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ルビーの石言葉は? 意味・効果・種類と「怖い」と言われる理由を解説

ルビーの石言葉は? 意味・効果・種類と「怖い」と言われる理由を解説
上田 勝太(うえだ しょうた)
記事の監修者
AACD協会基準判定士(ブランド品、時計の真贋及び輸入検品など)
上田 勝太(うえだ しょうた)

2024年4月にAACD協会基準判定士の資格を取得し、ブランド品や時計の真贋判定、輸入検品に精通。
豊富な経験と確かな鑑定眼で信頼性の高い情報を発信しています。

和名で紅玉と呼ばれる「ルビー」は、燃えるような赤い輝きにちなみ、私たちの行動を後押しする言葉が込められています。今回は、そんなルビーの石言葉から、着用するとどのような効果が得られるのか詳しく解説します。

7月の誕生石「ルビー」の基本情報

鮮やかな赤色が特徴的なルビーは、コランダムと呼ばれる鉱物の一種です。まずは以下の基本情報をもとに、ルビーの特徴について詳しく解説します。

宝石名 ルビー
英語名 Ruby
和名 紅玉(こうぎょく)
鮮やかで濃厚な赤色
産地 ミャンマー、ベトナム、カンボジア、タイ、スリランカなど
モース硬度 9
光沢 ガラス光沢~金剛光沢
化学組成 Al₂O₃(酸化アルミニウム)
比重 3.9~4.1
誕生石 7月
石言葉 「情熱」「仁愛」「生命力」「美」「勝利」「勇気」など

ルビーの特徴

ルビーは世界の四大宝石の一つで、鮮やかな赤い色が美しい宝石です。その見た目から、別名「宝石の女王」とも呼ばれています。

元々は、コランダムという酸化アルミニウムを主成分とした無色の鉱物で、内部に微量元素のクロムが含まれたことで赤く発色しています。

コランダムが元になった宝石は、赤色の中でもオレンジや紫に近いものとさまざまですが、ルビーと呼べるのは純粋な赤色をもつものです。それ以外の色はサファイアに分類されます。

ルビーのモース硬度

ルビーのモース硬度は9で、ダイヤモンドに次ぐ硬さです。

基本的に硬度が低い宝石は衝撃を受けると割れる可能性が高いですが、ルビーのような硬度を持つ宝石は優れた靱性を持っているので、加工を施しても割れにくいです。

シンプルな美しさと強さを兼ね備えた特別な宝石であり、美しさを保ったまま加工できるのが非常に高いポテンシャルを持っている点で高い評価を受けています。

ルビーの原産地

ルビーはいろいろな地域で産出されていますが、その中でもミャンマーは世界屈指の希少性が高いルビーが採れることで有名です。ミャンマーで産出されるルビーは、ピジョンブラッドと呼ばれる鮮やかな赤のルビーが多いことから高い評価を得ています。

他にもベトナムやカンボジア、タイ、スリランカ、マダガスカル、タンザニア、モザンビークと、さまざまな産地から高品質なルビーが発掘されています。

ルビーの歴史

ルビーの歴史は非常に深く、旧約聖書にも記述があるほどです。

例えば、古代ヨーロッパではスタールビーの6条の光から「3つの剣」と呼んで邪気を払う魔除けの役割があり、高貴の象徴として用いられていたとされています。王族や騎士たちのお守りのような意味合いがルビーにはあったのです。

ほかにも、深紅色が血を連想させることから心身の健康を司るとも考えられていました。これは、現代のパワーストーンのルビーに引き継がれていると言えます。

サファイアとの違い

ルビーとサファイアは同じコランダムという鉱物ですが、含まれているものによって色が変化します。

ルビーはクロムを少量含むことで赤く色づき、サファイアは鉄やチタンが含まれることで青や黄色などに色づきます。そのため、2つの宝石の違いは「色の違い」のみと言えるでしょう。

ルビーの由来や意味

ルビーはラテン語の赤を意味する「ルベウス(rubeus)」が語源とされており、古代から神聖な石として崇められてきました。ここでは、有名な古代インドやスリランカの一説から、ルビーの由来や意味について見ていきましょう。

古代インドでのルビーの由来や意味

古代サンスクリット語でルビーは、「ラトナラジュ(ratnaraj)」、つまり高貴な石の王と呼ばれていました。

古代のヒンズー教徒は、神クリシュナにルビーを捧げることで、来世では皇帝として生まれ変われると信じられていたのが特徴です。

また、古代インドではルビーの赤が炎と捉えられていて、太陽の宝石と言われていました。消えることがない炎として身に付けた人は長寿になると言われており、さらに水を沸かすことができる魔法の宝石とも言われています。

スリランカでのルビーの由来や意味

ルビーの産出国として有名なスリランカでは、インド神話の羅刹の王ラーヴァナがラーマ王子に放った矢で倒れた際に流れ込んだ石がルビーとなった伝説があります。

また、アスラ神族の王マハーバリの伝説では、紆余曲折あってアジア各地に落下したマハーバリの身体がルビーになったという伝説もあります。

ルビーの6つの石言葉

ルビーには、心や健康、美容に関係した石言葉が込められており、どれもエネルギーにあふれたポジティブな力が備わっています。ここでは、代表的なルビーの石言葉を6つご紹介します。

情熱

さまざまな石言葉があるなかで、ルビーを象徴する最も代表的なものが「情熱」です。

燃え上がる炎のようなエネルギーを開放し、仕事や勉強など、目標に向かって突き進む力を与えるとされています。もちろん、恋愛にもその効果は発揮され、恋が実るようサポートしてくれます。

心の内側を輝かせ、目的のために努力を注ぐことができるようになるでしょう。

愛情

ルビーには、他者を慈しむ「愛情」を象徴する宝石とも言われています。

「深い愛情」や「仁愛(じんあい)」という石言葉があり、恋愛以外にも家族や友人など、周囲の人々に対する「思いやりの心」を育ててくれます。持ち主の心を愛情で満たし、包容力のある優しい人間関係を築くことができるでしょう。

そのため、ルビーは贈り物としても最適な宝石といえます。相手への信頼や感謝のしるしとして選んでみてはいかがでしょうか。

炎・血

ルビーの鮮やかな赤色は、古来から「炎」や「血」といった生命に関するものを象徴としており、「生命力」や「血液の浄化」などの石言葉があります。

魔除けの効果があると言われており、内に秘められた生命エネルギーを高めて持ち主の病気や災難から守ってくれます。不死鳥にもたとえられており、健康や長寿を維持する力があるのです。

血液に関わる効果もあり、貧血や低血圧などの症状が改善されるとされています。

ルビーは美しさの象徴とも言われており、「美」をはじめ「優雅」や「色気」といった石言葉が込められています。

女性との相性がよく、鮮やかな赤色には妖艶な輝きが、持ち主の潜在的な魅力を引き出すとされています。異性を惹きつけ、出会いのチャンスを増やしてくれるでしょう。

歴史的に見ても、古来から多くの王妃や貴婦人たちがルビーを身につけており、自身の権威や美しさを高めていたと言われています。華やかな場で輝きたい方におすすめです。

勝利

「勝利を呼ぶ石」と言われているルビーは、古代から王や戦士たちに愛されていました。持ち主をあらゆる困難から守り、勝利へと導くパワーがあるといわれています。

そのような背景から、現代でも仕事やスポーツなど、ルビーは人生のさまざまな勝負事や試練に立ち向かうためのお守りとして重宝します。ライバルに打ち勝ち、目標達成に向けて後押ししてくれるでしょう。

威厳・勇気

ルビーには、精神的な強さをサポートする石言葉として「威厳」や「勇気」があります。

威風堂々とした鮮やかな赤色は、カリスマ性やリーダーシップを与え、組織の中でも「存在感」を発揮するとされています。仕事で困難なことに直面しても、それに立ち向かうための勇気を与え、自信を高めてくれるでしょう。

ルビーの石言葉が怖いと言われる理由

ルビーの石言葉を調べると、「怖い」という検索ワードが表示されることがあります。これは、色のイメージからネガティブな意味で解釈されているためだと考えられます。

情熱や勇気など前向きな石言葉があるルビーですが、中には「愛の疑惑」という石言葉があります。「愛の疑惑を消し去る」という意味が込められているのですが、言葉が独り歩きした結果、嫉妬や疑惑という後ろ向きな言葉と結びついたのでしょう。

ほかにも、鮮やかな赤色が「血液」や「争い」を連想されることから、怖いと思われている側面もあります。

このように表面的な解釈で怖いと言われるルビーですが、実際はポジティブな言葉が込められた幸運を引き寄せる宝石です。世界中の人々にも親しまれているため、安心して身につけてください。

ルビーを身につける効果

鮮やかな輝きからもわかるように、ルビーにはポジティブなパワーがあふれています。スピリチュアルの視点では、身につけるとどのような効果が現れると言われるのでしょうか。

恋愛成就の効果

石言葉のひとつである「仁愛」が示すように、ルビーは恋愛成就の効果が期待できる宝石です。

情熱的なエネルギーが恋愛への積極性を引き出し、意中の相手を惹きつけるとされています。持ち主の魅力を高め、深い愛情を育むでしょう。

パートナーと長く関係をもっている方は、マンネリ化した関係に情熱を取り戻します。新しい一歩を踏み出すきっかけとなるでしょう。

仕事での成功を高める効果

ルビーには「情熱」や「勝利」という石言葉がありますが、「仕事を成功へ導きたい」という強い思いをサポートする効果があるとされています。

古くから、王や権力者が勝利へ願って身につけていたという歴史があり、ルビーにはカリスマ性やリーダーシップを与える効果があると言われてきました。そのため、難しい商談や困難なプロジェクトを成功へ導くとされているのです。

目標達成へ行き詰まったときに、お守りとして身につけるとよいでしょう。

健康・活力向上の効果

燃えるような赤い輝きをもつルビーには、生命力を高める効果があると言われており健康維持や活力向上が期待できます。あらゆる病気や災難から持ち主を守り、目的達成に向かって活発に動けるようになるでしょう。

見た目の印象が血液になぞらえていることから、冷え性や貧血などを改善する効果も期待できます。

ルビーの色の種類

鮮やかな赤色が特徴的なルビーですが、色の濃さによって名前が区別されているのはご存じでしょうか。どのような色の種類があるのか、ここで詳しく解説します。

ピジョンブラッド

主にミャンマーで産出されるピジョンブラッドは、希少性が高い「最高品質のルビー」です。

他のルビーより強い蛍光を発している上に彩度と純度が高く、鮮やかで深い赤色をもちます。ミャンマーから産出されたものだけが呼ばれていましたが、現在は規定の色味をクリアしたものを「ピジョンブラッド」と呼ばれています。

市場では、非加熱のピジョンブラッドが特に高く、1カラットを超えると数百万円以上の価格で取引されることがあります。

ビーフブラッド

ビーフブラッドは、希少なピジョンブラッドとは違い、市場によく出回っているのが特徴です。牛の血と呼ばれているように成分に鉄が多く含まれているため、透明感はあまりありませんが、落ち着いた赤みをしています。

市場によく出回っているとはいえ、ビーフブラッドも十分に希少なので高額で取引されているのがポイントです。

チェリーピンク

ルビーといえば赤色を想像しますが、チェリーピンクと呼ばれるルビーは違います。

ルビーはクロムを含むことで赤くなりますが、チェリーピンクは微量なクロムを含んでいるため、ピンクのようなライトレッドになります。透明感が高い上に発色も明るく、一見するとルビーと思わない人もいるかもしれません。

しかし、クロムの含有量が0.1%以下の場合はルビーと認められず、同じコランダム鉱物のサファイアに分類されます。希少性は高いものの、クロムの含有量が少ないので他のルビーと比べると値段も安価になります。

スカーレットレッド・クリムゾンレッド

スカーレットレッド・クリムゾンレッドは近年タンザニアとモザンビークで産出された宝石です。スカーレットレッドは少しオレンジがかった色味をした赤で、クリムゾンレッドは僅かに青みがかった深い色をしています。

当初はピジョンブラッドと呼ばれるほど非常に美しい色調ということで注目されていましたが、太陽にかざすとピジョンブラッドよりも少し暗く見えることから2種類の宝石に分けられました。

それでも美しい色調であることに変わりはないため、人気が高いです。

特徴的な2つのルビー

色合いによって名前が細分化されているルビーですが、中には珍しいものがあります。ここでは、個性的な特徴をもつ2種類のルビーをご紹介します。

スタールビー

ルビーに光が当たった際に6本の星のような模様が浮かび上がるものをスタールビーと言います。

スタールビーには透明感が少ない代わりにルチルシルクという内包物が含まれています。一般的に内包物が含まれている宝石は価値を下げる要因となりますが、効果そのものの希少性が高いため、価値があるのです。

ルチルシルクが適切な量であること、そしてスター効果が強いものほど資産価値が高いとされています。

合成ルビー

合成ルビーとは人工的に作られたルビーのことで、たくさんの合成石の中でも一番最初に作られたとされています。

リーズナブルな価格で手に入りやすく、高い透明度と鮮やかな赤色が支持されています。

ルビーは結婚40周年の記念石

結婚してから40年経過した記念日は、ルビー婚式と言われています。ルビーの石言葉にもある「情熱」や「深い愛情」のように、2人の愛を確かめ合う記念日となっています。

40年間連れ添った関係をお祝いして今後の良好な関係を築いていくために、ルビーを送るのも良いかもしれません。

ルビーのお手入れ・浄化方法

ダイヤモンドに次ぐ硬さで衝撃に強いルビーですが、放置したままにすると美しさや効果が失われてしまいます。最後に、ルビーの長く使用するための方法についてご紹介します。

ルビーのお手入れ・保管方法

美しい状態を維持するためにも、日ごろのお手入れが欠かせません。

ジュエリーの着脱時に手で触れる機会がありますが、皮脂や汗による汚れが次第に溜まっていきます。同様に、化粧品やヘアスプレーも劣化の原因につながります。

放置すると黒ずみなどが発生するため、柔らかい布で優しく拭く習慣をつけましょう。汚れが取れない場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯に柔らかいブラシをつけ、丁寧に洗いましょう。

また、保管場所にも注意が必要です。ルビーは直射日光に弱い宝石で、紫外線により変色してしまう恐れがあります。暗い場所に保管するようにしてください。

ルビーの浄化方法

幸運を引き寄せるルビーの効果を高めるためにも、定期的に浄化を行いましょう。特にいつも以上に活躍できた日は、丁寧に行うことが大事です。

ルビーを浄化する方法はさまざまですが、中でも簡単なのは、夜に月光の下で行う方法です。一晩休ませることで優しく浄化され、力を回復することができます。最も良いとされるのは満月ですが、月の光を当てることができるなら、欠けた状態でも大丈夫です。

日光による方法もありますが、紫外線により変色してしまう恐れがあるため、控えましょう。

まとめ

夕日のように赤々としたルビーは、その輝きに見合った非常にポジティブなエネルギーに満ちている宝石です。仕事や恋愛に高い効果があり、悩んでいる方の歩みを止めぬよう後押しします。折れかけた勇気や情熱に再び火を取り戻し、人生の成功へと導いてくれるでしょう。立ち止まっているときこそ、ルビーをお守り代わりとして身につけてみてはいかがでしょうか。

上田 勝太(うえだ しょうた)
記事の監修者
AACD協会基準判定士(ブランド品、時計の真贋及び輸入検品など)
上田 勝太(うえだ しょうた)

2024年4月にAACD協会基準判定士の資格を取得し、ブランド品や時計の真贋判定、輸入検品に精通。
豊富な経験と確かな鑑定眼で信頼性の高い情報を発信しています。

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