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ロレックスの自動巻き機構(パーペチュアル機構)の歴史

1564_ロレックス 自動巻き

ロレックス(Rolex)は、スイスの高級腕時計メーカーで、1905年にドイツ人のハンス・ウィルスドルフがロンドンで創業しました。しかし、当時は時計関税が高額だったためスイスに拠点を移し、その過程でメーカー化しています。

自動巻き腕時計の歴史

最初の実用的な自動巻き腕時計となったのはイギリスのジョン・ハーウッドが開発した半回転ローター式(ローターの片方向回転時のみでぜんまいを巻き上げる)で、1926年にスイスのフォルティスから発売されました。続いてより効率に優れる全回転式ローター自動巻きがロレックスで1931年に開発され、同社は「パーペチュアル」の名で市販、オイスターケースと呼ばれる防水機構とともにロレックスの名を広めました。

ロレックスが開発した全回転式ローター自動巻き

自動巻き機構自体は懐中時計の時代からあったため、特別に目新しいものでもありませんでした。ロレックスの開発が画期的とされたのは、世界で初めて「全回転式ローター」による自動巻き機構を発明したためです。全回転式ローターであれば、ムーブメントの中央に固定されたおもりを、自由に回転運動させてゼンマイを巻き上げることができます。ゼンマイを手巻きしなくても腕に装着しているだけで時計を動かし続けることが可能になりました。

自動巻き機構の仕組み

機械式時計は電力を必要とせず、ゼンマイ仕掛けで作動します。巻き上げられたゼンマイが元に戻ろうとして動く力を使い、歯車を動かします。手巻き式時計の場合はリューズを使ってゼンマイを巻きますが、ロレックスの自動巻き機構は手首につけたときの動きを使ってゼンマイを巻くのが特徴です。時計を振ることで内部にある分銅が回転し、時計を動かし続けることができます。

また、ロレックスに使用されているパラクロムヒゲゼンマイは、耐磁性に優れ、温度の変化に強く、高い復元力により標準的なヒゲゼンマイの10倍の衝撃に対する耐性を備えている為、安定した精度を保つことが出来ます。

ロレックスというネーミングの由来とは?

「Rolex」のブランド名を商標登録したのは1908年のことです。ハンスはブランド名を長期間にわたって考えあぐねていましたが、ある日ロンドンで乗合馬車に乗っていた時に天啓のように「Rolex」という名前が閃いたそうです。短く、記憶に残り、象徴的なネーミング、そして、どの言語でも発音しやすいと、ハンスはすぐにRolexを商標登録しました。

ちなみにこの「Rolex」何語なんだろうと思いませんか?社名となる以前に商標として登録されましたが、ウイルスドルフによる造語なんです。ロレックスという名前の由来について説は多数あり、どれもウイルスドルフ自身が明言したものではなく、いまだ真実は明かされていないのですが、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、世界中のどこの言葉でも発音しやすく、そして、馴染みやすいものにしたいという狙いがあったというもの、英語の自動巻き機構のRoll(ロール)とExcellent(エクセレント)を掛け合わせているというもの、フランス語の“horlogerie exquise(卓越した時計製造技術)”に由来する言葉遊びの一種です。

王冠マークの由来

ロレックスのマークと言えば誰もが思い浮かべるであろうあの王冠マーク、それは1939年に一流品の証である王冠マーク「オイスター」が時計に付けられるようになったことがはじまりです。オイスターは海の宝石である真珠を生み出す牡蠣にあやかって名付けられ、ロレックスを世界的ブランドに押し上げた「オイスター」シリーズに由来しています。

王冠マークの由来も正式に公表はされていないので様々な噂がありますが、最も出回っている説はふたつあります。ひとつは、マークの通りロレックスを「時計の王様」とすることへの想い、そして、もうひとつは、時計を製造する職人たちの五本の指をモチーフにしたというものです。ロレックスの名前と同じく、王冠マークの由来も実ははっきりとしたことはわかっていますせん。ちなみにその王冠マークは何度かマイナーチェンジをしていますが、ほとんど変わっていません。

ロレックス=クロノメーターと呼ばれる所以

ロレックスが作る時計の大半がクロノメーター認定を受けており、「ロレックス=クロノメーター」といわれるほど有名ですが、このように有名になるまでにロレックスは様々な偉業を成し遂げてきました。1910年、ロレックスは腕時計として世界で初めてクロノメーターの認定を受けました。腕時計に搭載されたムーブメントは11ライン(丸型)のもので、スイスのビエンヌにあるクロノメーター検定協会(COSC:Controle Officiel Suisse des Chronometres)において「Class1」を獲得したのです。

今では一般的となっているクロノメーターですが、世界で初めて認定を受けたのがロレックスであり、ロレックスが人気の理由はここにあるのです。ロレックスの創設者であるウイルスドルフは、世界初となる認定に甘んじることなく、さらなる精度の追及に邁進しました。その結果、1914年7月15日に、キュー天文台にて「A」を獲得しました。キュー天文台は世界で最も厳しい検査を行う検定所として知られ、ここで「A」の評価を与えられるということは当時異例でした。というのも、当時「A」の評価を獲得した腕時計は1つとしてなく、ロレックスのキャリバーが史上初でした。

ダブルネームについて

ロレックスのアンティーク時計の中に、ロレックスとは関係のないペットネームが記されているものがあります。これはロレックス社のものではなく、他の販売店の名前なのです。1905年に創業したロレックスですが、当時は自社の店名を直接印刷していました。しかし、創業当時は現在ほどの地位は当然なく無名であったため、商品としての信用を高める目的として販売契約をした一流の宝飾店の名前を入れるようになったのです。

 

・ゴールドスミス・カンパニー

ゴールドスミス・カンパニーは、イギリスの老舗宝飾品店で、ロレックス取扱店としては世界初です。文字盤に「NORTHRN GOLDSMITHS」の文字が刻まれているのがこれにあたります。通常、ロレックスの文字と共に他店の文字が刻まれますが、文字盤に「NORTHRN GOLDSMITHS」しか刻まれていないものの方が多く存在します。

 

・アスプレイ

アスプレイは1781年にウィリアム・アスプレイによって創業されたイギリスの老舗宝飾品店です。ビクトリア女王により王室御用達ブランドの認定を受けるなど、イギリスにおいて広く認知されている宝飾品店です。文字盤に「ASPREY’S」と刻まれているのがこれにあたり、かなり古いノンオイスターの時計にも見られます。

 

・マッピン&ウエッブ

食器で有名なマッピン&ウエッブは、1897年にビクトリア女王により王室御用達のブランドと認定されるイギリスの名門ブランドです。1900年代初期は時計やジュエリーも積極的に取り扱っていたことで、ロレックスの時計の販売も手掛けていました。文字盤に「MAPPIN」と刻まれている時計がこれにあたります。

 

・ブッヘラー

1888年にスイスで創業されたブッヘラーは、世界屈指の品揃えを誇る時計・宝飾品店です。「BUCHERER’S」の文字が刻まれているのがこれにあたり、スイス国内で展開している主要12店舗でロレックスの時計を購入すると、ブッヘラーからロレックスのロゴがついた特製スプーンがもらえます。

 

・ダンクリングス

ロレックスがダブルネームにするようになったキッカケと言われるのがオーストラリアのダンクリングスです。文字盤には「ROLEX」と「DUNKLINGS」のダブルネームが記されています。他のダブルネームにない特徴として、「ROLEX」と「DUNKLINGS」の両方が筆記体で刻まれています。

 

・その他

1950年代において誰もが知るジュエリーブランド「ティファニー」「カルティエ」とのダブルネームもあります。ティファニーのショップで販売されていたロレックス時計は、お客様の要望があれば誰でも文字盤に「Tiffany」のサインを入れてもらえました。しかし、カルティエは一部の上顧客のみ希望があれば文字盤に「Cartier」とサインを入れました。その為にカルティエダブルネームは本数も少なく、ティファニーより市場に出回ることも少なく超レアなアイテムです。

まとめ

ロレックスの3大発明の1つである自動巻き機構(パーペチュアル)は、それまで数日おきに手動で巻き上げなければならなかった機械式腕時計に革命をもたらしました。腕を振る動きだけでゼンマイが巻き上げられるようになり、以降の機械式腕時計の原点となったのです。今でもロレックスの高級モデルは、このパーペチュアルムーブメントを採用しています。

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