気を集め、現在では定番のファッションアイテムとして定着しています。また、ケースのサイズやベルト部分のデザイン、文字盤のカラーなど、細かい部分にも流行があり、巷で人気が出れば買取価格にも影響を及ぼします。

GMTマスター2 売り時とは?

ロレックスといえば、リセールが活発なことでも有名で、中古価格や買取価格には常に注目が集まっています。いつ売ってもそれなりに高値ではありますが、真の売り時は一体いつなのでしょうか。ベストな買取時期を知るために、はじめに相場をみてみましょう。ロレックスの相場は実のところ、2021年に入ってから上がっています。人気モデルのひとつ「コスモグラフ デイトナ 116500LN」の実勢価格は、2020年4月には250万円前後だったのがじわじわと上向きになり、2021年4月にはなんと400万円ほどになりました。

つまり、この高値で取引されているタイミングこそがまさに売り時だといえるでしょう。2020年といえば、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るった年です。ヨーロッパをはじめ多くの国でロックダウンが実施され、日本でもテレワークやステイホームが推奨され、消費や経済が低迷しました。スイスも例外ではなく、ロレックスの工場は長期にわたる休業を余儀なくされました。そのため生産数が減り、需要に対し供給が追いついていないのが高騰した原因のひとつだといわれています。

そのため高級腕時計を扱う店舗では、在庫確保に必死になっています。つまりこの歴史に残るような感染症の大流行も、ロレックスの根強い人気には致命傷となるような、打撃ではなかったといっても過言ではありません。ワクチンの供給が開始し、コロナ後の日常が見えてきた今後も、大幅に下落するような可能性はかなり低いでしょう。

 

■型番ごとの価格推移を参考にする

ロレックスの定価は発売当初からずっと同じではなく、貴金属のようにそのときごとに変わります。理由は人件費や為替の影響などさまざまですが、ロレックスの価格は年々高騰しています。大きく上下する場合も珍しくなく、価格が最も高くなったタイミングでの売却を目指しましょう。定価が上がり続ければ自然と中古価格も上がるため、定価の価格推移も参考にしてみましょう。

 

■現行モデルの生産数

現行モデルは基本的に年々、流通量が増加するため、需要に対して供給が上がります。需要と供給のバランスがとれる、または供給が多くなるほど定価は下がる傾向にあります。定価の値下がりは中古市場価格の下落にもつながるため、現行モデルの生産数は参考になる指標です。

 

■新モデルや廃盤が発表される

人気モデルの新作発表のときは、旧モデルの価格が下がる傾向にあります。ただ、周囲の予想と異なる人気モデルの新作が登場すると、旧モデルが高騰するケースもありました。廃盤になるとその直後から中古市場価格が上がりやすく、高騰もしやすいです。価格推移を確認し、売り時を見極めましょう。

 

■為替や円安に振れる

ロレックスは海外製品のため、日本へ輸入して販売を行います。為替レートが円高の場合安く仕入れられますが、円安では高く仕入れなくてはなりません。すると円安の時期の販売か価格は高くなり、それにともない買取価格の相場も上がります。1ドル単位でみると数円の変化ですが、買取額は5~10万円程度変わるといわれます。そのため円安になりそうと判断したときは、早めの売却がおすすめです。買取価格への影響は2週間~1か月後に出始めるため、円安が訪れる前に査定へ出しましょう。

GMTマスター2 高値で売却する方法

簡易的なメンテナンスを行うオーバーホールにような本格的なメンテナンスは不要で、目立つ汚れがあれば拭く程度でかまいません。内部の汚れは専門知識がなければ掃除が難しいため、手を入れる必要はありません。時計の状態が買取価格に関わるため、できるだけきれいな時計を査定へ出しましょう。

 

●付属品を揃える

箱や保証書はもちろん、コマ詰めではずしたコマや使用するピンなど細かい部品まで全て付属品をそろえましょう。保証書はその時計が本物であると証明する重要なもので、保証期間内に修理保証を受ける場合に必要です。ロレックスGMTマスターⅡ愛好家ほど、箱付きを好むため箱がある方が高額買取を期待できます。

 

●買取専門店で査定を依頼する

売却はリサイクルショップなどでも可能ですが、最も高値を期待できるところが買取専門店です。専門の鑑定士が査定し市場価格に適した買取価格を提示します。他にも売りたい時計や貴金属などがある場合、一緒に査定へ出すと買取額アップを期待できるため、売却先としておすすめです。査定を受けると必ず売らなければならない決まりはないため、試しに買取専門店へ査定に出し、金額を見てから判断する方法もあります。

まとめ

今回はロレックスのGMTマスターⅡを深掘りしてみました。高級腕時計の売り時は、ボーナスが支給されるタイミングや年度末、さらにニーズが高まり価格が高騰している時などが傾向として挙げられます。こういった時期を狙って買取査定に出せば、買ったときの定価以上の買取価格がつくこともあります。

現行モデルの魅力はもちろんですが、既に生産終了となっている中古・アンティークモデルも非常に魅力的です。サブマリーナやシードゥエラーが海のロレックスだとすると、GMTマスターは空のロレックスです。即座に第2時間帯をチェックできる実用性に加え、他のロレックスにはない個性的なカラーリングを持つことが人気の理由といえます。ロレックスが欲しいけど、どうせなら個性的なモデルを選びたい、そのような方は是非一度GMTマスターをお手にとってみてはいかがでしょうか。

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