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ロレックスはなぜ高い?価格が高騰する理由と値上がりについて解説

ロレックスはなぜ高い?価格が高騰する理由と値上がりについて解説

世界的有名な時計ブランドであるロレックスは、腕時計の価格が毎年上昇し、扱われているモデルのほとんどが100万円以上となっています。なぜ、こんなにも価格が高騰しているのでしょうか。今回は、ロレックスにおける価格高騰のメカニズムについて考えてみます。

ロレックスの時計はなぜ高いのか?

ロレックスの腕時計は実用性・機能性がともに高いスペックを誇るものが揃っている反面、高価格なモデルが多く、手を出すのが難しいです。これには以下のような理由があります。

技術力やクオリティが高い

腕時計は、正確性はもちろん、耐久性や視認性など、つける人によって多種多様な要素が求められます。ロレックスは、それらのニーズを満たすような時計を、高い技術力や品質によって生み出しているのです。

それを裏付けるものとして、業界初であるスイス公認のクロノメーター協会による審査に合格し、「クロノメーター」の称号を手にしています。このことからも信頼性の高い技術力は随一と言えるでしょう。

現在も時計製造過程で厳しい研修を受けた職人たちが最先端の技術を進化し続けており、ロレックスという世界的ブランドを守り続けています。

ブランド力が高い

腕時計は、昔から「知名度の高い有名なブランドを持つことがステータス」という風潮が根強くあり、多くの人は知名度に惹かれる傾向があります。ロレックスは広告戦略などの結果、知らない人がいないほどの高級時計ブランドとなり、現在も圧倒的なネームバリューを持っています。

時計に詳しくない人でも「名前だけは知ってる」という高いブランド力が、現在も幅広い人気につながっていると言えるでしょう。

流通量が少なく希少価値が高い

現在のロレックスは、100万円以上かかるモデルがほとんどですが、需要が高い状況です。

しかしながら、ロレックスの流通量は決して多くありません。高性能ゆえに大量生産が困難であるため、供給量が追いつかないのです。この影響で希少価値が高まり、正規店では高価格帯で取引されています。

需要と供給の不均衡は中古市場でも顕著に出ており、品質に余程のことがない限り、価格が下がらない傾向となっています。

ロレックスの時計が高騰している理由とは?

ロレックスは社会情勢や部品価格などの上昇により、値上げを毎年実施しています。その影響は、生産終了した中古品にも及び、価格高騰に歯止めがかかりません。価格上昇の原因はどこにあるのでしょうか。

投資目的の購入増加や購入制限での需要増加

ロレックスの時計はリセールバリューが高く、価値が安定しているため、富裕層が投資目的で購入するケースがあります。

近年は、中国やインドなどの経済成長国を中心に、ロレックスの需要が急増しました。しかし、正規品の生産本数は限られているため、供給が追いついていません。特に、スポーツモデルの入手は難しいようです。

このような需要過多な状況が、価格高騰につながっています。

コロナ禍による品薄

価格高騰の原因の一つとして、新型コロナウイルスによる生産量の減少があります。

2020年ごろから感染症の拡大で人やモノの動きが止まり、ロレックスの流通は不安定な状態が続きました。取引制限が実施され、世界中への輸出が、減少の一途を辿ったのです。

この供給不足から世界的な品薄となり、ロレックスの価格が高騰し始めたと言われています。

新作発表と既存モデルの廃盤

ロレックスの価格は、新作発表や既存モデルの生産終了時に高騰しやすい傾向があります。

例えば、2023年当時の最新モデルである「デイトナ Ref.126500LN」が発売されたとき、旧モデルとの価格差は数十万円もありました。これは、性能を向上させるための製作コストが増加したことで、定価自体が高くなったからです。

そして、廃盤した既存モデルは、正規店にはないという「価値」により、中古市場での価格高騰につながります。場合によっては、販売当時以上の価格になることもあります。

原油価格高騰によるインフレ

間接的ではありますが、ウクライナ戦争などによる原油価格の高騰も、値上げの原因と言われています。

腕時計を世界中に輸出するためには、船や航空などの輸送手段が必要となります。これらを動かすには、原油というエネルギー源が必要となるため、その莫大なコストが製品に転嫁されてしまうのです。

原油価格高騰によるインフレは、ガソリン以外にも、このような形で価格上昇につながっています。

ロレックスの価格推移予想

以前は50万円前後の腕時計が多くあったロレックスですが、近年ではほとんどのモデルが100万円を超えています。なぜここまで高騰しているのでしょうか。ここでは、過去の価格推移を整理し、将来の価格動向について考えてみます。

これまでの価格推移

ロレックスが辿ってきた価格推移の例として、定番モデルである「サブマリーナー」の販売価格を見てみましょう。

信じられないかもしれませんが、サブマリーナーは2000年代前半まで、およそ50万円前後で取引されていました。しかし、後半になるとリーマンショックなどの影響で高騰の兆しが見え、60万円程度で取引されるようになりました。

そして、2010年に入ると、現行モデルであるRef.116610LNが登場し、価格は70万円を超えていきます。ここから価格の高騰が加速し、2020年には100万円前後、2022年には約200万円と、高騰していきました。

2024年は150万円前後と価格が落ち着きはじめましたが、依然として高価格を維持しています。

これからの価格予想

価格推移の今後は、さまざまな意見が分かれるところですが、「上昇を続ける」という予想が優勢のようです。

ここ数年の取引価格の急騰は、社会情勢などによる「ロレックス全体の品薄による相場の上昇」と「急激な円安」という2つの要素が国内価格の上昇に大きく影響しました。今後も上昇することが考えられており、現に2025年1月には、デイトナなどの人気スポーツウォッチを中心に、およそ5%~20%の値上げが実施されています。

社会情勢が落ち着くまで、ロレックスの値上げは続くと言えるでしょう。

ロレックスというブランドや魅力

ロレックスの時計が世界で支持されている背景には、ブランド戦略が大きく関わっています。人気になった要因は、どのような点が大きいのでしょうか。

世界中で知名度が高い

世界でもおよそ8割、9割の人が知っているであろうロレックスですが、なぜここまでの知名度を獲得したのでしょうか。それは、長い歴史の中で培ってきた「技術」により、顧客たちへの信頼を勝ち取ったから、と考えられています。

実際、1953年には登山家の方が「オイスター パーペチュアル」を着用したまま人類初のエベレスト登頂に成功した、という記録があります。この他にも数多くの偉業を成し遂げており、高級時計としての格式を、人々の前でアピールしました。

その結果、モデルの「高品質と信頼性」が世界中へ広まっていき、世界トップクラスの地位を築いていったのです。

実用性が高く日常使いができる

ロレックスの腕時計は、高級時計ブランドの中でもトップクラスの実用性を誇っています。

毎日使用しても正確に時間を刻む精度の高さはもちろんのこと、誤って落とした時の衝撃にも強いという耐久性があります。防水や経年劣化にも強いため、長期間の日常使いができるでしょう。

この品質の高さが、現在の高需要につながっているのです。

コンセプトやターゲットが明確

各シリーズごとにコンセプトが明確な点も、ロレックスの特徴です。

例えば、定番シリーズの「サブマリーナ―」は、過酷な環境で活躍するプロダイバーに向けて作られたダイバーズウォッチです。一方で「GMTマスター」は、出発地と目的地の正確な時間を把握できるように開発されたパイロットウォッチとなっています。つまり、「海が好き」、「旅行が好き」など、どのような層をターゲットにしているのかがハッキリとしているのです。

デザインやスペックによって購入したい時計が選びやすいため、満足度は常に高い水準にあると言えるでしょう。

ロレックスが投資対象として購入されている理由

ロレックスは資産価値の高さから、投資対象として購入されるケースが増えています。価格や需要が要因の一つとされていますが、具体的にどのような点が、投資家たちの目を輝かせているのでしょうか。

需要が高く価値が高い

以前からロレックスの時計は値崩れしにくいとの評価を受けていましたが、その価値の高さを広めたのはメディアです。彼らが取り上げたことで、実物資産としての高い注目を浴び、投資家などが売却目的で購入しはじめた結果、入手困難へと陥ったのです。

こういった事態を解消するため、現在、ロレックスでは購入制限や来店予約制度を導入しています。しかし、それでも品薄状態は解決せず、価格高騰が続くばかりです。中古市場でもプレミア価格で取引されることがあるため、資産価値がいかに高いかがうかがえるでしょう。

昔からデザインが変わらない

ロレックスの時計は各モデルのマイナーチェンジを繰り返しており、定期的に機能性や利便性をアップグレードさせています。一方で、デザインは大きく変えることがほとんどありません。そのため、気に入ったデザインを買い替えても安心して着用することができ、モデルごとに根強いファンを獲得しているのです。

この「デザインの一貫性」が、ロレックスの価格を安定させるための資産として、価値を高めています。

セールや安売りをしない

メーカーによる安売りやセールがないのも、資産価値が下がらない大きな要因です。在庫処分セールやアウトレット品を販売することがないため、一定の価値を維持していることが分かります。また、ロレックスは、毎年2回ほどの価格改定を実施していますが、それでも購入者が後を絶ちません。

安売りをしなくてもロレックスに惹かれた者がいるからこそ、価値が高いのです。

ロレックスで価値が落ちにくいモデル

ロレックスの時計は価値が下がりにくいですが、その中でも特に価値が安定しているモデルがあります。果たしてどのようなものなのか、素材・流行・歴史の観点に分けてご紹介します。

ステンレスモデル(素材)

素材の中でもステンレスタイプのモデルは、ロレックスの中では比較的安く購入でき、コストパフォーマンスの良さから購入者が多いと言われています。キズに強く、雨や水に濡れても錆びにくいという優れた耐久性があり、どのようなシーンでも着用できるのが魅力的です。

普段使いしたものを売却したとしても、人気モデルであればリセールバリューが期待できるでしょう。

スポーツモデル(流行)

数あるロレックスのなかでも「デイトナ」や「サブマリーナー」などのスポーツモデルは、人気が高く、価格が特に落ちにくいです。機能性・実用性の高いスペックがあり、その道のプロフェッショナルが安心して着用できるという安心と信頼が、価値の下支えとなっています。

また、高性能ゆえに生産数が少なく、モデルによっては販売当時の価格以上で買取できる場合があります。

アンティークモデル(歴史)

アンティークモデルは他のモデルと比べて価格が下がりやすいですが、以下のような条件に該当すれば、価値の低下を抑えられます。

一つ目は、人気のあるモデルであることです。古くから登場している「デイトジャスト」や「サブマリーナー」などは販売当初から人気が高く、多くのファンがいるアンティークモデルは価値が下がりにくいとされています。

二つ目は、パーツなどが当時のままであることです。オーバーホールを利用すれば部品が交換される場合があるため、発売当時の状態を保ったモデルは希少となり、価値が上昇することも少なくありません。

他にも当時の限定モデル、文字盤などの色合いが経年によって特徴的になったものであれば、高く評価されるようです。

ロレックスで資産価値が高い時計の特徴

資産価値の高さが注目されていますが、モデルの人気度、定価、素材、希少性などによって価格は異なります。どのような腕時計が、将来的な資産として魅力的なのでしょうか。

高額で人気のモデル

ロレックスは基本的に、スポーツモデルの腕時計が資産価値が高い傾向にあります。特に「コスモグラフ デイトナ」のようなトップクラスの人気を誇るシリーズは、およそ200万円以上の高額買取につながりやすいです。そのため、単純に人気の高いモデルであれば、長期的にも短期的にも大きな損はしないでしょう。

ただし、人気モデルは「ロレックスマラソン」を敢行しないといけないほど、正規店での入手機会が非常に困難なようです。

廃盤や新作のモデル

資産価値の高いロレックスの特徴のひとつとして、「流通量の少ないもの」が挙げられます。

ロレックスは、コレクションごとにアップグレードやマイナーチェンジを繰り返しており、いくつものモデルが生産終了となりました。そのため、今では手に入らなくなってしまったモデルや発売して間もないモデルは、流通の少なさからプレミアがつき、資産価値が高くなることがあります。

新作発表や新旧モデルの入れ替えのタイミングで値段が変わる可能性があることは、念頭に置くべきでしょう。

アンティークモデル

ロレックスのアンティークモデルもその希少性から、資産価値の高い時計だと言えます。特に、部品交換が少なく、パーツや付属品のみでも発売当時の状態であれば、高い価値がつけられることも少なくありません。

中でも、別名ポール・ニューマンモデルと呼ばれていた「デイトナ Ref.6239(1963年から1970年ごろまで製造)」は、資産価値が非常に高いことで有名です。品質によっては数千万円の価値が付けられることもある、希少なモデルとなっています。

ロレックスで資産価値が高いシリーズ

それでは、ロレックスからリリースされているものの中で、特に資産価値の高いシリーズを4つご紹介します。どれも将来的な価値に期待できる、人気モデルです。

エクスプローラー

エクスプローラーは、1953年に発表されて以降、シンプルなデザインと実用性の高さが好評の人気モデルです。「I」と「Ⅱ」の2種類のモデルがあります。

「Ⅰ」は、2021年に発表されたRef.124270モデルの人気が高く、2025年2月現在は、120万円程度の価格帯で買取されています。ステンレスによるスッキリとした見た目と文字盤の視認性の高さから人気を集めているようです。

「Ⅱ」については、1972年発表の初代モデルRef.1655や第二世代のRef.16650は、生産数が少なく、希少価値の高さから相場が高騰している傾向となっています。こちらは、「I」よりもカジュアル寄りを意識したようなデザインとなっています。

デイトナやサブマリーナーのようなプレミア感は薄いですが、どの型番も安定した需要があり、価値が下がらないのが魅力的です。

サブマリーナー

サブマリーナーは、約70年という長い歴史を持つ人気モデルです。初代モデルは、当時としては規格外である水深100mまでの防水機能や潜水時間の測定を可能にした、「世界初のダイバーズウォッチ」として登場しました。

現在は、より洗練されたデザインに加えて、300m防水や高精度なムーブメントを備えたモデルが多く登場しています。ダイビングでの使用やサーフィンなどのマリンスポーツに最適な時計として人気が高いです。

買取価格も年々高騰しており、例として「サブマリーナー デイト Ref.116610LV」は、2025年2月現在、およそ260万円程度の買取額となっています。2017年では100万円前後の価格であったため、この8年間で大幅に上昇をしていることが分かるでしょう。

デイトナ

発売から約60年の歴史を持つデイトナは、世界中で大人気のクロノグラフモデルです。ロレックスの中でも最高級モデルに位置しており、著名人が多く着用していることから、誰もが憧れる人気モデルとなりました。特にステンレスモデルは、正規店での入手困難が続いているようです。

新品・中古問わず価格が高騰しており、「デイトナ Ref.116500LN」は、2025年2月現在で370万円前後の買取相場となっています。

GMTマスター

1955年から販売開始したGMTマスターは、諸外国を駆け回るパイロットをターゲットにしたモデルです。現在は、GMTマスターIIが現行モデルとなっています。

ベルトは「ジュビリーブレス」と「オイスターブレス」という2種類のデザインがあり、ジュビリーブレスの方が比較的高い価格で取引されています。ロレックスの中でも人気は安定しており、特に「GMTマスターII Ref.126710BLRO」は定価を大きく上回る金額で買取されるケースが多いようです。

ロレックスを高く買い取ってもらうポイント

ロレックスの腕時計をできるだけ高く買い取ってもらうためには、日ごろからどのような点を目配せするべきでしょうか。そのポイントを、3つご紹介します。

日々の相場を確認する

他のブランドでも言えることですが、相場が上昇している時期に買取に出すのがベストです。

ロレックスにおいて相場が上がりやすいケースは、価格改定を実施したときです。所持している腕時計の価格が値上げした場合、そのモデルの価値が高まり、買取価格が上昇します。ロレックスは年に2回ほどの価格改定を行いますので、時期をしっかり把握しておきましょう。

また、新作発表の時期も、廃盤になったモデルの価格が上がるタイミングになります。こちらも確認必須です。

付属品を揃えておく

査定時には、購入時に入っていた保証書、外箱や内箱、取扱説明書などの付属品を必ず揃えましょう。一緒に出せば、付加価値として買取金額が上昇します。

ロレックスは付属品の有無によって価格差が出やすいブランドであり、付属品がひとつでも欠けていると数十万円ほど下がってしまう場合があります。特に保証書は、コピー品の多いロレックスでは「本物である」という証明の役割も大きいです。

購入後は、買取を行うまで捨てないようにしましょう。

信頼できる業者で買取する

ブランドを売却する方法は多岐にわたり、買取業者を利用する場合に限ってもその数は多いです。

残念ながら、そのような買取業者の中には不当に安く買取を行い、利益を出そうとする業者も存在しています。また、時計の知識に乏しい業者であれば、査定金額が下がってしまうことも少なくありません。そのため、1店舗のみで査定を行うと、結果的に大きく損をしてしまうことがあるのです。

「納得のいく買取」の実現には、複数の業者に査定してもらうのが効果的です。「買取大吉」のように無料見積もりを行っている店舗にお願いし、比較してみましょう。

まとめ

今回は、ロレックスにおける価格高騰の要因ついてご紹介しました。圧倒的な人気ゆえに需要過多な状況となっており、今後も価格が上昇していく可能性が高そうです。価値が下がりにくいため、気になるモデルがあれば、なるべく早く入手するのが得策と言えるでしょう。

一方で、売却を検討している方は、高騰している今のタイミングが狙い目と言えます。「買取大吉」はロレックスの査定実績が豊富にあります。無料見積もりを実施していますので、お気軽にご相談ください。

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