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世界各地に存在する金鉱山は都市にもある?

1484_鉱山とは

金の価値の高さは国境を越え、世界の共通認識です。金は資産管理やジュエリーとしても重宝され、経済危機においては貨幣や株式よりもその価値に信頼が寄せられます。金鉱山は世界中に存在しますが、今ではなんと都市でも金が採れるといいます。

金はどうやってできるのか

金がどうやってできたのか、これは古くから人間の関心の種であり、中世の錬金術師たちも金を生成することに心血を注いでました。実は今の時代でも金がどうやってできるのかは、ハッキリとはわかっていません。金の誕生について言われていることは、金は宇宙空間で星のぶつかり合いによる核融合で生まれ、まだ生成過程の地球に吸収された、ということです。

金鉱山

金鉱石は火山活動の中で、金を含む高温の地下水が、岩の隙間に流れ込み沈着することでできる石です。この金鉱石が採掘できる鉱山を金鉱山と呼びます。またこのような鉱石を有する鉱床を「熱水鉱床」といいます。一方で鉱石が風化したものが流水や風によって運ばれ、砂地となっている鉱床を「漂砂(ひょうさ)鉱床」といいます。漂砂鉱床で採取される金が「砂金」です。

ゴールドラッシュ

金の採掘は世界各地で行われていますが、有名なのはアメリカンドリームを象徴するアメリカのゴールドラッシュです。アメリカでは様々な金鉱山が発見されましたが、とくに1848年のカルフォルニア・サクラメントヴァレーでのゴールドラッシュが有名です。1848年に金が見つかったとのニュースがでると、一攫千金を夢見た人々がカルフォルニアの地に押し寄せました。金が発見される前には1000人にも満たなかったこのエリアの人口が、翌年には100,000に膨れ上がりました。この地域でのゴールドラッシュは1952年にピークを迎えますが、20億ドルにも上る金が採掘されたといいます。

世界の金産国

外務省によると、2021年金産出量が多い国トップ10は以下です(2022年発表)。

1位 中華人民共和国(中国):約370トン
2位 オーストラリア:約330トン
3位 ロシア:約300トン
4位 アメリカ合衆国:約180トン
5位 カナダ:約170トン
6位 ガーナ:約130トン
7位 メキシコ/南アフリカ/ウズベキスタン:約100トン
10位 インドネシア/ペルー:約90トン

日本の金鉱山

日本にも金鉱山があります。日本でも古来より金は皇族貴族の装飾品や仏具・仏像の装飾など様々なものに使われてきました。有名な金鉱山のいくつかを紹介します。

玉山金山

岩手県気仙沼にあった鉱山です。この金鉱山の歴史は8世紀、聖武天皇の時代まで遡ります。聖武天皇と言えば「東大寺の大仏建立」が有名ですが、この大仏を覆う金を調達するため、各地で金鉱山の探掘を行いました。その過程で開発された金鉱山がこの玉山金山だと言われています。玉山金山の金は東大寺の大仏だけでなく、奥州藤原氏による「中尊寺金色堂」の建設にも使われたと言われています。中尊寺金色堂は、ヴェネツィアの商人マルコ・ポーロが、日本を「黄金の国ジパング」と評したきっかけになった建築物であるとされています。

佐渡金山

日本の江戸・近代の金資源に欠かせない金鉱山であったのが、この新潟県にある佐渡金山です。これは1601年に発見されたと言われています。その後、江戸幕府の管轄となり大判小判の生産に欠かせない重要な高山でした。金だけでなく、銀も豊富に産出しました。江戸時代後期になると生産量が低下していきます。

その後、明治時代になると、西洋の近代技術が導入されて、江戸時代に採掘できなかったエリアの採掘が可能となったため、金の産出量は増加します。明治時代は貨幣制度も西洋に倣い「金本位制」を採用します。金本位制とは簡単に言うと「貨幣の量=金の保有量」ということで、金の保有量によって、貨幣価値を保証するシステムでした。この制度のために金は必要不可欠で、明治の時代においても佐渡金山は日本の経済上、大切な縁の下の力持ちでした。

皇室所有だったこの金鉱山は19世紀末に三菱に払い下げられます。ちなみに三菱マテリアルは現在でも日本の金取引において大きなシェア率を誇っています。三菱は電動力を鉱山に導入することで金の増産を実現しました。第二次世界大戦中には金以外の銅や鉄鉱石の採掘も積極的に行われてきました。佐渡金山では平成の時代まで採掘がおこなわれましたが、1989年に資源枯渇のため閉山となりました。佐渡金山は400年近い歴史を誇り、日本の鉱山史を知るための貴重な史跡となっています。現在、佐渡金山を世界遺産に登録しようという動きが推進されています。

菱刈鉱山

菱刈鉱山は1985年より金を産出している、鹿児島県にある鉱山で、国内の現役金鉱山のなかでは最大規模の採掘量を誇ります。ここで産出される金鉱石は、世界的にみても高品位であることが特徴的です。設備も現代の最新設備を備えており、昔の鉱山にあるようなトロッコは存在せず、ダンプカーなどによる運搬方式を採用しています。また菱刈鉱山を所有する、住友金属鉱山の技術者養成場としての機能も備えています。

都市鉱山

都市鉱山とは、スマートフォンやパソコン、電化製品などの精密機械に含まれる、金やプラチナなどの貴金属を取り出してリサイクルすることで、東京のような大都市にも鉱山のようなポテンシャルがあるという考え方です。「アーバンマイン」ともいわれ、天然資源に乏しい日本では有望視されています。夢のような話ですが、「対象の電子機器を、低コストかつ効率的に回収といけない」という点、「回収した機器から高純度の貴金属を再精錬する技術の確立、およびこれを低コストで行う」という点など、課題もあります。

まとめ

このように金は、古今東西で広く人々に求められてきました。金鉱脈は金を賄う上でなくてはならないもので、人に力や富そして一攫千金の夢を与えてきました。日本の歴史の舞台裏にも、この記事で紹介したような、金鉱山の存在があります。現在、あらゆる天然資源の枯渇や環境破壊が問題視される中で、都市鉱山という持続可能な開発資源にも注目が集まっています。

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