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買取大吉 買取品目 金・貴金属 金・貴金属の記事一覧 金の輝きとその魅惑「古代エジプトの金の物語」

金の輝きとその魅惑「古代エジプトの金の物語」

871_エジプト 金

エジプトでは紀元前3000年頃から金の加工が始まったといわれています。当初から金の延べ板や装飾品が作られていたそうです。紀元前2040年頃には、金の工芸技術は更に進化し、あらゆる種類の金製品が製造可能となりました。エジプト文明に関連する映画や舞台などでは、金の装飾品が多く登場し、そのイメージが一般的に広まっています。今回は、古代エジプト文明の中でも最も有名な「黄金」についてお話しさせていただきます。

古代エジプトの黄金

古代エジプト文明の黄金については、さまざまな側面があります。エジプトは長い歴史の中で黄金は、さまざまな文化的、宗教的、政治的な文脈で重要な役割を果たしました。

神話の黄金の王冠

エジプト神話の中で描かれる「ホルスとセトの争い」では、天空の神ホルスと砂漠の神セトが、エジプトの神々の評議会に出席し、黄金の王冠を争います。この黄金の王冠は王権と統治の象徴であり、エジプトの未来を決定するものでした。神々の前で二神は競い合いましたが、最終的にホルスが正当な王位継承者と認められました。

この物語は、王権の正統性と社会的秩序の重要性を強調し、黄金がエジプトの文化と王制において象徴的な役割を果たすことを示しています。

最も有名なツタンカーメンの黄金マスクとは

古代エジプトの少年王

古代エジプト文明の金製品といわれて、すぐに思い浮かぶのは「ツタンカーメンの黄金マスク」ではないでしょうか。紀元前18王朝時代のファラオ(王)であったツタンカーメンの黄金のマスクは、通称「ネメス」と呼ばれる胸元までを覆う豪華なマスクです。紀元前1300年頃に作られ、歴史的な価値から約300兆円以上の価格がつくといわれています。

1922年にイギリスの考古学者ハワード・カーターによって、ツタンカーメンの墓(KV62)は発見されました。この墓は盗掘の被害を受けておらず、多くの貴重な宝物と共、ほぼ完全な形で発掘されました。ファラオの亡骸に被せられていた厚い金のマスク、これがツタンカーメンの黄金のマスクです。

世界で最も有名な純金のマスク

ツタンカーメンは、わずか9歳から10歳ほどで即位し、19歳という若さで亡くなったことで有名です。ツタンカーメンの顔を模したこのマスクは24ポンド(約10.9キログラム)もの純金から作られ、そして銀細工、宝石、ガラスのアインクルセット、エナメルで飾られています。この黄金マスクは、ツタンカーメンの死後の世界を守り、その魂を安全に導く役割を果たすと信じられていました。

現在、ツタンカーメンの黄金マスクはカイロのエジプト考古学博物館に所蔵されており、一般の人々に公開されています。

 

世界3大黄金マスク‥‥現代に残されている黄金マスクは「プスセンネス1世の黄金マスク」、「アメンエムオペト王の黄金マスク」、そして、「ツタンカーメンの黄金のマスク」と合わせて『世界3大黄金マスク』と呼ばれています。

世界3大美女クレオパトラも愛用

金が美貌の秘訣

古代エジプト文明といえば、世界3大美人とされる「クレオパトラ7世」を外すことはできません。クレオパトラ7世は金などで宝飾された、ウェセクと呼ばれるゴージャスな首飾りを身に着けていました。このウェセクの形を模擬した象形文字があるのですが、その意味が「金」となるのです。

また美容意識が高く、就寝時には金箔のパックも好んでいたようです。金には肌の免疫力を活性化させる働きがあると専門家によって証明されています。金から出るマイナスイオンが肌のターンオーバーを活性化する効果があります。

39歳で亡くなったクレオパトラの肌年齢は、15歳だったと伝えられています。絶世の美女の秘訣は金だったのかもしれません。

インゴットは古代エジプト文明発祥

現代でも資産として持たれる事の多いインゴット。実は古代エジプトが発祥です。現代のインゴットはいわゆる金塊で、金の延べ棒、台形型、名刺のような形のものが存在します。ちなみに現代のインゴットは純度を示した999.9表記や製造番号、製造会社等の刻印が刻まれていて、かなり厳しく管理がされております。

一方、古代エジプト文明のインゴットは、現代の延べ棒タイプではなくドーナッツ状で製造されていたそうです。その形が金を表す象形文字になったとされています。やはり当時も金は資産として使用され、人々を魅了していたことを伺い知ることができます。

なぜエジプト人は金に魅了されたのか

では、何故紀元前3000年も前から、エジプト人はなぜ金に魅了されていたのでしょうか。古代エジプト文明において、金製品が重要な意味を持っていた理由は彼らの信仰にあります。

太陽への信仰

古代エジプトで金は非常に神聖視され、太陽神ラーと結びつけられました。金の輝きは太陽の輝きと結びつけられ、神聖な力を象徴していたのです。ファラオはしばしば金の冠や装飾品を身につけ、神聖な存在としての地位を示しました。

太陽信仰において、金はラーの身体の一部とされ、金は宗教上で非常に重要な意味を持つアイテムとされました。古代エジプト文明では金に魅了されるというより、持っていて当たり前のマストアイテムだったのでしょう。

葬儀と黄金

エジプトのファラオは死後も神聖な存在と見なされ、豪華な葬儀が行われました。ファラオの墓(ピラミッドや谷間の墓)は、黄金の装飾品、宝飾品、そして貴重な遺品で埋め尽くされました。これらの宝物はファラオが来世で使用するためのものと信じられていました。

装飾品と工芸品

古代エジプトの金細工は非常に高度で、黄金の首飾り、リング、腕輪、イヤリングなどが作られました。これらの宝飾品は貴族や富裕層の間で広く使用され、高度な金細工の技術を示しました。古代エジプトの美術や彫刻では、金は豊かさ、神聖さ、王権を象徴する重要な要素であることは確かです。そのため芸術作品や神殿の装飾に、金の色と輝きが頻繁に用いられました。

まとめ

金に関して約5000年にわたる歴史を持つエジプト。古代エジプト文明と金は切っても切れない関係で宗教的な理由もあり、金が必要不可欠だったことが分かります。現代でも、金の人気や価格高騰が続いているのには古い歴史から、身体に染み着いているからなのかもしれません。まだまだ解明されていない古代エジプト文明、これからも新たな発見が期待されます。

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