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人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドの違い

1933_人工 ダイヤモンド

天然ダイヤモンドは地下深くのマントルで形成され、深部の火山活動によって地表に噴出する際、何千度もの温度と強烈な圧力によって炭素原子が結晶化することで、誕生します。スミソニアン学術協会の専門家への2006年のインタビューによると、このプロセスには何百万年もの時間がかかるのだそうです。また、ダイヤモンドの結晶は、等軸晶系であり、多くが八面体や十二面体をしている。地球内部の非常に高温高圧な環境で生成されるダイヤモンドは定まった形では産出されず、必ずしも角張っているわけではない。非常に長い年月をかけて生み出し、しかも発掘するのにとても手間がかかるため、天然ダイヤモンドに希少価値があるのです。

人工ダイヤモンドとは

天然と違って、人工ダイヤモンドは、研究室や製造所にて作成が可能です。生成までの期間も、数日から数週間程度と非常に短期間となっています。主に高温高圧合成(HPHT)法や化学気相蒸着(CVD)法により合成される。天然ダイヤモンドは、地球内部で数百万年かけて高温・高圧にさらされた炭素がダイヤモンドになり、地殻変動により一気に地表に押し上げられ採掘されたものですが、この生成プロセスを圧力発生装置等用いて人工的に再現し、原料である黒鉛を強制的にダイヤモンドに合成させたものが、「合成ダイヤモンド(syntheticdiamond)」で、「人工ダイヤモンド(man-madediamond)」「ラボグロウダイヤモンド(lab-growndiamond)」などとも呼ばれています。

人工ダイヤモンドは1879年から1928年にかけて、合成が試みられたが、全て失敗していました。1940年代には、アメリカ合衆国やスウェーデン、そしてソビエト連邦がCVD法とHPHT法を用いた合成を体系的に研究し始め、1953年頃に最初の再現可能な合成方法を発表しました。現在はこの2つの方法で主に人工ダイヤモンドを合成されています。CVD法、HPHT法以外では、1990年代後半に炭素元素を含む爆薬を使用し、爆轟(デトネーション)によるナノダイヤモンド合成法が開発されました。さらに高出力の超音波を用いてグラファイトを処理するキャビテーション法もありますが、未だ商業的には利用されていません。合成ダイヤモンドでは、天然の結晶構造・物理的特性等においてほぼ同じものが生成でき、硬さや熱・電気伝導性、電子移動度が天然製品よりも優れる特性を有するものもあります。

なにしろ、品質が安定したものを供給できることから、合成ダイヤモンドは研磨材、切削工具、ヒートシンク(放熱板)等のいわゆる“工業用途”として従来から利用されてきました。また特にアフリカで問題となっている、紛争ダイヤ(戦争の資金源)や児童就労などの観点からも"人工"は見直されており、また技術革新によりそれまで難しいとされていた大粒の製造も可能となってきたことから、近年は宝飾マーケットでも広がりを見せています。

人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドの見分けた方

技術革新により、肉眼では見分けがつかないほど精巧になった、合成ダイヤ。しかしそのすべてにおいて、天然石と同一であるというわけではありません。人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドを見分けるために重要なのは、「内包物を見つけること」です。「内包物」とは、ダイヤの中に含まれる鉱物の結晶などのこと。天然ダイヤモンドは自然が生み出した産物です。その自然が生み出した原石の中には必ず内包物が混ざっています。一方で、人工ダイヤモンドは人の手によって作られたもの。内包物がほとんどないのが特徴です。

天然ダイヤモンドの熱伝導率は銀や銅よりも圧倒的に高い数値を誇っています。銀が428なのに対して、ダイヤモンドは900~2,000と2~5倍の数値です。この熱伝導率を使った確認方法はとても簡単です。ダイヤモンドに息を吹きかけて、曇らせることです。人工ダイヤモンドを除いた代替品は熱伝導率がダイヤモンドよりも低いため、長い間曇ってしまいますが、天然ダイヤモンドでは熱伝導率が高いため、すぐに曇りがひきます。

また、天然ダイヤモンドは内包物が含まれているため、ブラックライトを当ててみると青く光ります。内包物が多くなると青味が強くなります、同然のように、内包物が少ないと青味も弱くなります。中にはブラックライトを当てても青く光らない、透明なダイヤモンドは内包物がほとんどない純度の高い石という証拠です。逆に、人工ダイヤモンドにブラックライトを当ててみると、青でない様々な色に変わります。

また、結晶型も異なります。天然ダイヤモンドは、正三角形を8つ組み合わせた八面体で構成されてます。一方、人工ダイヤモンドの場合は、製法によっても変わりますが、6つの正方形からなる立方体面を持つ結晶形となります。結晶形に違いがあることで、天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンドの間に、明確な差がでます。

人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドの価値の違い

人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドよりも劣っているとイメージされがちですが、結論からいうと、人工ダイヤモンドの価値は天然ダイヤモンドと同等です。「天然ものじゃないから」という理由だけで、人工ダイヤモンドの価値が著しく下がることはありません。そして、人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドの原料、光学的特性、物理的特性、化学成分、結晶構造はまったく同じです。このことからも、宝石としてのクオリティに差はないことがわかります。また見た目に関しても、人工と天然どちらも人々の心を魅了する美しい輝きを放ちます。

人工ダイヤモンドを選ぶメリット・デメリット

メリット

人工ダイヤモンドを選ぶメリットは、「価格が安いこと」。天然ダイヤモンドは希少性という部分に付加価値が付き金額が上がりますが、人工ダイヤモンドは人の手で作られているため手が届きやすい価格で購入することができます。安いから品質が悪いということは一切なく、人工ダイヤモンドだからこそ「濁りのない美しいダイヤモンド」を手に入れることができるのです。また、ダイヤモンドの歴史の中で、発掘による環境問題や発掘に関わる人の労働環境が非常に大きな問題となっていました。人工ダイヤモンドであれば、こうした問題は引き起すことはないでしょう。

デメリット

人工ダイヤモンドを選ぶデメリットは「天然ではないこと」。天然ダイヤモンドには内包物があり一粒一粒に個性がありますが、人工ダイヤモンドは全て同じです。婚約指輪や結婚指輪に特別な宝石を入れたいと考えた場合、人工ダイヤモンドは希少性や個性が天然よりも劣ってしまうかもしれません。人工ダイヤモンドは今後も無制限に増えていき、コストはどんどん安くなっていくでしょう。研究室でつくれるダイヤモンドの数に制限はありませんし、1年後や5年後のダイヤモンドの価値を予測することは不可能です。

まとめ

人工と天然、みなさんはどちらのダイヤモンドがお好みでしたか?天然ダイヤモンドは、自然が生み出した特別な宝石です。簡単に発掘されるものではないので希少性が高く、無色透明ながらも煌びやかな美しさを放ちます。人工ダイヤモンドも同様な特徴をもっていますが、短期間で作れるという点から希少性は天然ダイヤモンドが勝っているといえます。美しい輝きを放ち、私たちを魅了してくれるダイヤモンドは人工でも天然でも同じです。希少性を選ぶのか安定性を選ぶのか...それぞれのメリット・デメリットを覚えておけばダイヤモンドの見え方が少し変わるかもしれません。

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