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実は、ロレックスのリューズは様々な種類がある

Bangkok Thailand- Feb 20,2022 : Close-up view of the side of a R

高級時計メーカーとして名高いロレックスは、高い精度と機能性が高く評価されています。腕時計の愛好家にはそんな機能美を愉しむ人も多いわけですが、そんな機能美を語る上で重要になってくるのがディティールです。今回はそんなちょっとマニアックなディティール、ロレックスウォッチの“リューズ”に着目してみようと思います。

リューズとは

リューズとは、時計のネジを巻くためのツマミのことで、現在の腕時計だと、3時の位置に設置されていることが多いです。「竜頭」、「りゅうず」とも表記されますが、これは古来、釣鐘の吊るす部分に竜の頭の装飾をしたことに因んでいて、懐中時計が主流だった時代に竜頭に紐などを結んで吊るしたことから、釣鐘の竜頭を彷彿させたのでは、といわれています。

なお、リューズはフランス語(スイス時計界で使用される)では「Couronneクロンヌ」、英語では「Crownクラウン」と言われ、両言語ともに「王冠」を意味します。たしかに懐中時計の“頭部”に聳える様は王冠のようにも見える気がします。

しかし初期の懐中時計においてリューズは、現在のような時計巻き上げの役割を担っておらず、鎖や紐を通すための装飾的な部品にすぎませんでした。しかし、パテック・フィリップのジャン・アドリアン・フィリップが1842年に、リューズによる巻き上げや時間調整を可能としたムーヴメントを発明すると、このリューズの役割がスタンダードとなっていきます。

ロレックスのリューズ

ロレックスのリューズはこういった機能のほかにも防水上の要として重要な役割を担っています。ロレックスは世界で初めて防水腕時計を発明したことで知られています。1926年に特許を取得した「オイスターケース」は、核となるミドルケースにベゼル・裏蓋・リューズを“ねじ込む”ことで防水性を確保するという構成でした。メルセデス・グライツが着用してドーバー海峡を泳いでわたったことで、その防水性能が証明された「オイスター」はその後登場する様々なモデルのルーツとなります。オイスターケースの密閉性は防水のほかにも、時計の心臓部であるムーヴメントを塵やホコリから守るという役割も果たしました。

ロレックスのリューズの種類

ロレックスのリューズをよく見ると―や・などの記号がついているものがあります。実はこれは素材やリューズの種類などを暗示していると言われています。

―=ステンレススチール

ロレックスの時計において象徴的かつ普遍的な素材が「オイスタースチール」です。ロレックスが最高品質の腕時計であることは周知のとおりですが、腕時計において最もベーシックといえるステンレススチールでも、ロレックスは他社と差別化を図っています。ロレックスではステンレススチール素材をオイスタースチールと呼んでいます。

一言にステンレススチールといっても、ステンレススチールには色々な素材がありますが、ロレックスのオイスタースチールは904Lと呼ばれるもので、航空宇宙産業でも使用されるような耐蝕性、機能性に優れた素材です。904Lはステンレススチールの中でもアレルギー反応が出にくいとも言われています。

・=プラチナ素材

ロレックスは自社で素材となる合金を鋳造できる鋳造所を所有しています。そのため、オイスタースチールやロレジウムなどの独自の合金を製造することができるのです。その中でもプラチナ素材はデイデイトやデイトナなど、ロレックスの中でも上位モデルで使われています。

・・=ツインロックあるいはゴールド素材

ツインロックリューズは1953年にサブマリーナーに搭載され、従来のリューズ以上の更なる防水性・密閉性を備えたロレックス特許のリューズです。ツインロックの名の通り、防水用パッキンをリューズ側からとチューブ側からの2点に備え付けることで高い防水性をもたらし、サブマリーナーをダイバーズウォッチの代表格にまで押し上げました。

・・・=トリプロックリューズ

トリプロックリューズは1970年に登場した、ツインロックリューズよりも一層高い防水性能を備えたリューズです。その名の通り三重構造のパッキンを有したリューズで、ロレックスのダイバーズモデルの更なる防水性能向上に貢献しており、300m防水を備えるサブマリーナーや、1,220m防水のシードゥエラー、そして3,900m防水のディープシー、さらには11,000mもの防水性能をそなえるディープシーチャレンジにも採用されています。ちなみに、ディープシーとディープシーチャレンジは「リングロックシステム」という特殊な構造によって数トンにも及ぶ水圧にも耐えることのできる強度を保つことができます。

まとめ

リューズはもともと懐中時計が主流であった時代に、紐や鎖を通してさげるための突起物でした。その後、リューズに巻き上げや時間調整など、ムーヴメントと連動する機能が与えられ、リューズがより重要な時計のパーツとなります。ロレックスの腕時計においては、ロレックスを象徴する防水性能を司る重要なパーツでもあり、1953年に登場したダイバーズウォッチの草分け、サブマリーナーでは、ツインロックリューズが搭載され、現行のサブマリーナーやシードゥエラー、そしてディープシーなどにはさらに厳重な防水性能をそなえたトリプロックリューズが搭載されています。そんなロレックスにとって欠かせないリューズですが、リューズに記された記号の違いで、ディティールを読み解けるようになっており、微妙なディティールが愛好家を楽しませる一要素ともなっています。

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