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隠れ金山が残っているかも?金鉱脈の探索方法と金の精錬について

036_金鉱石

日本は過去には黄金の国ジパングと呼ばれており、日本各地に金山があったのはご存知でしょうか。現在、商業採掘をおこなっているのは鹿児島県にある菱刈鉱山のみですが、いまだに見つかっていない新しい金山が日本のどこかに眠っているかもしれません。そこで今回は、そんな金山を探し当てるための探索方法や金の精錬についてご紹介していきます。

金の採掘方法ってどんなもの?

金はその採掘方法によって山金と川金と呼ばれるものにわかれます。

・山金の採掘方法

これは鉱山中にある金鉱脈から金鉱石を採掘し、粉砕道具を使って鉱石を微粉化し、単体となった自然金を採取する方法です。現在、世界中でこの方法によって金が採掘されています。

・川金の採掘方法

金鉱脈が山肌などに露出している場所で、鉱石が風化や侵食などによって削り取られ、砂金として河川に流れ込んだものを採取する方法です。このような要因で見つかった砂金が世界各地で起こったゴールドラッシュの引き金になっています。

金鉱脈の探索方法

見つかっていない金山を探し当てるにしても手掛かりもなしに見つけ出すのは困難です。ここでは金山を探し出すための2つの手がかりについてご紹介します。

砂金を手掛かりに川を遡って金鉱脈を探索

新たな金山を探し出す手がかりの一つ目は砂金です。砂金は河川で発見される極小の金の粒です。この砂金はその河川の上流にある金鉱脈の表層部分が雨風によって風化し削り取られる事によって河川に流入します。つまり、河川の中に砂金が発見されるということは、その上流部分に金があるという証明になるのです。この方法を用いる事によって過去にたくさんの金山が見つけられてきました。

温泉を手掛かりに地下にある金鉱脈を探索

新たな金山を探し出す手がかりの二つ目は温泉です。金をはじめとした鉱物はもともと地球の深部にマグマに溶けています。このマグマは火山活動によって上昇し地表付近にある地下水と混ざり合い固まることにより、鉱脈となります。このように火山活動と地下水が関係して出来た鉱脈を浅熱水性鉱脈型金銀鉱床といい、この浅熱水性鉱脈型金銀鉱床は、塩素を含んだ温泉地で発見されることが多いです。日本で唯一稼働している商業鉱山である菱刈鉱山もこの浅熱水性鉱脈型金銀鉱床に分類されています。

金鉱石から金への精錬方法

アマルガム法

アマルガム法は旧約聖書にも記述があるほど古くから行われている精錬方法で、金と親和性の高い水銀を用いて金を水銀中に溶かし、その後熱することによって水銀を蒸発させ、金のみを抽出する方法です。この方法を用いて日本では古くから金メッキを行っており、奈良の大仏もこの方法で金色にメッキされたといわれています。しかし、水銀が蒸発した際に発生する水銀蒸気は非常に強い毒性をもっているため、人体に対して有害なのはもちろん、環境破壊にもつながるため、現在では工業的精錬手法では用いられなくなりました。

灰吹法

灰吹法も古くから行われている金や銀を精錬する手法であり、こちらは鉛を使って貴金属を精錬します。まず細かく砕いた金鉱石を鉛と一緒に溶かし、合金にします。できた合金を灰が敷き詰められた容器に載せ加熱すると貴金属を除いた金属が鉛とともに酸化することで灰に染み込み、金や銀のみが残る事で貴金属を取り出します。この金銀が混ざった物を金銀吹き分け法や焼金法などの手法で分離させ、金や銀単体を取り出します。

青化法

青化法はアマルガム法に代わる金の精錬方法として世界で広く使われている。これは金をシアン化合物の溶液に溶かし、その溶液に亜鉛粉末を加えることで金と銀が分離し、金を取り出せるようになるのです。しかし、シアン化合物にも強い毒性があるため、一部の国や地域では禁止されている方法です。

電解精錬

現在、日本で採用されている工業的精錬手法がこの電解精錬になります。この方法は砕いた金鉱石に銅鉱石を混ぜ熱を加えて溶解させ、金が混ざった銅を抽出します。その後、金に比べ銅はイオン化しやすいという性質を利用し電気分解することによって金のみを精錬します。この方法は大掛かりな設備が必要になりますが、有害物質がでないため、人体や自然に優しい精錬方法といえます。

まとめ

もしも金鉱脈を発見し、金鉱石を採掘することができたとしても、純度の高い金を取り出すまでには非常に多くの手間や時間がかかります。また、金鉱石に含まれる金の量は平均1トンあたりにわずか5g程度しか含まれておらず、万が一金山を見つけられても利益を出すのは大変そうですね。

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