お電話 でのお申込み・ご相談は 0120-15-1234 電話受付:
24時間
メール
24時間OK! メールでお問い合わせ

選べる3つの買取方法

ボタン 店舗買取

ご成約で即現金化!
お得な来店特典もあります!

ボタン 出張買取

ご自宅に査定員がお伺いする、
外出不要の買取サービス!

ボタン 催事買取

各地域の催事会場で行われる、
期間限定の買取イベント!

Instagram Facebook Twitter Youtube
買取大吉 世界経済に大きな影響を与えたリーマンショックを詳しく解説!

世界経済に大きな影響を与えたリーマンショックを詳しく解説!

008_リーマンショックとは

リーマンショックという名称を聞いたことがある人は多いと思いますが、その内容について詳しく説明できる方は少ないと思います。リーマンショックはアメリカ、ニューヨークの大手投資銀行だったリーマン・ブラザーズが経営破綻したことによって引き起こされた、世界規模の経済危機になります。今回はそんなリーマンショックについて解説していきます。

原因となったリーマン・ブラザーズとは

リーマンショックはリーマン・ブラザーズの経営破綻が原因ですが、まずはリーマン・ブラザーズについて解説します。

リーマン・ブラザーズとは

リーマンブラザーズの由来は創業者であり、ドイツ出身のリーマン3兄弟がアメリカで起業した会社で、元々は金融と関係なく綿花などを取引していました。その後、金融事業に手を伸ばし、大成功したことで会社の規模が拡大、アメリカで4位の投資銀行に成長しました。世界経済の中心ともいえるアメリカで4位の投資銀行が経営破綻したとなると、反響の大きさがわかるかと思います。

経営破綻に陥った原因

では、全米で4位という超大手の投資銀行が経営破綻を起こした理由とはなんだったのでしょうか。一番大きな要因となったのはサブプライムローン問題といわれています。このサブプライムローン問題については次項で詳しく解説します。

サブプライムローン

リーマンブラザーズの経営破綻の原因になったサブプライムローン問題ですが、このサブプライムローンとは一体どんなものなのでしょうか?

低取得者向け

サブプライムローンとは、アメリカの低取得者向け住宅ローンのことです。

通常のローンとの違い

通常のローンは購入資金を金融機関から前借りし、働きながら返済していくというものです。この時、金融機関が重視するのは借主の信用度です。この信用度は一定以上の水準の収入がある事に加えて安定した収入源があるかどうかで判断します。これは、借主の自己破産などにより、貸したお金が返ってこないリスクを減らすためです。サブプライムローンはこのような通常のローンが利用できない低所得者でもお金を借りることができるローンでした。これはなぜでしょうか、大きな理由としては2点あります。

金利が高い

サブプライムローンは一般的なローンに比べて金利が高めに設定されています。「低所得者向けなのにそれだと矛盾していない?」と思う方も多いと思います。これはなぜかというと、金融機関側のリスク回避のためです。この場合、もしも貸したお金を返せなくなった人が現れても、高い金利に耐えてお金を返済していた人がいれば、返済できない分を補填できるからです。

払えなくなったとしても大丈夫

金利が通常ローンに比べて高いなら借りるリスクを考えると、借りる人は少ないのでは?と考える人も多いと思います。しかし、サブプライムローンにはたとえ支払いができなくなってもその家を引き渡せば、その後の請求が一切ないという魅力がありました。通常は家のローンを支払えなくなった場合には担保にしていた家や財産に加え、それらだけでは足りない残りの費用もその後、返済する必要があります。

しかし、このサブプライムローンはそうしたリスクがなく、いざとなったら家を返してアパートなどに移り住めば問題にならないという面もあり、これらの条件が今まで買う事の出来なかった消費者を住宅購入へと踏み切らせたのです。

住宅バブル

上述のようなローンが成立していた背景には、アメリカの住宅バブルがありました。アメリカでは2007年まで、住宅の値段が下がる事がなくどんどん値上がりしていました。そのため、購入当初より住宅の価値が下がるという事がなく、住宅を担保にしていれば簡単にお金を貸すことができていたのです。

バブルの崩壊

住宅への需要が高まり、価格が上昇し続けている状況を重く見たアメリカの中央銀行(FRB)が、バブル景気をおさえるために、金利の引き上げを行いました。その結果、住宅価格が下落することになり、現在の住宅の価値が購入時を下回る物件が数多くでてしまいました。

投資銀行であるリーマンブラザーズが被害を受けたのはなぜか

実際にこのサブプライムローンで金銭を貸していたのは住宅金融機関であり、投資銀行ではありません。では、投資銀行であるリーマンブラザーズはなぜ、このサブプライムローン問題によって大きな被害を受けたのでしょうか。

債権の売買

住宅金融機関はリスク回避のために高金利にしていると上述しました。また、それ以外にもリスク回避のために行っていたことがあり、それが債権の売却でした。債権とは貸したお金を返してもらう権利です。つまり、借主から回収するお金をもらう権利を住宅金融機関は投資銀行に売っていたのです。そのため、本来契約時には関係のなかった投資銀行が関わってくることになったのです。

投資銀行側のリスク管理

前述のように、住宅金融会社は債権を売ることでリスク回避ができても、この仕組みだと投資銀行だけが大きなリスクを背負うことにならないでしょうか?債権を手に入れても、借主がローンを返済できなければ、投資銀行は利子を含んだお金を回収することができません。いったい投資銀行はどのようにしてリスク管理を行っていたのでしょうか?じつは、投資銀行もある対策をしていました。その対策とは、買い取ったサブプライムローンの債権を株と同じように、証券として商品化していたことです。その証券を消費者に売る事によって投資銀行はリスク回避をしていました。

このように投資銀行もリスク管理は行っていたのですが、住宅バブルの崩壊によってあまりにも多くの債権が不良債権に変わってしまいました。その影響はあまりにも大きく、全米で4位の投資銀行の倒産という大きな傷跡を残しました。

リーマンショックの影響

世界での影響

アメリカは世界経済の中心です。そのため、そのアメリカの第4位の規模をもつ投資銀行が倒産の危機を迎え、さらにそれに対して民間からも国からも救済がされなかった(規模が大きすぎて出来なかったという面もある)ため、世界中の人々が、今後ますます金融不安が大きくなると予想しました。その結果ニューヨークの株式市場が大暴落し、経済の動きが停止することで全体が不況になってしまいました。

日本での影響

当初はそこまで大きな影響を受けないとも予想されていた日本ですが、比較的安定している円を資産に求める動きが加速し、円高が急速に進みました。さらに、アメリカ自体が日本にとって最大の貿易国であったため、急激に進んだ円高ドル安により輸出関連の企業に大きな影響を与えることになりました。特に中小企業は急激な変化に対応することができず多くの企業が倒産する形になりました。

まとめ

今回は世界経済へ未曾有の被害をもたらした、リーマン・ショックについてご紹介しました。この教訓から世界では今後このような事が起きても対応できるように対策を練っていますが、実際に起こってみない事にはどうなるかはわかりません。そのため、今後このようなことが起きても対応できるように様々な要素から対応を考えることが大切でしょう。

お役立ちコラム人気記事

タグ一覧

カテゴリー一覧

買取品目のコラム
ブランドのコラム

買取品目

TOPへ