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パネライの人気のモデルやダイヤ付き文字盤の付加価値ってなに

320_パネライ ダイヤ

パネライは世界各国で愛用されているクラシック時計という評価をされている高級時計ブランドの一つです。その中でもパネライの人気のモデルやダイヤ付きの時計にはどのような価値があり世界中で好まれてきたのでしょうか。

パネライとは

パネライという名前は通称で、正式名称は「オフィチーネ・パネライ」といいます。もともとは「G.panerai& Figlio」という社名でしたが、1972年にディノ・ゼイが4代目社長へ就任した際に、社名を変更しました。現在ではジュエリーやファッションブランドなども運営するリシュモングループの傘下に入っています。そもそもパネライは1860年から続く老舗時計メーカーです。ただ時計を作り始めたのは1930年代になってからで、それまでは時計販売などを行っていたブランドです。

パネライは世界で信頼される高い技術を持つ時計で、視認性が高く扱いやすい時計を販売し、さらにデカ厚時計のトレンドを牽引するなど、世界的な時計の歴史を作りました。製造を始めた最初のころはロレックスに依頼し時計を作っていたということもあった為、時計業界では影響力があったといわれています。ここ最近ではパネライの腕時計は全体的にシンプルで見やすいという口コミが多く、デザインが気に入っているという人が多いようです。

時計生産を始めたきっかけは海軍からの依頼ということで、パネライが手掛けている時計の多くは海軍で使用するときに都合がいいようにデザインされているといわれています。今ではルミノール、ラジオミールなどの代表モデルを展開する世界中で高い評価を受けるブランドの一つになり、自社ムーブメントなどを手掛けるブランドへと成長しました。

創業当初からイタリア海軍と強い結び付きがあったことから、潜水用の装備品メーカーとして携行深度計や潜水灯を生産しているのも特徴です。高級腕時計ブランドであるにもかかわらず、腕時計やクロノメーター以外の機器も生産しています。温度計や湿度計、気圧計といった機器も製造しています。

パネライの特徴とは

パネライの魅力のひとつは、世界で信頼される高い技術力です。1930年代、イタリアの特殊部隊ブラックシールが軍事の際に海底で使用する時計を探していたところ、夜光塗料のラジオミールを使った時計を生産し特殊部隊に貢献しました。そしてパネライが評価されるポイントとしてまず挙げられるのは長時間動き続けるロングパワーリザーブを実現する自社ムーブメントです。

パネライは高額なラインのものには自社ムーブメントを搭載しています。パネライは2002年ごろから自社ムーブメントを展開しており、現在7つのムーブメントをベースに展開しています。自動巻きムーブメントを自社で開発できるのは技術力が高くないとできないことです。展開しているムーブメントのベースは、P.2000、P.9000、P.999、P.3000、P.5000、P.4000、P.1000、P.6000です。各ムーブメントは評価が高く、人気があります。

また、ラジオミールを使った時計を生産し特殊部隊に貢献したことでさらにラジオミールに放射能物質が含まれることがわかると、ルミノールという代替えの塗料を開発し、暗闇での視覚性を大きく向上しました。国土の大部分を海に囲まれているイタリアでは海軍の強化が必須であり、パネライの持つ高い技術力に目を付けたイタリア海軍はさまざまな機器の開発を依頼します。期待に応え、精度の高い機器を納入し続けたパネライは、潜水時でも視認性が高いダイバーズウォッチの製作の依頼を受けました。

その結果生まれたのが、自社開発した夜光塗料を使用し、現代の人気コレクションの一つとなるラジオミールの原型です。軍事用の時計を製作していため、重圧感のあるケース47mmの時計を販売し、デカ厚時計の人気を市場にもたらした火付け役とも言われています。

パネライが人気な理由

まず1つ目に挙げられるのがパネライはもともと軍用の腕時計を製造していたこともあり、耐久性を追い求めていました。そのため、必然的に重厚感を感じさせるデザインとなっています。そうしたパネライの腕時計がトレンドになったのが、1990年代に入ってから始まった「デカ厚時計ブーム」でしょう。パネライは、デカ厚時計ブームを牽引した時計としても知られています。

デカ厚時計とは、その名前の通りデカくて厚い時計であり、ケース幅40mm・ケース厚み15mmの時計のこと。パネライの腕時計は、竜頭(リューズ)プロテクターがあるルミノールとラジオミールの2種類に大きく分類されます。そして、ルミノールとラジオミールの最大の特徴は、大きくて分厚いケースです。大きなケースデザインは敬遠される傾向にありましたが、軍用だったパネライの時計は強い男性をイメージさせ、元々イタリア海軍の特殊部隊のために腕時計作りを始めたため、長時間の過酷な条件下でも使用できるようデザインも堅牢性があるものになりました。実際にパネライのケースは47mmが一般的で、最も小さいサイズでも40mmです。

もともとはイタリア海軍が使用する際に高い視認性と堅牢性が必要だったためにこのサイズになっていたわけですが、その頑丈さをイメージさせるデザインは多くのユーザーから支持されました。現在でも一目でパネライの腕時計だとわかるボリュームのあるデザインは、デカ厚時計好きのユーザーから熱烈に支持されています。「このブランドといえば、これ」と強い印象をもたれることは、資産価値を高める要素になります。

次に挙げられるのは、暗いところでもしっかりと光る蓄光、発光力です。パネライは高級時計ブランドの一つではありますが、蛍光塗料メーカーとしても有名です。海中でも見やすいよう蓄光機能を持たせた時計を開発したのがルミノールが評価された理由の一つでもあります。特殊潜水部隊が行う任務では、暗闇でも光る蓄光塗料が必要不可欠でした。

しかし、当初使用していたラジオミールは、放射性物質が含まれていたことから徐々に使用されなくなります。ラジオミールに代わって台頭したのがルミノールですが、それを開発したのもパネライです。ラジオミールは蛍光塗料にラジウムを使用したことから名づけられ、後継機となるルミノールでも別の塗料ではあるものの明るく光る蓄光塗料で見やすいと高評価されています。

また、暗闇での視認性をより高めるために、パネライ独自の「サンドイッチ文字盤」を使用したモデルがあるのも特徴です。当時は塗り直しが出来るように作られていたということもあり、視認性を維持するための作りでした。

サンドイッチ文字盤では下層ディスクに蓄光塗料を塗布し、その上にインデックスや数字をくりぬいたディスクを重ねる方法を用いています。その方法によって、これまで以上に多くの蓄光塗料を塗布でき、暗闇での視認性が大きく向上しました。パネライが製造する腕時計は発光力でも他社に抜きん出ており、実用面でも評価されています。

パネライの時計の種類について

華々しい歴史を持つスイスの時計ブランドとは違い、橋の上に建てられた小さな時計店をルーツに持つパネライにとって、その1つ1つがブランドの象徴であり、同社が歩んできた160年以上の歴史の足跡のようなものです。しかし、民間向けに販売しているコレクションのほとんどは「ラジオミール」と「ルミノール」の2つとなっています。

そのため、パネライの腕時計を選ぶときはそれぞれのコレクションから自分に合ったモデルを選んでいくのが基本です。また、ラジオミールとルミノールは見た目が似ているものも多く、基本的にリューズプロテクターがある方がルミノール、ない方がラジオミールになります。その2つのモデルについて説明していきます。

1つ目がパネライのアイコンとも言えるルミノールシリーズです。セレブの愛好家も多いルミノールですが、廃墟となり貧困にあえぐ敗戦後のイタリアにおいて、人々が復興を目指し希望に満ちた機運の中で誕生した時計ということはあまり知られておりません。従来の蛍光塗料であったラジオミールからの脱却を図り、開発した新しい蛍光塗料が名前の由来になっています。パネライが初期に生み出した「ラジオミール」は、強い発光力こそありますがその原料である「ラジウム」は放射性物質を含んでいるため、製造過程における健康への影響が懸念されておりました。次第にガンマ線の危険性が明らかになったことも一因となり、パネライは新しい発光物質の開発に着手し、トリチウムを主成分とし放射性をラジウムの約20分の1にまで抑えた「ルミノール」を生み出しました。一見するとラジオミールと同じように見えますが、ルミノールには強固なリューズプロテクターが備わっているのが特徴です。リューズプロテクターによって密閉性が高まり、防水性能もアップしています。これまでは、「ラジオミール」こそが暗所での視認性と高い防水性を併せ持つ潜水に特化した史上初の時計と考えられていましたが、「ルミノール」は「ラジオミール」という師を凌駕した弟子のようなものであり、その証拠に外装面においてもリューズの防水機能を確保する為に根本的に改良が施された独特のケーススタイルが考案されます。

従来のねじ込み式リューズは、毎日の操作でネジ山や溝が摩耗し防水性の低下を招くこともありましたが、「ルミノール」はレバーが付いた小さなブリッジをケースの外側にネジで固定し、そのレバーの圧力を利用して防水性を確保するというまったく新しい機構が搭載されました。

また、ルミノールは1998年に開催されたジュネーブサロンで大きなインパクトを残し、ラジオミールともどもパネライが再評価されるきっかけとなりました。「デカ厚時計ブーム」の先駆者的存在であり、現在でも重厚感を追い求めるユーザーから高い評価を受けています。機能性を追求した結果生み出される個性的な美しさをコンセプトとし、ひと目で分かる斬新で色褪せないデザインコードこそ「ルミノール」の原点です。

そして1936年にプロトタイプが開発され、1938年にイタリア海軍特殊潜水工作部隊に供給したパネライ初の腕時計こそが「ラジオミール」です。ラジオミールはパネライの代名詞的なコレクションです。コレクション名の由来になっているのは1900年代初頭に自社が開発した蛍光塗料で、イタリア海軍の特殊部隊が問題なく使用できるようにタフさを重視した作りとなっており、1940年から製品化されました。

「ラジオミール」の誕生以前より、イタリア海軍の精密機器納入業者として関係を築き発展していったパネライは、1916年に臭化ラジウムをベースとした高い蛍光性を有する物質を発明。様々な軍事精密機器にこの物質を役立たせることでその地位を不動のものとしていきます。

やがてこの蛍光物質は「ラジオミール」と名付けられ特許を取得、1938年のパネライ初の腕時計にもその名が授けられることとなります。毎年開催される世界最大級の時計や宝飾の見本市のひとつであるジュネーブサロンで後述するルミノール同様に注目を集め、世界的な人気コレクションの仲間入りを果たしています。視認性に優れた幅47ミリのスティール製ケースと12角形のねじ込み式裏蓋、円筒型のねじ込み式リューズは当時の「ラジオミール」の仕様として親しまれ、自国の為に命を懸けて戦う英雄達を支える大きな力となりました。開発当時の頑丈さを重視する考え方は現代にも受け継がれており、現行コレクションの「ラジオミール1940」も当時と変わらぬタフさを感じさせるモデルとして人気があります。

パネライダイヤ付き文字盤の付加価値

パネライの魅力の1つがダイヤモンド文字盤モデルの存在です。通常、ダイヤモンド文字盤というと、高級なことに変わりはないのですが、特別最高級というわけでもない存在。しかし、パネライの場合、ダイヤモンド文字盤はいつの時代も100万円以上の高嶺の花なのです。ダイヤモンドで表現された、パネライ独特のアラビア数字。

単に、12・3・6・9とバーインデックスがダイヤモンドというシンプルな演出です。ですが、そのシンプルが逆にものすごい存在感を醸し出しています。値段が高い分文字盤がダイヤモンドだからケースが金無垢でできているのかというとそうではなく、普通のステンレスです。高級なモデルですから、他のモデルより豪華な箱が用意されていたり、通常のルミノールベースとは異なり、バックルが違ったりなど、差別化された部分も一応あります。

しかし、普通のモデルとの最も大きな差は何かと考えると、文字盤以外に大きな差はありません。面白いのは単にダイヤ付き文字盤に代わるだけで、プラス150万円以上の価値を生み出すという点です。そう、通常の黒文字盤ルミノールベースは高い時期でも50万円程度。それに対して、このダイヤ文字盤仕様は約200万円以上です。文字盤だけの資産価値というわけではなくこのパネライのダイヤモンド付き文字盤の各コレクションモデルに付けられた価値そのものなのです。存在感のあるルミノールベースのダイヤモンド仕様、10年以上前に生産終了となり、数の上限が決まっている状態です。

まとめ

パネライのダイヤモンドをセッティングしたモデルがいかに珍しく、限定販売されているため価値があるものだということがお分かりいただけたと思います。ダイヤモンドの限定コレクションが出ているのと同時に、耐久性や防水性を重視したコレクションを多く発売しており、他のブランドにはない特徴的なモデルがたくさんあります。そうしたパネライ独特のコレクションに魅力を感じますね。皆様も気になるコレクションを見つけてみてはいかがでしょうか。

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