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現代日本で現金をそのまま所持し続けることがリスクと言われています。一昔前は銀行に預け入れ定期預金・普通預金で現金が増やすことが可能でした。多くの人が銀行の預金金利を利用していたことでしょう。しかし、今の銀行は金利がとても低く、ただ預けるだけとなっています。こんな今だからこそ、個人で考え資産運用をしていく必要があります。本記事では、資産運用が初めての方でも始めやすい「金」の資産運用について、その注意点について説明していきます。
2022年大きな変動を見せているのは金相場だけではなく、原油・為替・株価など様々な相場がここ2年ほど大きな動きを見せています。しかし、今年の金相場に限れば、これを大きく動かす要素は、【ウクライナ情勢】・【コロナショック】の2つの要素があげられます。コロナショックについては、人・物の流通がマヒすることで経済が悪化し、またマヒするのではないかという不安を呼んでいます。間違いなく「金相場が高値で維持されている原因」となっており、コロナが収束し不安が解消するまでは金相場が下がる…ということはなさそうです。
また、ウクライナ情勢については間違いなく、金相場を上昇させる要因となっています。今月(2022年2月)の動きを見ても金相場が大きく上昇したのは2月7日からの10日間で、「今にもロシアがウクライナに侵攻する」という情報が流れ続けた時期と重なっています。私自身の考えとしては、「侵攻したら金相場が上がるかどうか」ということではなく「どうなるか分からない」という状況こそが金相場をずるずると引き上げてきた事に繋がります。ロシアがウクライナに侵攻して、どのくらい犠牲が出るか分からない。それに応じて西側諸国が、どの程度の規模で経済制裁するか分からない。よってどのような影響が経済に出るか分からないこの「わからない」「わからない」という一寸先は闇のような動きの速さ・不確定要素こそが「今は金を買っておこう」という動きにつながり、短期的なNYでの金相場上昇につながっています。

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