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アクセサリーの起源は模様だった?装飾品がもつ意味や歴史についてご紹介します

アクセサリーの起源は模様だった?装飾品がもつ意味や歴史についてご紹介します

様々なデザインや種類で人々を着飾るアクセサリーですが、元々は肌に直接描く模様でした。今回は、そんなアクセサリーがもつ意味や歴史についてご紹介します。

装飾品の起源について

アクセサリーといえば、おしゃれのために身に着けるという認識が強いと思います。しかし、アクセサリーの起源を紐解いていくと、もともとは別の目的で身に着けていました。

アクセサリーの起源

アクセサリーの起源は、古代エジプト時代、人の身体に模様を施して装飾したのが最初といわれています。その後、自らの狩猟の腕を誇る象徴として、仕留めた動物の骨や牙に穴をあけ、そこに紐を通すことで首飾りなどにし身に着けたのが現在のアクセサリーの原型だと考えられています。

そして紀元前3000以降の古代エジプト、メソポタミア文明で生まれた装身具になると、美しく磨かれたラピスラズリやトルコ石といった天然石をあしらった現代のアクセサリーに近い構成が見られるようになります。

もともとは外敵から身を守るためのお守りとして身につけられていましたが、地位や権力、信仰の象徴としての役割を経て、美しさを求める装飾品へと発展しました。

アクセサリーが誕生したころはまだ他国と手軽に連絡を取る手段などありませんでした。そのため、各国がそれぞれ、独自に装飾品を生み出していたと考えられています。国によってアクセサリーのデザインなどに違いがあるのはこのためです。しかし、デザイン性以外の時節の流れは、驚く事に世界共通の現象だったようです。

最初の装飾品は首飾り

装飾品の中で最も早く誕生したのは首飾りだったといわれています。首飾りは、指輪やピアスのように特殊な技術は必要ありません。紐にペンダントトップとなる動物の爪や骨、貝などを通すだけで簡単に出来上がります。そのため、世界中で出土しています。現在はおしゃれの一環として装着することが当たり前となっています。

日本で装飾品が誕生したのはいつ?

日本で本格的に装飾品が用いられるようになったのは縄文時代以降だといわれています。日本でも他の国々と同様に、動物の骨や爪、牙、貝などに紐を通したネックレス状のものが主流だったようです。

装飾品にはどんな意味がある?

ネックレス

最古の装飾品といわれているネックレスは、その時代によって様々な意味があったとされています。当初はお守りや自己の狩猟の上手さを誇示するための物でしたが、次第に犠牲になった動物たちへの感謝の念と、狩猟の成功と豊作を願って身に付けるようになっていきました。その後、貴族文化の繁栄とともに豪華なネックレスが生まれ、華やかに女性の胸元を飾るアクセサリーとなりました。

ブレスレット

ブレスレットもネックレスと同様に動物の骨や貝殻に穴をあけて、つなぎ合わせて作られたのが始まりとされています。お守りとしての役割の他、お金の代わりとしても使われており、とても高価なものとして扱われていたそうです。

イヤリング・ピアス

昔の人々は身体の穴から悪魔が入り込むと考えていたため、それを防ぐために耳の入り口にイヤリングやピアスのように装飾を施し、悪魔の侵入を防ぐ目的で身につけていました。また、男性が身分を証明する為に身に着ける事もありました。つまり魔除けや身分証明のために用いられた装飾品であるといえます。

指輪

紀元前の古代エジプト時代から使われており、ピラミッドの中から最古の指輪が発見されています。指輪は、今でいう印鑑のように何かを証明する役目の他、罰則や契約、服従の証明としても用いられていました。

モチーフにも様々な意味が込められている

アクセサリーとなってからも、人々は様々な思いや意味をアクセサリーに込めていました。その結果、現在のアクセサリーには様々なモチーフが存在していて、それぞれに対して意味や願いが込められています。その代表的なものをご紹介します。

◆十字架(クロス)

キリスト教の象徴として有名なクロスモチーフは、「地」「水」「火」「風」の4要素で構成される聖十字を表しています。天と地の交流を表し、生命力の象徴・復活・永遠という意味が込められています。

◆鍵

繁栄を呼び寄せるともいわれている鍵のモチーフは、希望や可能性・閉ざされた心・幸運の扉を開けるという意味で用いられています。

◆リボン

リボンは人と人を結びつけるという意味を持ち、絆を深める縁結びの象徴とされています。恋人から贈られた場合、2人の関係性をより深めてくれるともいわれています。

◆ハート

心臓や心を表すハートのモチーフは生命・幸福・愛情の象徴です。恋愛の成就や永遠の愛、幸せな結婚への願いが込められる事が多いです。

◆王冠

最高の地位を意味する王冠は、正義、名声、冨、栄光、美、知恵、洞察力など、すべての幸福を表しています。また、勝利をもたらすともいわれ、お守りとして身に付けられることも多いです。

◆月

月をモチーフとしたものは、闇を照らして優しく包むような光から、知性を高め、心に落ち着きを与えることを意味し、女性らしさ、成長の象徴です。

◆星

星は古くから悪を封じる記号として用いられてきたため、身を守るお守りとしての意味があります。また、暗い夜空に光輝く星は、希望・光の象徴として、チャンスの訪れや、幸せの扉を開いく象徴としての意味合いももちます。

◆錨(イカリ)

錨は船を固定することから、安定・力・希望の象徴です。人生の荒波から身を守るアイテム、商売繁盛のモチーフとされています。

◆シロツメクサ(クローバー)

日本でも四つ葉のクローバーは幸運の証といわれているように、クローバーのモチーフは幸せを呼ぶとされています。クロスと似た形でもあることから魔除けの効果もあるとされています。

◆スカル

人間の魂は頭部に宿るという考えは、多くの人の心にあり、頭蓋骨や頭部は戦争の際に戦利品とされていました。スカルモチーフというと、死を連想させそうですが、そのような事はなく、生命や繁殖力の力強い源として、人生、復活、再生などを意味しています。

◆翼、羽根

翼や羽は上昇や飛躍の象徴とされています。身に付けた人の隠れた長所や能力を高めて、躍進させるという願いが込められています。

ホースシュー(馬蹄)

日本では競馬のお守りとしても人気のホースシューは、上向きのU字型が幸運を逃さないとされ、幸運を引き寄せるお守りとして人気があります。

◆蝶

蝶は成虫になるまでにその姿を大きく変える昆虫です。その不思議な生態から、変身や復活に関係するシンボルとされています。また、蝶は羽ばたいて飛んでいく様子から、飛翔や上昇といった思いも込められています。

◆月桂樹

オリンピックなどで競技の勝利者に与えられるメダルにも描かれている月桂樹をモチーフにしたものは、勝利、栄光、輝ける将来を表しています。

◆天使

神様の使者である天使は、想いを伝えてくれる役割と考えられています。愛のキューピッドというワードがあるように、片思いをしている人が持つと愛を取り持ってくれる効果があるとされています。

◆ティアドロップ

かつては乾いた大地に降る恵みの雨を「神々が流す涙のしずく=ティアドロップ」とも呼ばれていました。そのため、ティアドロップのモチーフは生きるエネルギーを表しています。

まとめ

装飾品は古代エジプト時代から始まり、様々な変化を経て現在の人を華やかに彩るアクセサリーとなりました。そんなアクセサリーは現在、金やプラチナなどの貴金属をベースに様々な宝石で彩られています。

「買取大吉」ではそんなアクセサリーの買取を強化しています。「買取大吉」では熟練された鑑定員が多数在籍しているため、貴金属や宝石の価値だけでなく、そのモチーフの人気やデザイン性によって、高額買取を行っています。

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