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ダイヤモンドカッターとは何か?その歴史

469_リューター ダイヤモンド カッター

ダイヤモンドは切断(カット)して研磨(ポリッシュ)する事により多彩な表情を見せてくれます。同じダイヤモンドの原石でも、切断(カット)研磨(ポリッシュ)次第で「輝き」や「価値」が大きく変わります。貴重なダイヤモンドをより一層美しく見せるために、どのような加工やカットが採用されているのか理解しておくと良いでしょう。

ダイヤモンドカッターとは何か?

ダイヤモンドカッターと呼ばれる器具がありますが、ダイヤモンドよりも硬い素材はありませんので、同じダイヤモンドの粉末を利用した機器が使われています。工事会社などで使われる電動工具にグラインダーがありますが、この工具でもダイヤモンド粉末を使ったディスクがあり、レジノイド砥石やチップソーでは切断できないコンクリート・石材などの切断や溝付けに用いられます。

ダイヤモンドの原石はそのままでは美しさを発揮できないので、加工の最初の工程で使われるものがダイヤモンドカッターです。単にサイズカットのために使うだけではなく、アクセサリー類に用いる際に最適なサイズと重量に仕上げて商品価値を高めることにも貢献している器具です。

ダイヤモンドの性質とカット方法

ダイヤモンドは地球上で実験により確かめられている中では天然で最も硬い物質です。そんな硬いダイヤモンドでも、結合力の比較的弱い面があり、その性質を「劈開(へきかい)」と言います。その「劈開(へきかい)」を使った切断・カット方法を「クリービング」と呼びます。

また、ダイヤモンドの切断や研磨において、結晶構造上無視する事が出来ない切断可能方向を「グレイン」と呼びます。ダイヤモンドは原石の形に関わらず、石の内部で、最も柔らかい六面体面と、次に柔らかい十二体面とが有り、この面に沿ってダイヤモンドパウダーを使い鋸引き・切断する事ができ、これをソーイングと呼びます。逆にグレインを無視して加工する事は1ミリたりとも出来ません。

ダイヤモンドのカットの歴史

ダイヤモンドは古代インドでは紀元前から採取されていました。しかも、古い時代にも関わらずインド人たちはダイヤモンドの研磨技術を開発していたそうです。ただ、当時は今のような細かい面を作るカット法ではなく、カボション・カットのように面をつけていない石として楽しんだのではと考えられています。

ダイヤモンドにさまざまなカットを施すようになったのは中世のヨーロッパです。古い時代のことなので、諸説あるのですが、初めてダイヤモンドの研磨に成功したのは15世紀のことという記録があります。ベルギーのラドウィックヴァンベルムというダイヤモンド職人が「ダイヤモンドはダイヤモンドでカットできる」ことに気がつきました。

また、中世のパリでダイヤモンドの研磨職人が活躍し、さまざまなカット法を考案したといいます。17世紀になってようやく現在のブリリアントカットの前身といわれる「オールド・マイン・カット」が生まれます。そこから少しずつ変化していき、1919年にマルセル・トルコフスキーによってブリリアントカットが完成しました。それまでには多くのダイヤモンドカット職人「ダイヤモンドカッター」が試行錯誤してきたということです。

研磨業界の巨匠 フィリッペンス・ベルト

ダイヤモンドの原石は、熟練した職人によってカットされ、はじめて輝きを放ちます。たとえ最高品質のダイヤモンドの原石だとしても、カットによって、ダイヤモンドが本来持つ輝きを表現できない場合もあるのです。言い換えれば、最高のダイヤモンド原石を、最高のカッターがカットしたダイヤモンドは、最大限の輝きを放ち、人を魅了します。

そこでANTWERP BRILLIANTでは、ダイヤモンド研磨発祥の地ベルギーのアントワープにあって、現在最も熟練した研磨職人の一人で、ラウンドカットのトリプルエクセレントの分野で天才と称される「フィリッペンス・ベルト氏」を専属カッターとして指名しました。

ベルト氏なくしては、このブランドは誕生しなかったといっても過言ではありません。ベルト氏は、ベルギー品質の高さを世界に印象付け、1993年にはエクセレントカットの人気を不動のものにした「ハート&キューピット」の研磨に成功、研磨業界に新しい常識を作り出しました。現在までにトリプルエクセレント、ハート&キューピットのダイヤモンドを数多く研磨した経歴を持つ凄腕の現役ダイヤモンドカッターなのです。

フィリッペンス・ベルト氏率いる研磨チームは、現在までに約500万個以上のダイヤモンドを研磨し、0.15ct以上のサイズにおいて世界最高クラスの研磨レベルを誇っています。

まとめ

ダイヤモンド加工の歴史は、超硬素材であり脆(もろ)い特異な性質のダイヤモンドの魅力を最大に引き出すため、ダイヤモンドカッターやポリシャー(研磨師)はじめ各作業分野で狭義の専門性を要求される技術を創意工夫の末に開発する中で問題に挑む歴史でもありました。今、私たちが手にするダイヤモンドは、そのような長い歴史を経て少しずつ最高の輝きへと近づいていったのです。そしてダイヤモンドはいつの時代も最高の輝きで私たちを魅了してくれます。

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