時計ロレックス 2022年6月28日

ROLEX（ロレックス）の保証とアフターサービス

#ロレックス

ROLEX（ロレックス）は素晴らしい製品を産み出すだけでなく、産み出した後の保証やアフターサービスについても誇りをもって対応をしています。
その中身を見ていきましょう。

ROLEX（ロレックス）の保証に含まれるものとは？
5年間の国際保証
ROLEX（ロレックス）のアフターサービス
まとめ

ROLEX（ロレックス）の保証に含まれるものとは？

ROLEX（ロレックス）は、購入日より5年間、時計が正常に作動することを保証しています。但し、通常の使用による消耗（特に非金属製ブレスレットやストラップの消耗）、紛失、盗難、あるいは誤った使用による故障はもちろん含まれていません。また、ロレックスの純正部品・付属品以外が使用されている場合も保証の対象外です。さらに保証は以下の3点についての場合にのみ有効であることを公式に発表しています。

(1)ROLEX（ロレックス）正規品販売店によって販売された時計であること。

(2)購入時に、ROLEX（ロレックス）正規品販売店によって保証カードに必要事項が記入されていること。

(3)保証カードが時計とともにROLEX（ロレックス）正規品販売店、またはロレックスサービスセンターに提示されること。

第三者によって手が加えられている場合、保証は無効となります。

5年間の国際保証

時計の精度と信頼性を保証するために、組み立て後に一つひとつのロレックスウォッチには厳しい一連の検査が行われます。厳格な品質保証に対する自信により、正規品販売店で、購入の新しいロレックスウォッチには、5年間の国際保証が適用されています。

ROLEX（ロレックス）の5年間有効の国際保証カードには、ご利用いただいた正規品販売店によって購入日が記入され、ROLEX（ロレックス）で登録されます。

ROLEX（ロレックス）の全モデルに適用する5年間の保証には、Superlative Chronometer（高精度クロノメーター）であることを意味するグリーンのタグ（卓越性の新基準が採用された証）がついています。
このROLEX（ロレックス）独自の称号は、ムーブメントがCOSC（スイス公認クロノメーター検査協会）による公式認定を受けており、さらにROLEX（ロレックス）独自の基準に基づいて自社内で行われる一連の最終検査を通過したことを証明しています。
ROLEX（ロレックス）は誕生から一世紀近くにわたり、オイスターは時計製造において常に最先端にいます。機械式腕時計の卓越性における新たな基準を確立するために、ROLEX（ロレックス）の時計を高精度クロノメーターとした基準は強化されてきました。ROLEX（ロレックス）は機械式腕時計の限界を押し広げ、時計製造における卓越性のベンチマークであり続けています。

ROLEX（ロレックス）のアフターサービス

まず預けられた時計は、所有者の要望を聴いた上で、ROLEX（ロレックス）の時計技術者へ届けられます。時計技術者は時計の状態を入念に点検し、必要な作業の見積書を作成してくれます。見積書について所有者からの了承をもらった後、オーバーホール・修理が開始されます。オーバーホールの準備のとして、ブレスレットを外したケース（時計のボディに当たる箇所）から、ダイアル（文字盤）と針が付いた状態のまま、ムーブメントを取り外されます。オーバーホールではムーブメント、ケース、ブレスレットにそれぞれの作業が行われ、最後に再び組み立てられます。

その後、ムーブメントは完全に分解され、すべての部品は綿密に検査されます。ROLEX（ロレックス）の品質基準を満たしていない部品は交換されます。

分解された各部品は超音波洗浄され、不純物が取り除かれます。

洗浄した部品を乾燥させた後、ムーブメントを再び組み立て、注油します。ROLEX（ロレックス）の精度基準に従い、最初の調整を行います。

今度はケースを完全に分解し、ミドルケース、ベゼル、裏蓋およびブレスレットに、本来の仕上げに従ってポリッシュ（研磨）仕上げまたはサテン仕上げを施します。これらの繊細な作業では、時計技術者の細心の注意と高度な技術が求められます。

洗浄した後、ケースの部品を再び組み立て、パッキンを交換します。そしてケースの防水性を検査します。

続いて、ダイアルと針が再び取り付けられたムーブメントをケースに収め、機能および外観を点検します。

再び精度を測定機器で計測し、必要に応じて、ROLEX（ロレックス）の条件を満たすよう最終調整が行われます。

裏蓋を閉めた後、さらにROLEX（ロレックス）独自の検査にて、24時間以上をかけてムーブメントの性能を確認します。

水中で時計の耐圧検査が行われ防水性能が確認された後、ケースにブレスレットを取り付けます。

最終品質検査では、時計が完璧に作動し、そして外観も厳しい基準を満たしていることが確認されます。

オーバーホールを終えた時計は専用のポーチに入れられ、2年間有効な国際サービス保証書とともに所有者に返却されます。この保証には、技術料と必要に応じた部品交換が含まれます。