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トゥールビヨン

252_トゥール ビヨン 3 軸

時計界の3大複雑機構の1つ、トゥールビヨン。時計の進歩を200年も早めたといわれる天才時計技師アブラアン-ルイ・ブレゲによって発明された機構です。日本でも2006年にケンテックス社が日本製のトゥールビヨンを発表し、当時話題になりました。そのため腕時計にご興味をお持ちの方であれば、トゥールビヨンというキーワードを耳にしたことがあるのではないでしょうか。とはいえ、詳しいことまでは知らないという方も多いはず。そこで今回はトゥールビヨンの仕組みや種類、魅力などに迫ります。

トゥールビヨンとは

ゴング等の音で現在時刻を知らせるミニッツリピーターや、日付調整が不要なパーペチュアルカレンダーと共にトゥールビヨンは世界3大複雑機構の1つとして知られています。フランス語で「渦」を意味し、1800年代に天才時計師のアブラアン-ルイ・ブレゲによって発明された姿勢差によるズレをキャンセルする機構です。

装着時の時計の姿勢が変わるごとに、重力によって計時の調整に変化が生じると考えていたアブラアン-ルイ・ブレゲ。重力こそムーブメントの規則性の敵であるという観察の基、時計の向きが一定でなくても高い精度を保つ革新的な機構、トゥールビヨンを発明しました。巧みな技術を持つ熟練時計技師と長期の制作期間を要するため希少性がとても高く、搭載モデルの販売価格も総じて高額となっています。

トゥールビヨンの仕組み

トゥールビヨンは一定の姿勢でいることを、時計自らが補正していくという特殊機構です。前述した「姿勢差」の課題を、ヒゲゼンマイを動かすことによって解決しています。

ブレゲは、いっそヒゲゼンマイ含むテンプの姿勢を変化させ続けることで、地球上のどこにいても逃れられない重力の影響を平均化させようと試みました。そこで、脱進機・調速機構をまるごとキャリッジ(籠)に格納してしまい、かつキャリッジごと回転させることで重力からの影響を分散させる荒療治に出たのです。

このキャリッジは秒針が取り付けられる4番車と相関関係にあります。キャリッジと固定された四番車の間にあるガンギ車と噛み合うことで、キャリッジが回転する仕組みに。そのため1秒間に1回転を可能としており、スモールセコンドの役割を果たすこともできます(上記画像のセンターはクロノグラフ針)。このキャリッジが回転する様が「渦のようだ」ということから、トゥールビヨン(仏語で渦)と名付けられました。

まとめ

長い時計の伝統に君臨する複雑機構・トゥールビヨンについてご紹介いたしました。多くの時計職人・時計愛好家を虜にしてきた精密精緻で美しい世界。その一端をお伝えできていればと思います。

近年ではより身近に当該機構のロマンを味わえるとあって、狙っている方も多いのではないでしょうか。芸術作品のような美しさを放つトゥールビヨンは腕時計の存在感をぐっと高めてくれます。この機会に是非調べてみてください。

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