付属品は必ず揃えたい
ロレックスに限らず、どの時計メーカーも「純正の箱」や「国際保証書」といった附属品は全て時本体の付加価値を高めるものであり、査定額は高くなります。具体的な金額の変動については店舗によってバラツキがあるため一概には言えませんが、特に国際保証書は重要で、数万円の差が出ることも珍しくありません。リシャールミルなど希少性の高いブランドに関しては国際保証書だけで100万円以上の価値が付くこともあります。
付属品別 買取査定額への影響
ロレックスの標準的な付属品は「箱」「保証書」「その他冊子類」です。全て揃っているのが理想ですが、付属品の評価は均等ではなく、それぞれ重要度は異なります。
◆箱
ロレックスの付属品において最も重要な国際保証書。業者オークションから仕入れることが可能な外箱・内箱とは異なり、シリアル番号が記載されている保証書は替えの効かない唯一無二のモノです。有りと無しでは時計の信頼性に関わるため、無い場合はマイナス査定になります。ロレックスの保証書は大きく分けて3つ。現行デザインのカードタイプと旧デザインのカードタイプ。そして、古い個体に存在する紙の保証書です。どの保証書も本物のロレックスであるという証明となるため、極めて重要なものになります。ちなみに紙タイプの保証書には発行年や発行国によってレアな保証書もあり、現行カードタイプよりも高い価値が付けられることもあります。
◆国際保証書
国際保証書の価値は数万円から数百万円をこえるモノまで幅が広いです。ただ、外箱の価値が高くても1万円程度だったことを考えると、保証書の価値は非常に高いといえます。何故これ程までに価値が高いのか？それは先程申し上げた唯一無二の価値があることは勿論ですが、それ以上に中古時計を買うユーザーにとって安心感をもたらす要素であるからです。ロレックスの国際保証書の有効期限は5年です。メーカーの正規保証書の安心感は大きく、有効期限が残っていれば残っているほど売りやすくなります。売りやすいということは在庫リスクが少なく、買取店からすると少し高く買取しても欲しい商品ということになります。たとえ保証期間が過ぎていたとしても、真正品の証明として数万プラス査定になることが多いです。特にランダムシリアルとなった2010年以降の個体は保証書の価値が高くなっており、高額査定を狙うには必須だといえます。
◆冊子・タグ類
箱・保証書以外の付属品はその他付属品に括られます。具体的には冊子や保証書ケース、タグ類、ベゼルカバーが該当しますが、査定時の影響はそこまで大きくありません。店舗によっては査定額に影響しない場合もあるため、あまり神経質になる必要はないでしょう。とはいえ、これらの付属品もロレックスの大切な付属品であることに変わりません。全て揃っていると「完品」となるため、印象は良くなります。ちなみにロレックスの正規修理明細や国際サービス保証書(オーバーホール)なども発行1年未満であればプラス査定になる可能性が高いので、こちらも併せて持ち込むことをお勧めします。
国際保証書の価値が高い理由
国際保証書の価値は数万円から数百万円をこえるモノまで幅が広いです。ただ、外箱の価値が高くても1万円程度だったことを考えると、保証書の価値は非常に高いといえます。何故これ程までに価値が高いのか？それは先程申し上げた唯一無二の価値があることは勿論ですが、それ以上に中古時計を買うユーザーにとって安心感をもたらす要素であるからです。ロレックスの国際保証書の有効期限は5年です。メーカーの正規保証書の安心感は大きく、有効期限が残っていれば残っているほど売りやすくなります。売りやすいということは在庫リスクが少なく、買取店からすると少し高く買取しても欲しい商品ということになります。たとえ保証期間が過ぎていたとしても、真正品の証明として数万プラス査定になることが多いです。特にランダムシリアルとなった2010年以降の個体は保証書の価値が高くなっており、高額査定を狙うには必須だといえます。
ロレックス買取が高い理由
時代がどんなに移り変わってもロレックスの人気の高さだけはずっと変わりません。年代問わず、性別問わず、ロレックスが愛され続ける理由は一体なぜでしょう。最後に高価買取時計の代表格ともいえるロレックスの人気の秘密について詳しく見ていきましょう。
◆飽きのこないデザイン
ロレックスの人気のひとつに豊富なデザインが挙げられます。ロレックスのデザインのバリエーションはとにかく豊富で魅力溢れるものばかり。まったく飽きさせないそのデザインによって、長年の愛用者を離さないだけでなく新規のファンも獲得しやすいのです。ロレックスは、タイプ、ランク、カラー、高価なものから低価なものまで幅広いデザインのものを発表しています。文字盤や宝石のカラーに注目してみると高級感のあるゴールドやシルバー、鮮やかなブルーやレッド、個性的なグリーン、さらにはレインボー色までそろっています。全体のデザインについても、昔ながらのシンプルでオーソドックスなものから、宝石をふんだんに使った高級感のあるラグジュアリーなものまでそのデザインの幅は広く、そこが年代問わず人気になっている秘密と言えるでしょう。また、ロレックス特有の王冠のロゴマークが魅力的だという人も結構多いです。
◆ロレックスというステータス
時計業界でロレックスという名前ほど世に知れ渡っているものはありません。時計に関心がない人でもロレックスという名前を聞けば、「高級、最高、芸能人、お金持ち」というイメージがすぐ湧いてくるでしょう。それだけロレックスは知名度が高く、ブランド力という意味でも存在感があるのです。そんなロレックスを身に着けるということは自分にとっての大きなステータスになります。仕事や社交界の場では誰もが自分というものアピールしたい。そんな中でロレックスを身に着けることはそれだけで自分の存在感をアピールする力となります。特にビジネスシーンでは上半身に注目が注がれることが多く、当然その人物がどんな時計を付けているかということにも関心がいきます。高級なロレックスを目にすると「この人はランクが上だ」という印象を受けやすいです。
◆流通量が少ないので買取価格が高い
日本で大人気のロレックスだが当然世界でもその人気は高いです。しかしそれほど人気のロレックスも流通量は抑えられており、実は常に品不足という状態が続いています。企業側が意図的に大量に出回らないように調整しているからです。これは反対から見れば「買取価格が高くなりやすい」ということを意味しています。プレミアがつくということは同時にコレクション性も高いということなので、それだけ買い求める愛好家も多くなります。時計を販売する店側もできるだけロレックスというブランドは在庫として抱えておきたいという思惑があります。そのためロレックスの買取価格（買取相場）は、つねに高くなっており、新品だけでなく長年使った中古のロレックスであっても思った以上の査定額になることが多いです。 プレミアがつくと価格相場が一気に跳ね上がり、買ったときよりも売るときのほうがはるかに価格が高いという現象も頻繁に起こります。
◆耐久性と実用性
ロレックスは長年使いこんでも壊れないよう耐久性に優れた素材を使って作られています。厳選された素材と徹底した作り込こみによって、耐衝撃性や防水性など長年の使用にも耐えうるものに仕上げています。たとえ30年、40年過ぎようともメンテナンスさえすれば、その実用性を持続させることが可能で、資産性という点から見ても圧倒的な人気を誇るのがロレックスなのです。
まとめ
ロレックスを買取に出す際、付属品が欠品していると査定額が下がります。付属品は箱・保証書・その他に分類され、モノによってマイナス査定の度合いは異なります。付属品も重要なコレクションの一部なので、軽視せずに全てまとめて大切に保管することをお勧めします。
