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ヴァシュロン・コンスタンタンの歴史について

1138_ヴァシュロンコンスタンタン マルタ

ヴァシュロン・コンスタンタンは、1755年の創業から一度も途切れることなく現在に至った世界最古の時計ブランドです。単に歴史が長いだけでなく、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲと並んで世界三大時計ブランドと称される名実ともに最高峰の時計メゾンです。そんな、ヴァシュロン・コンスタンタンの歴史に触れたいと思います。

レア ヴァシュロン・コンスタンタン マルタレディ

世界には数え切れないほど時計メーカーが存在し、中には100年以上の歴史を持つメーカーもあります。100年でも非常に長い歴史ですが、ヴァシュロン・コンスタンタンは、世界最古とも呼ばれる時計メーカーです。現在はスイスのジュネーブに本社を構えていますが、創業は1755年、今から250年以上も前に誕生したメーカーであり、世界三大高級時計メーカーの一つとされています。

2000年に誕生したマルタのシンボルでもある「マルタ十字」に由来するこの名前が、コレクション独自の個性を明確に表しています。 一目で分かる特徴的なデザインの中に、現代的デザインと伝統的技術の粋が集結されているのが特徴です。

ヴァシュロン・コンスタンタンが生み出す時計では、クラシカルなデザインと女性らしさを兼ね備えた、ベーシックなモデルも少なくありません。その中でも、代表的なコレクションとされているのがマルタです。女性ラインはマルタ・レディとされており、他の時計メーカーにはない、レトロでモダンな造形、美しい宝石を彩ったモデルが多くなっています。

ヴァシュロン・コンスタンタンは以降も類まれな時計製造技術惜しみなく発揮した製品群により、万国博覧会や天文台コンクールで数々の賞や新記録の獲得を成し遂げ、その名声を確実に世に広めていくこととなりました。

ちなみに、現在ヴァシュロン・コンスタンタンのブランドの象徴にもなっているマルタ十字は1880年に誕生したようです。

ヴァシュロン・コンスタンタン マルタ十字

このマルタ十字はマルタ騎士団に代表される宗教騎士団のシンボルマークとしても知られていますが、実は機械式時計の主ぜんまいを格納する香箱の、カバーに備わっていたパーツがこれと酷似していたことからブランドロゴとして採用に至ったという説もあります。

なお、ヴァシュロン・コンスタンタンが評価されるのは、こういった伝統や華やかな歴史はもちろんのこと、その伝統に裏打ちされた高度な時計製造技術が背景としてあります。とりわけ数ある時計メーカーの中でも特別な存在である複雑機構(コンプリケーション)ウォッチを1790年というかなり早い段階で製造しているだけあり、このジャンルには一家言持ってきました。

また、クロワゾネ・エナメルや彫金・貴石を用いた工芸品・宝飾時計の製造も得意としており、ヨーロッパの王侯貴族を中心に愛され続けていくこととなりました。

(出典:https://www.vacheron-constantin.com/jp/home.html)

20世紀に入り、時代が二つの世界大戦,そしてクォーツショックを経るようになっても、ヴァシュロン・コンスタンタンの経営が断絶することはありませんでした。

※第二次世界大戦後の1955年に行われたジュネーブ平和会議(いわゆる4巨頭会談)にて、アメリカ・旧ソ連・イギリス・フランスの各国首脳に記念品としてヴァシュロン・コンスタンタンの時計が贈られた逸話があります。

※クォーツショックとは、1969年にセイコーが「アストロン」として世界で初めてクォーツ腕時計を市販化したことに端を発する一連の時代、精度を出しやすくかつ大量生産可能なクォーツ式腕時計に機械式時計のシェアが奪われたことで、既存時計メーカーが苦境に立たされたことから「ショック」と称さています。

1996年には現在のリシュモングループ傘下となります。ちなみにわが国で同社はバセロン・コンスタンチンの名で親しまれていましたが、このリシュモングループに参画したあたりからじょじょにヴァシュロン・コンスタンタンの名前が広まることとなりました。現在では、時計市場の広がりとともに人気を高める一方で、現行ブランドでは珍しくエレガンス・ラインの層が厚く、通な時計愛好家から根強い支持を集めます。

ヴァシュロン・コンスタンタンが随一の歴史・屈指の時計製造とともに評価されるもう一つの理由として、「老舗でありながら今なお革新的」ということが挙げられます。

その事例は枚挙にいとまがありませんが、象徴的な偉業は2015年には創業260年を記念し、「世界一複雑な機械式懐中時計」として実にパーツ数2826個・57もの複雑機構を搭載させたRef.57260を発表したことではないでしょうか。

その後も複雑機構に関しては他の追随を許さない発展を遂げ、2019年には「振動数の異なるテンプを二つ搭載させ、使用に応じて切り替えを行える」という驚くべきツインビート・パーペチュアルモデルを発表しました。

マルタの相場は常に変化しています。それなら相場が上昇している時期、査定価格が高くなる時期に売りたいと思う方もいらっしゃるでしょう。ここではを売るべきと考えられる時期やヴァシュロン・コンスタンタンの売却価格が上がる可能性のあるタイミングについてご紹介したいと思います。さて、時計は高い時期を待って売るべきなのでしょうか?

ヴァシュロン・コンスタンタンの時計を売る場所としてリサイクルショップや、個人売買(ヤフオクやメルカリなどが有名ですね)をお考えのお客様もいらっしゃると思います。しかしヴァシュロン・コンスタンタンを売る場合は、時計買取専門店をおすすめいたします。

 

・リサイクルショップや総合取扱い店(バッグ、服、切手など)

まずリサイクルショップや総合取扱い店の場合、取扱い対象やお店の数がある業者さまほど、ヴァシュロン・コンスタンタンの査定経験の少ないかたが多くなり、リセール業界で公開されている相場金額を頼りに査定価格をつけられてしまうことがあります。リサイクルショップの場合、情報の少ないアンティーク・希少なヴァシュロン・コンスタンタンの査定には向かない場合があります。

 

・オークションなどの個人売買

次にオークションなどの個人売買に関しては、マージンが少なく抑えられますので、販売価格に近い価格で売れる可能性があります。しかし個人売買では、高額ゆえにすぐ売約に至らない、または売った後にクレーム、トラブルが発生したなどといったケースも少なくないようです。

 

・時計買取専門店

そこでヴァシュロン・コンスタンタンの時計を売る場所としてお勧めするのは、わたしどものような時計買取専門店です。時計専門なので、ヴァシュロン・コンスタンタンを売却いただいた実績も多く、成約後はその場で現金をお支払致しますのでスピーディーに売ることができて、トラブルの心配もありません。

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