お電話 でのお申込み・ご相談は 0120-15-1234 電話受付:
24時間
メール
24時間OK! メールでお問い合わせ

選べる3つの買取方法

ボタン 店舗買取

ご成約で即現金化!
お得な来店特典もあります!

ボタン 出張買取

ご自宅に査定員がお伺いする、
外出不要の買取サービス!

ボタン 催事買取

各地域の催事会場で行われる、
期間限定の買取イベント!

Instagram Facebook Twitter Youtube

ROLEXの防水性

247_デイトナ 防水

世界一名の知れた腕時計ブランド、ROLEX。普遍的なデザインはもちろん、機能性という点でもこだわり抜かれたロレックスの人気は衰えることを知りません。今回はROLEXの機能へのこだわりの中でも、時計の大敵である水、すなわち防水性という点に着目して深堀りしていきます。

ROLEX防水時計の始まり

ROLEXの歴史は「防水時計」の歴史と言っても過言ではないほど、ROLEXが最も力を入れてきた分野と言えます。

ROLEXの創業から21年目となる1926年にROLEXは初めて防水時計を発表します。実は、その4年前にプロトタイプとも言える防水・防塵腕時計のサブマリン(時計ケースの外側に2重のケースが備わる)が発表されましたが、実用面において問題があり改良されたということです。その改良された防水時計が現在のROLEXにも使われている「ROLEX オイスター」というモデル名で、オイスターケースを採用したモデルです。

ROLEXの創業者ハンス・ウィルスドルフはこのROLEX オイスターの技術を満天下に知らしめるため、1927年にイギリス人女性メルセデス・グライツの10時間以上に及ぶドーバー海峡横断のチャレンジに「ROLEX オイスター」を提供。

チャレンジは無事成功し、さらに「ROLEX オイスター」は過酷な環境下においても正確に動き続けることに成功しました。この快挙を当時の新聞広告に使用し、「ROLEX オイスター」は防水時計のパイオニアとして広く認知されていくことになります。

完全防水「オイスターケース」

オイスターケースとはROLEXが1926年に特許を取得した防水ケースの総称。ステンレススチールをくり抜いたケースに、ねじ込み式の竜頭を備えることで、高い防水性と気密性を実現。
1920年代においてこのケースを使用できるのはROLEXしかありませんでした。他のメーカーが防水性の高いケースを作れるようになったのは、ケースに使う防水パッキンが進化した60年代以降の話です。
ROLEXは自社で製造・加工が行える施設を備えているため、チェリーニ以外のすべてのモデルにオイスターケースを採用することが可能。人気のデイトナにもオイスターケースが採用されています。

また、現行ROLEXにおいてはステンレススチールの素材も最高級となる「SUS904L」を使用。これは主に航空宇宙、化学産業で使われている特殊な素材で耐蝕性に優れているのが特徴。
以前との大きな違いはムーブメントを固定するインナーケースが省かれたことです。これがROLEXの言う「モノブロックミドルケース」です。つまり現在のオイスターケース採用モデルは基本的にムーブメントを直接ケースに固定しています。
その結果、ケースはより丈夫になり、理論上の防水性も高まりました。ですが、ケースをムーブメントを直付けすると言う事は、ケースをきちんとした精度で加工する必要があります。今の工作機械を使えば高い精度で加工することは可能ですが、60年代にこれができたメーカーも、やはりROLEXのみであり、現在も数十万個単位で量産できるメーカーはROLEXしかないのが現実です。

防水機能が優れている人気モデル

先述の通り、ROLEXの防水はオイスターケースが発表された1926年が起源です。その後約30年をかけ、防水時計の開発を行い、1953年に100mの防水時計であるサブマリーナが誕生。ROLEXの防水進化はこのサブマリーナの誕生からシードゥエラー、そしてディープシーと進化し続けていくことになります。ここではROLEXの進化の過程で過渡期に登場したモデルをご紹介します。

 

●サブマリーナ6204(100m防水)

諸説あるがサブマリーナの1stモデルといわれているのがこちらのRef.6204。ブラック文字盤、回転ベゼル、ドットインデックスなど、現在のサブマリーナに通じるデザインとなりますが、竜頭ガードがなくペンシルハンドなど、シンプルな印象。

 

●サブマリーナ5512(200m防水)

竜頭ガードが初めて備えられたサブマリーナが1959年頃に誕生したRef.5512。ちなみに防水性は前型のRef.5510で200mに進化しております。現在のサブマリーナデザインはこの時点で完成していたと言えます。

 

●シードゥエラー1665(610m防水)

当時のサブマリーナの約3倍にあたる610mの防水スペックを備えたサブマリーナの上位モデル、シードゥエラーが誕生。飽和潜水時に自動的に時計内部のヘリウムガスを排出させる「ヘリウムガスエスケープバルブ」が装備されたことも画期的でした。

 

●シードゥエラー 16660(1220m防水)

1978年頃に登場したRef.1665の後継モデル。通称「トリプルシックス」。デザインはほぼ継承されておりますが、最大の変更点はインデックスにフチが付いたことです。サファイアクリスタル風防を備え、防水性能は一気に1220m防水と大幅に進化しました。

 

●シードゥエラー ディープシー116660(3900m防水)

2008年のバーゼルワールドでついにROLEXは3900m防水のダイバーズ時計、シードゥエラー ディープシーを発表しました。ドーム形状の風防からダイアルを覗くと見られるROLEX特許のリングロックシステムは、巨大な水圧から風防の破裂を防ぐ新機構となっています。

まとめ

以上のようにROLEXの防水機能はとても優れていることが分かります。ディープシーの3900mの防水に耐えられる時計というのは想像もつかない位、高度な技術ですね。ROLEXの時計は機能も優れておりますが、一方でシンプルなデザインが多くオシャレな物が多くあります。この記事が、皆様の時計選びのお力になれば幸いです。

ブランド時計に関連するその他のコラム記事

お役立ちコラム人気記事

タグ一覧

カテゴリー一覧

買取品目

TOPへ