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真珠を手放す前に「知っておきたい」いくつかのこと

1791_真珠 買取

真珠(パール)の買取をお願いする前に、評価の基準を知っていれば「査定結果が適切なものかどうか」を、判断しやすくなるのではないでしょうか。真珠にはダイヤモンドのように、明確なグレード(市場共通の基準)がありません。今回はそんな真珠の価値に関して、少しお話しいたします。

世界最古の宝石といわれる「真珠」

古くから「月のしずく」、そして「人魚の涙」と呼ばれている海の宝石「真珠」。

紀元前3200年頃、真珠の歴史は人類が食用として集めた貝の中に、この神秘的でまばゆい純白の玉を見つけたことから始まります。世界的に見ても真珠は極めて稀少な宝石でした。

近代になり真円真珠の生成が日本で成功したことで、真珠は日本の文化を象徴する一つとなりました。「日本人が最も多く持つジュエリー」との推測がある通り、真珠は日本人にとって最も身近な宝石と言えるでしょう。

なぜ真珠は値段がつきにくいのか

買取の相場が安い理由は様々あります。購入時の価格と買取査定の価格に、極端な差が出てしまうこと自体は、そう珍しいことではありません。では真珠が安いと評価されてしまう理由はどこにあるのでしょうか。

真珠に値段が付きにくいといわれる理由は大きく3つあります。「傷が入りやすく劣化が早い」、「使われている地金の量が少ない」、「養殖真珠や偽物の真珠が流通している」。

特に養殖真珠による影響が大きいでしょう。現在市場に流通している真珠の大半が、養殖真珠や「イミテーションパール」と呼ばれる偽物が占めています。そのため真珠全体の価値が下がってしまいました。天然のように長い時間をかけずとも生産できるため、需要量よりも供給量が上回り、そのため値段が付きにくいといわれるようになったのです。

真珠の評価を決める7つの要素

真珠には明確なグレード(市場共通の基準)がありませんが、主に価値に影響する要素は「サイズ(大きさ)」「形状」「色(カラー)」「種類」「マキ(真珠層の厚さ)」「テリ(輝き)」「傷」の7つにあります。

これらを基準にした総合評価で、真珠の価値が決まります。

サイズ(大きさ)

サイズは真珠の価値を決める重要なポイントです。

一般的なサイズは6~9ミリで、9ミリを超えるものは希少価値が高くなります。完璧な真円の真珠は大きさに比例して、採るのが難しくなるからです。サイズが大きいものは、高い評価をしてもらいやすいのです。

形状

一般的に真円に近ければ近いほど需要が高く、高額で取引されています。ですが、真円以外に需要がないわけではありません。ジュエリーとして形の面白さを楽しんだり、鑑賞用として高く評価されることがあります。

それぞれの地域における形の好みも、評価に大きな影響を与えています。日本で好まれているのは球形です。形のバランスがよく、完全な球体に近いものが高く評価されます。

ただし、なみだ型が美しいドロップは評価が高く、イヤリングなどペアで形が揃っていれば、真円以外でも評価が高くなることがあります。

色(カラー)

真珠はカラーバリエーションが豊富なため、何色であるかで評価が大きく変わります。人気色はホワイトやピンクで、買取市場でも高値で取引されています。

アコヤ真珠の、ほんのりと柔らかいピンクがかった、「真珠」と聞いて思い浮かべる白色が人気です。一方、黒蝶真珠(くろちょう しんじゅ)といえば、孔雀のような色彩の「ピーコックカラー」が高評価となります。薄く緑がかった光沢を持つグレー系も人気です。

また中には、真珠を育てるときに染料を用い、染色されているものがあります。人工的に色がつけられたものより、自然なものの方が好まれます。一般的に価値が高いのは、やはり自然発色した美しい色のものです。

種類

真珠には形や色など様々な種類があります。採れる場所も海だけでなく、湖で採れるものもあります。採れる場所で細かく価値が決まっていて、評価も変わってきます。

例えば淡水と海水では、海水の評価が高くなります。理由は、淡水での生産は大量にできるという点です。ただ近年では技術の進歩により、淡水で質の高い真珠の生産が可能になっています。大粒のものや、貴重な色のものも作られており、高く評価される淡水産の真珠もあります。

マキ(巻き、真珠層の厚さ)

真珠は「真珠層」と「核」からできています。マキとは真珠の核を巻いている真珠層の厚さを指します。真珠を両分すると、その断面は層状になっています。マキが良いというのは、真珠層が厚いということです。

均一でなめらかな表面をもっていると、良質で美しい輝きを発するため、真珠層が厚いものほど高く評価されます。

テリ(照り、輝き)

真珠の輝きと光沢は「テリ」と呼ばれています。真珠の輝き方や表面のなめらかさのことです。テリが良い真珠の表面は、自分の顔が鏡に映っているかのようにハッキリと映ります。逆にテリの弱い真珠は、ボンヤリとくもったように映ります。

真珠表面からの輝きだけではなく、内側から力強い光沢が出ているようなものが価値が高いとされています。

真珠が育つ過程や加工時、所有している間にできた傷が評価されます。表面にヒビや傷がないものが高く評価されます。

ダイヤモンドなどの鉱物と比べると、傷が表面につきやすいのですが、普通に使っている程度で傷がつくことはありません。割れや欠けが発生する確率も低く、これは球体で多層構造のため弾力性があるからだといわれています。とはいえ、固く尖ったものでひっかくと、傷がつくことがあります。大きな傷の場合は、評価は下がってしまいますので、丁寧に扱う必要はあります。

真珠の種類

アコヤ真珠

しっとりとした気品のある輝きが、印象的な国産の真珠です。「真珠」と聞いて頭に思い浮かぶその真珠は、おそらくこのアコヤ真珠でしょう。

最も代表的なこの真珠は、古くは古事記や日本書紀にも登場しています。母貝自体に大きさがないので、真珠もそれほど大きくありません。ですが、形は母貝がきめの細かい結晶を分泌するため、他の真珠に比べても丸くなる確率が高いと言われています。現在日本で養殖されるほとんどの真珠がアコヤ真珠です。

花珠真珠

アコヤ真珠の中で、グレードすべてが高品質の、貴重な真珠は「花珠真珠(はなだま しんじゅ)」と呼ばれています。およそ200個の真珠の中からひとつしか採れないといわれているため、希少で高い価値がつきます。

白蝶真珠(南洋白蝶真珠

南洋真珠最大の真珠貝である白蝶貝(しろちょうがい)から採れる真珠です。母貝が約30センチ以上になる場合があるため、真珠も直径約19ミリまで大きく育つものがあります。珠のサイズが大きく、高級感があり、華やかで気品溢れる輝きから「真珠の女王」と呼ばれています。

黒蝶真珠(南海黒蝶真珠

一般的にタヒチ真珠と呼ばれる黒蝶真珠は、黒蝶貝(くろちょうがい)から生まれる黒真珠です。色味がシックでスタイリッシュな印象の黒系統で、男性にも人気があります。また母貝が活動的な方のため真珠が育つ過程で、真円とは違った個性的な形になりやすいのが特徴です。

淡水真珠

イケチョウ貝という大型の二枚貝から採れる真珠です。琵琶湖などで養殖されます。形は一般的に楕円形や、中にはユニークな形のものも多いのが特徴です。色も天然に出るホワイトはもちろん、オレンジ、ピンク、ローズと豊富です。最近では養殖技術の向上で真円や大粒のものがあり、一見だけでは、アコヤ真珠や南洋真珠と見まちがえてしまうほどです。

真珠の国内二大ブランド

真珠のアクセサリーには、ブランド製品とノンブランド製品があります。ブランドの真珠は高額ではありますが、ブランドバリューと品質により価値が高く、有名なブランドのものは高値がつく可能性が高いです。

日本国内には実績と信頼を持ち合わせた、老舗二大ブランドがあります。世界中から高く評価される、この二大ブランドについてご紹介しましょう。

世界で初めて真珠の養殖に成功した「ミキモト」

1893年に創業したミキモト(MIKIMOTO)は日本の代表的なハイジュエリーブランドの一つです。貴重な宝石として知られていた真珠の養殖に、世界で初めて成功したことで有名です。

志摩国鳥羽町の相島(おかじま)で、世界初の養殖真珠を成功させました。まず半円形真珠の養殖に成功し、それから6年後、真珠専門店「御木本真珠店」を銀座でオープンします。さらにその6年後、つまり半円形真珠の成功から12年後、ついに真円形真珠の養殖も成功するようになりました。

日本における真珠産業の基礎を作ったミキモトは、現在では真珠だけでなく各種宝石も扱う、国際的な宝飾店です。

ミキモトが願い続けた想い

希少な偶然の宝石だった真珠を、本物以上の本物として作り出したミキモト。

創業者の「世界中の女性を真珠で飾りたい」と願い続けた想いを受け継いで、一世紀以上経った今なお、至高の美を求め続けています。

TASAKI(タサキ)

1970年、田崎真珠は絶滅が危惧され「幻の真珠」と呼ばれていたマベ真珠の養殖を、世界で初めて成功させました。

国内の真珠生産・加工・販売を行う企業としても実力が高く評価されており、養殖から販売まで一貫して行う日本でも類を見ない宝飾店でもあります。実際に農水大臣賞を7回も受賞した実績があり、「TASAKI」は世界的にも有名なハイジュエリーブランドです。

貴重な資格「サイトホルダー」

1994年、世界最大のダイヤモンド原石供給会社である「DTC」から、直接原石の供給を受けられる「サイトホルダー」を取得しました。この資格には全世界でも数10社しか認められていないほど、非常に厳しい審査基準が設けられています。その基準を突破したことからも田崎真珠の実力が伺えます。

高額に査定されるポイント

鑑別書や保証書など購入時の付属品

真珠は高級な宝石なので、購入すると鑑別書や保証書が付属します。鑑別書はマキや光沢など5項目に関して、それぞれ5段階評価がされているので、分かりやすく真珠の品質を証明してくれます。

買取価格の向上につながるため、真珠を購入したときに受け取った付属品は、大切に保管しましょう。

真珠の状態

真珠の状態は買取価格を大きく左右します。傷がついていたり、化粧品や手垢が付着し光沢を失っていると、価値が落ちてしまいます。傷を直すことはできませんが、失った光沢は日頃の手入れである程度回復するため、査定前にお手入れしておきましょう。

価値を保つためにこまめにお手入れをしましょう

真珠のメンテナンス方法

正しいメンテナンスの方法が重要

真珠は有機物なので、真珠の価値を維持し続けるためには、定期的なメンテナンスが重要です。誰でも簡単にできるお手入れとしておすすめなのが、「使用した後に汚れを拭き取っておくこと」です。

皮脂や汗がついたままだと、真珠の輝きが鈍くなってしまいます。真珠の汚れを落とす際は乾いた柔らかい布を使用しましょう。布が硬すぎたり強く擦ったりすると、真珠の表面に傷がついてしまう恐れがあります。力加減は注意しながら拭き取るのがコツです。

汚れをそのままにして収納すると、汚れが定着して取れにくくなることもあるので、使用するたびにメンテナンスをして、美しさを保ちましょう。

落ちにくい汚れがついた場合

真珠を磨くために開発された、特殊な素材を使用したクロスを使えば、通常の布よりもパールを美しく輝かせることができます。

また真珠に落ちにくい汚れが付いた場合は、真珠専用の洗浄剤を使用する必要があります。他の種類のものを使用すると劣化の原因になるので、アクションを起こす前に、専門家に相談することをおすすめします。

まとめ

今回は真珠の価値を決める基準について、少しお話しをしました。真珠の価値を落としてしまう可能性があるのは「テリ」と「傷」です。真珠は生物が生み出す宝石であり、ダイヤモンドなどの鉱物と比べると、柔らかく酸化に弱い、繊細な宝石です。所有している間も価値を保てるよう、使用後のメンテナンスを欠かさずしましょう。

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