お電話 でのお申込み・ご相談は 0120-15-1234 電話受付:
24時間
メール
24時間OK! メールでお問い合わせ

選べる3つの買取方法

ボタン 店舗買取

ご成約で即現金化!
お得な来店特典もあります!

ボタン 出張買取

ご自宅に査定員がお伺いする、
外出不要の買取サービス!

ボタン 催事買取

各地域の催事会場で行われる、
期間限定の買取イベント!

Instagram Facebook Twitter Youtube
買取大吉 買取品目 金・貴金属 金・貴金属の記事一覧 【黄金の国ジパング】東方見聞録に記されている日本について解説します

【黄金の国ジパング】東方見聞録に記されている日本について解説します

053_黄金の国ジパング

日本は東方見聞録という書物に黄金の国ジパングとして紹介されています。今回はそんな東方見聞録に記された黄金の国ジパングについてご紹介していきます。

日本が黄金の国ジパングと呼ばれていた理由

日本が黄金の国ジパングとよばれた原因はイタリアの商人であるマルコポーロがアジアを旅した記録をまとめた東方見聞録の中で黄金の国ジパングと記したことが原因だといえます。東方見聞録には日本には莫大な金があると記述されており、ヨーロッパ諸国に黄金の国ジパングの名が広く知られるようになりました。

マルコポーロは日本に来ていない?

実はマルコポーロは日本に上陸することがなかったといわれています。東方見聞録における日本に関する描写は、マルコポーロが中国の商人から見聞した内容を口述したものとして記録されています。その当時、日本は中国と交易をする際に大量の砂金を用いて取引を行っていました。また、現在は世界遺産にもなっている中尊寺金色堂を見た商人の話から、日本では金を大量に産出できる国という認識が広まり、それらの噂話がもとになったものをマルコポーロがまとめ、想像した結果、黄金の国ジパングが出来上がったのです。

東方見聞録にはどんなことが書かれていた?

東方見聞録の中では「ジパングは莫大な金を産出し、建物は黄金で出来ており、財宝であふれている島国であり、カタイ(中国の呼び名)の東1500マイルの地点にある独立した島国」とされており、この記述によってヨーロッパ諸国の多くの人々が黄金郷のようなジパングに思いをはせました。

しかし、噂話がもとになっているため、とんでもないことも多く書かれており、日本では取れないはずの胡椒などの香辛料が豊富にとれることや「ジパングの人々は偶像崇拝者であり、外見がよく、礼儀正しいが、人食いの習慣がある」、「ジパングの住民は外国人を捕まえ、金銭を要求し、納得がいかない場合は捕虜を料理して食べ、彼らは人肉を好んでおり、他の肉よりもはるかに味が良い」などといった、とんでもない事まで記されています。どうやら、香辛料のくだりから、東南アジアを含む様々な場所の情報が合わさり、共同著者のイタリア人小説家ルスティケロ・ダ・ピサが他の伝聞や逸話を参考に盛り込んで書き綴ったためこのような表現になってしまっているのではないかと予想されています。

東方見聞録が与えた影響

東方見聞録はその後の探検家・冒険家たちに多大な影響を与えています。コロンブスやマゼラン、バスコ・ダ・ガマなど、現在でも語り継がれる高名な冒険家たちが、黄金郷を求めて旅にでました。特にコロンブスは地球は球体のはずだから西に進めば東端に辿り着くと考え、結果としてアメリカ大陸を発見するなど様々な功績を残しました。また、貴重な黄金があるはずの日本が海外諸国に攻め込まれなかった要因のひとつには東方見聞録に書かれた食人文化が影響しているのではともいわれており、間接的に日本を救っているとも考えられますね。

まとめ

黄金の国ジパングと呼ばれていた日本ですが、残念ながら現在は資源が豊富とはいえない状況にあります。しかし、オリンピックのメダル作製で話題になった都市鉱山をはじめ、海底資源など現在の技術段階では実用化が難しく、眠ったままの資源がたくさんある国です。これらが活用できるようになった時、黄金の国ジパングが復活するかもしれませんね。

金・貴金属に関連するその他のコラム記事

お役立ちコラム人気記事

タグ一覧

カテゴリー一覧

買取品目のコラム
ブランドのコラム

買取品目

TOPへ