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ダイヤモンドの価値はここで決まる!人の手による努力の結晶

ダイヤモンドの価値はここで決まる!人の手による努力の結晶

ダイヤモンドの価値を決めるのは4つの基準から。カラット(重量)クラリティ(透明度)カラー(無色であるかどうか)カット(プロポーション)その中でも今回は唯一人の手によって価値が決まるカットやダイヤモンドの鑑定基準についてご紹介します。

ダイヤモンドの加工には硬さが重要

ダイヤモンドは原石の状態でも美しいですが、カットにより磨きをかけることで、さらに美しさを引き出すことが可能になります。ダイヤモンドのカットで最も代表的なラウンドブリリアントカットは、100年以上に渡り光の屈折や数学的な計算等、研究し尽くされてきました。ラウンドブリリアントカットと呼ばれるカット方法は、ダイヤの輝きを最も効果的に映し出すことができるといわれている58面体からなっているカットになっています。ダイヤモンドを加工するには、同じ硬度を持つダイヤモンドを利用するのが最もシンプルな方法です。この方法は、ダイヤモンド原石の結晶面を調べて、研磨可能な方向を見極めて研磨しなければならず、熟練の技術が必要です。しかし、ダイヤモンドの硬度は10と定められていて、これは自然界に存在する鉱物の中で最も硬いものにあたります。そんな硬いダイヤモンドでも、結合力の比較的弱い面があり、その性質を「劈開(へきかい)」と言います。その「劈開(へきかい)」を使った切断・カット方法があります。また、ダイヤモンドの切断や研磨において、結晶構造上無視する事が出来ない切断可能方向を「グレイン」と呼びます。硬度の高い鉱物を使うだけではまだ不十分で、硬いダイヤモンドを研磨するためにはさらに十分な力も必要です。しかし、マシンカットならばカットに必要な力を適切に調節しながら作業することができます。

ダイヤモンドの輝きを引き出すカット

ダイヤモンドは結晶形によって異なる加工可能方向、劈開(へきかい)やグレインをもっていて、この方向に平行にしか加工は出来ません。へき開やグレインに沿わない方向に加工しようとした場合、マシンが壊れてしまい、ダイヤモンドには傷一つ付きません。
マシンカットを適切におこなうことにより、ダイヤモンドの輝きは大きく向上します。1919年に入り、光学理論と数学によってダイヤモンドの理想的な形が発表されました。マシンカットは、ダイヤモンドに光が当たった時に、光が美しく反射するよう調整するためにおこないます。この時に重要なのは、ダイヤモンドの形をバランス良く整えることです。ダイヤモンドが美しく輝くには、外から光が当たったときに、各面がバランスよく研磨されていることが必要なのです。左右対称になっているかどうかも重要なポイントであり、各面が対称的に加工されていないと、輝きが鈍くなってしまいます。こうした加工をするためには非常に精工な技術が必要ですが、熟練した職人であっても、手作業でそれをおこなうのは非常に困難です。機械の力を利用してダイヤモンドを加工することにより、人間の手だけで加工するよりも正確にカットできるようになったのです。
それでもやはりそれぞれ一つひとつ変わるダイヤモンドの結晶に沿って加工をするため、それぞれ専門分野に特化した職人の手でひとつひとつ仕上げられています。

ダイヤモンドの価値を決めるのはここ

マシンカットをすることで、ダイヤモンド自体の価値を大きく高めることもできます。ダイヤモンドの原石が持つそれぞれの個性を生かすために、カットの仕方を変えるという方法があるのです。原石の状態で採掘されたダイヤモンドにはひとつひとつ個性があります。にもかかわらず、すべての原石を同じ方法で加工してしまうと、その原石の持っている魅力を十分に引き出すことができなくなってしまいます。ダイヤモンドの原石が持っている個性に着目し、それぞれの原石の持つ特徴を生かしながら加工を進めることにより、ダイヤモンドの価値を大きく高めることが可能になります。例えば、ダイヤモンドの原石の大きさを生かしたい場合は、あえて削る部分を少なくしてカットすることができます。存在感のあるダイヤモンドに仕上げたい場合に最適な方法です。輝きを増すことによって価値を上げたい場合には、カットする部分を多めにすることもできます。

ダイヤモンドの価値を決定付ける評価基準とは

ダイヤモンドのカット技術についてご紹介しましたが、そもそもダイヤモンドはもともと宝石の中でも一級品。その評価基準は一体なんなのか、どうやって品定めされているのか以下にまとめてみました。

「ブランド品の有無」
ダイヤモンドに限ったことではありませんが、ブランド品かノーブランド品かによってダイヤモンドの価値は大きく変わってきます。当然前者のほうが価値は上がるでしょう。

「4つの要素」
4つの要素とは、カラット・カット・カラー・クラリティーになります。石の鑑別で必ず用いられる基準でこれらの要素とグレードが高いほど価値の高いダイヤモンドになると言われています。

「デザインや大きさ」
ダイヤモンドのデザインや大きさも価値に影響します。同じダイヤモンドでも一つ一つ異なり多彩ですから、どんなカットが施されているのか石の大きさはどれくらいなのかなどで変わってくるでしょう。

「エンハンスメント」
宝石の本来の良さを生かしながら美しさを引き出す加工処理です。この作業は採掘された産地で行われることが多く、宝石によってさまざまな加工が施されます。

品質「4C」で決まるダイヤモンドの価値

ダイヤモンドの品質を知るために欠かせないのが「4C」です。4Cで価値が決まるといっても過言ではありませんから、ダイヤモンドを購入するときの参考にもなるでしょう。ここでは4Cについて紹介します。

「カラット(重さ)」
カラットはctと表示し、1カラットあたり重さは0.2gになります。1個10ctのものと10個10ctのダイヤモンドでは当然前者のほうが価値があります。
ちなみに、0.3もしくは0.2 ct未満の小さなダイヤモンドは「メレダイヤ」と呼ばれており、メイン宝石の周りに配置する脇石や飾り石として使われています。

「カラー(色)」
カラーはD~Zの23段階に分けられており、無色透明なほど価値のあるダイヤモンドになります。ダイヤモンドはもともと色味があるため段階によって透明度も変わってきます。ちなみに品質が高いのはD・E・Fです。

「クラリティー(透明度)」
傷や内包物が目視できるかどうかで決まってきます。もちろんこれらがないダイヤモンドのほうが価値は上がります。

「カット(技術加工)」
職人によってカットされたものを言います。どのような角度でカットするかでダイヤモンドの輝きや煌めきが変わってくるため5段階で評価されます。もっとも低品質なのがPoor、高品質がExcellentになります。

まとめ

ダイヤモンドと言うだけで価値のある宝石に思われがちですが、実際は4Cやグレードなどで大きく変わってくることがわかりました。またどんなに価値のある宝石でも加工処理によって希少性が下がってしまうこともあり、ダイヤモンドの価値は非常に幅広いと言えるでしょう。ダイヤモンドを加工するための技術である、カット技術や評価について紹介してきました。ダイヤモンドは非常に硬い物質であることから、機械の力を利用して加工することで、人の手より正確にカットできるというメリットがあります。ダイヤモンドの価値を大きく占める、非常に有益な技術です。

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